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2008/09/29

感性の歴史

サンデー毎日

2008年10月12日号

茂木健一郎 
歴史エッセイ
『文明の星時間』

第33回 感性の歴史

一部抜粋

 青年の頃は、他と違うことに価値があると思っていたから、多くの人が口をそろえて「良い」と言うようなものはかえって軽んずる傾向があった。
 絵画でも、一般的な人気があるものよりも、「おや」と首をひねるようなものを好んだ。たとえば、あるいは快楽に浸り、あるいは劫罰に苦しむ人々の群像を幻視的に描いたヒエロニムス・ボッシュの『快楽の園』。強烈な個性と尖った感性を示すこのような作品こそが、友人に対して胸を張って「ああいう絵が好きなんだよ」と自慢するにはふさわしく思えた。
 一方、「印象派」の絵を愛しているなどと言うのは、「政治的に正しくない」と感じられた。クロード・モネや、ポール・セザンヌ、ピエール=オーギュスト・ルノアールといった印象派の画家たちの作品はそれこそ子どもから老人までの誰でもが「ああ、これは良い」「価値がある」と肯定する。そのような芸術は、自分が本気になって向き合うべきものではないと感じていた。

全文は「サンデー毎日」でお読みください。

http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/ 

9月 29, 2008 at 08:37 午前 |

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赤ペンが走る、走る、 最終ゲラの上を、 1ページずつ確認作業をした。 何度か見直し検討してきたが、 改良点が出てくる。 [続きを読む]

受信: 2008/09/29 10:31:23

コメント

茂木健一郎さま

感性と言いますか 中学生の時 ベートーヴェンの5番 第3楽章から第4楽章への なんとも言えない低音での響きから歓喜のような
パーん パーん パーーん ・・・
心が揺すぶられ 茂木さまの表現 心の動揺 まさにそれでしたが
今、ベートーヴェンを聴いても きれいな音楽としか
ただ
カルロス・クライバーさまの日本公演 私、以前にも書いてますが外国語は出来ません それもレーザーデスクにて 

ばらの騎士 視聴していたのでウイーン国立歌劇場の東京公演 参った時のカルロス・クライバーさまの指揮に感動しました。

その数年前の日本で唯一 交響曲を指揮のクライバーさまの公演も実は参ってました

人見記念講堂でのコンサート バイエルンを指揮、それも今でも鮮明に記憶しています 切符に座席の印字? 切符の、それは手書きで座席番号が記入 かなり以前の話です。

ヘルベルト・フォン・カラヤンさまの指揮は一度だけ
今ではたぶん、もう開かれることはない

普門館

あの巨大な空間は 素人の私でも ちょっと大きすぎませんか
ただ、プロ中のプロ ベルリン・フィルですから その辺は・・・

オーケストラのコンサートで一番の感謝は

フジテレビさま主催でしたウイーン・フィル サントリーホールさまよりキャンセル待ちOKで 指揮者の方と対面の席 あれは昨日のことにと思える位 鮮明も鮮明に覚えてます


そういえば数年前の 同じくフジテレビさま主催でNHKホールでのBPO公演、早めにNHKホールに着いて 周辺をお散歩しNHKホールへ戻る
信号待ち、信号待ち・・・信号変わらない 全てが赤で 警察官の方々が多く

皇太子さまご臨席されました、その公演も素晴らしくでした。 

投稿: HIDEKI TOKYO | 2008/09/29 21:07:09

茂木先生はじめまして!123のサヴァン症候群で茂木先生を知りそれから大尊敬させて頂いております!そしてブログを見つけて興奮しています(笑)全く学のないものでコメントするのもお恥ずかしいのですが、いつかお逢い出来る事を夢みてその時に少しでも恥ずかしくないよう勉強しようと思っています。茂木先生大好きなのでこれからお身体に気をつけて、頑張って下さい(^o^)/

投稿: WAHINE | 2008/09/29 12:22:20

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