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2008/09/10

『赤毛のアン』の二つの「奇蹟」

Lecture Records

茂木健一郎
『赤毛のアン』の二つの「奇蹟」

2008年9月9日
朝日カルチャーセンター新宿教室

レクチャーと質疑応答

音声ファイル(MP3, 106.4MB, 116分)

9月 10, 2008 at 07:40 午前 |

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コメント

茂木さん、先ほど、こちらのご講義、拝聴させていただきました。

赤毛のアンには特に興味もなかったのですが、
茂木さんのお話を拝聴し、
キリスト教文化を絡めながらお話されたところなどは
たいへん楽しく拝聴させていただきました。

実はこちらのご講義、
今日拝聴したのですが、

茂木さんの”奇蹟”についてのお考えが
先日の「感動」というタイトルの日記へ
コメントさせていただいた私の意見とかなり重なっていたので、
びっくりしました!


宗教的な奇蹟もありますが、
日常すべてが奇蹟だともいえますよね。
奇蹟にはいろいろな形があると思いますが、
奇蹟を発見すればするほど、
感謝の日々、幸せな日々を送ることができるのではないかなと、
私は感じます。

人として生きている限り、
誰にも大事な人はいるわけで、
私にとっても、
私の欠点も含め、受け入れてくれる大事な方がいるわけで、
出会えたことに本当に感謝ですよね、

自分がこうして生きていて
いろいろなことがありながらも、
少しずつ成長していける、
これも奇蹟だと思うし・・・

何を持って何を受け入れて
成長というのか、
キリストは、弟子に裏切られたことも受け入れました、
その器の大きさ、

私はそこまでの心境にはなれませんが、
今でも差別や戦争があるのは
本当に辛いことですね。


素晴らしいお話、
どうもありがとうございました。


投稿: ももすけ | 2008/09/25 23:20:24

茂木さん、こんばんは。「赤毛のアン」の音声ファイル、ありがとうございました!とても興味深く聴かせていただきました。茂木さんの英訳や受講をされた皆さんからのご意見はとても面白かったです。中でも、最後に意見を述べられた方と私のこの物語の捉え方は非常に近いものがあるかと思いました。ヨセフの話、それから自分の身近に幸せはあるということ、そして「家」について、結婚・出産・お葬式がある・・・
それが「家」というものだという言葉は私の脳裏にやきついていました
。犬のお話もしておられましたね?マンディのことですね。大阪でのサイン会の時、私は茂木さんに一冊のメニューブックをお渡しいたしましたが、持っていらっしゃるでしょうか?そこにマンディのお話があるのですが・・・。茂木さん、とっても素晴らしいお話をしておられました
。「家と男」の話は???(笑)アンの感化力の凄さや「沈黙」に隠された深いお話、「秘密」を持つこと?このお話はうら若き魅力的な女性を限定にしたお話ですね?!うら若き魅力的な女性がお好きだったとは、やはり茂木さんも普通の男性なのかと思いました?!(笑)私は今でも友人の秘密は、胸の奥に
閉まっていることが幾つかありますが、これでよいかしら?(笑)
さて、真面目に書きますね。「人生で幸せになる為には奇蹟が必要」
ということ。それから「ひたむきに生きることの美徳」、「受容することの難しさ」についてのお話が印象に残りました。この「奇蹟」というのは、時々、やってきているように思うのですが、茂木さんのおっしゃるところの「祈り」にも近い何かというのは、何となくわかります。きっと、神様の悪戯のようなものではないですか?この年になって、戸惑うような「奇蹟」がやってくると、それは厄介なものかもしれませんね
?いえ、わかりません。有難いと思う人もいるのかもしれませんが、
私の想像力では、これが限界です。(笑)それから「ひたむきさ」、この言葉から連想する人がいて、それは、百恵さん。私が好きだったからかな?!ひたむき、けな気という言葉が彼女から浮かんできますね。よい言葉ですね!生きていく上でとても大切なことのように私も思います
。それから「受容すること」、う~ん、これは、どうなのでしょうか?
行動~気付き~理解~受容する・・・これは「何かに出会った時に受け入れる事が大事である。」ということですね?私は、出来ているのか、いないのか、どっちかな?(笑)多分、受け入れていると思うのですが
、その度に仕事では新しい分野のことを始めたり、クオリアノートも作ったり・・・これは好奇心と近いものを感じますが?!騙されること?
というのは、どう捉えるべきか?!(笑)私のこの想像力では限界なので、クオリア日記を通して茂木先生から学んでいきたいと思います。自分が変わる、変えていく力の大切さのことでよろしいのでしょうか?!
それから「ピュアな美意識」については私もこの頃、全く同じようなことを考えていました。よ~く理解できます。結局、自分の内なる美意識の基準というものがあって、その基準があるからこそ自分らしく生きていこうと思えたり、周りの人がどう考えようとも関係なくて、自分の基準で言動していることが多いように思うのです。一人の人を深く思う気持ちとどこか似ているのかもしれませんね。仕事も同じなのではないかと思います。心も体も鍛えた上によいものが生まれるような・・・うまく言えませんが。一流のアスリートを見ていても結局はそうでしょう?
茂木さんがおっしゃっていましたが、「賞を取る」とか、関係ないというのが多分、アンの世界なのです。それは例えば「メジャーになる」とかとも同じで、第一線ではない仕事舞台で重要な仕事をしている方や魅力的な人というのは、実にたくさんいらっしゃいます、今の私の周りには。職人さん!と思える人で、でも、とってもやわらかいのです。これはアンの世界ではないのかな?!最後に「かわいい」って、誇れることなのですね?私も実は「アンクラブ」に入ろうか迷いましたが、行動に移しませんでした。当時はたくさんのクラブがありましたね?関西ではルーピンズというのが、バターカップスと同じくらい大きい組織?!でした。茂木さん、かわいいですね!(笑)もちろん、賞讃の意味で。
長くなりますが、「赤毛のアン」は、私は中学一年の時に現国の教科書で学びました。茂木さんは小学五年生で?!私の記憶では、私が大好きだった先生から教わったということと、その時のクラスメートからシリーズがあると教わって、全巻を読んだので間違いない記憶です。(笑)
九州は遅かったのでしょうか?後でググってみましょうか?思いがけず
、「赤毛のアン」の受講が出来て嬉しかったです。ありがとうございました!!では・・・。

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/09/12 20:35:25

「赤毛のアン」の講座、いつもの「脳~」とちょっと雰囲気が違っていましたが、相変わらずユーモアが溢れて面白く、尚且つ興味深い講義でした。
昔読んだ「赤毛のアン」ですが、もう一度一巻から読みました。読んでいる間、とても幸せな気持ちだったので、あっという間に十巻まで読んでしまいました。
アンだけではなく、アンの周りの人々や、友達などのエピソードを読んで、優しい気持ちにもなりました。

人は考え方一つで、幸せにも不幸にもなる。幸せは、遠くにあるものではなく、自分の身の回りにあるのですね。
それは富でも名声でもなく、どんな境遇にいても誠実に生きる事、そして幸せは自分で作り出すもの。
一つの物事を見る時も、一つの考えに固まらずに、多方面から考えられる様になれたらいいですね。

ところでアドバイスいただいた「原書で十巻」ですが、まだ読み終わってないので、頑張ります~♪
のりこ

投稿: のりこ | 2008/09/11 19:12:17

茂木先生 こんにちは♪
昨日参加させていただきました。いつもの講座より女性の方が多かったせいか、全体的にソフトな雰囲気だったような気がします。アンから女性の幸福の話しになり、やっぱり「女性の幸福」は「家と、おと…」 いえ、良きパートナーでしょうか(笑)
家は古い家ですが、なんとかありますが、もうひとつの方は、なかなか…う~ん!…なのです(笑)アンのように、どんな状況や環境でも、それを受容して、ひたむきに頑張ることが、大事なんですね!少~し、ずれているかもしれませんけれど、そのお話しが面白かったので…(笑)幸福は以外と近くにあるかもしれません!近くに…近くに…ですね?だいぶ脱線してしまいましたけれど、とても講義は楽しくて、とても幸福になったことは間違えありません。ありがとうございました♪

投稿: 平井礼子 | 2008/09/11 1:37:21

音声ファイルを聴いている途中なのですが、あんなに嫌いだった赤毛のアンを買って読みたくなりました。

投稿: B56 | 2008/09/10 23:32:11

音声ファイル早速拝聴しました。
残念ながら当日は行けませんでしたが、十数年振りに「赤毛のアン」を
読み返し、やはりとても面白かったです。
10代で読んだ時はアンに自己投影してるところもあったかな・・と記憶していますが、今回は自分でも驚いたことに、マリラに近い目線でアンを眺め、可愛いな~と思っている自分がいました。
その変化は軽くショックでもありますが、少女から女性になり母になっていく、女性ならではの読み方かな?と思ったりもします。
茂木さんがおっしゃっていたように、10代で未来がぱーっと開けていた頃は夢や憧れ、希望に満ちて、なにかと賑やかしくもありました。
今回読んでみたら、アンがその当時の自分を思い出させてくれ、おもはゆいというか、苦く痛々しくさえありました。でもやっぱり、キラキラ輝いていたなー!と懐かしかったです。
読売ウィークリーでの連載にも書かれていましたが、アンが自分の境遇を受け入れて生きていくこと、そこに意味があるとの指摘に、はっと気付かされました。非常に大事なアドバイスとして受けとめています。
同じことの繰り返しのような毎日でも、「赤毛のアン」と一緒なら多少刺激的で愉快にもなりそうです。
年末発売の新刊も心待ちにしています。


投稿: こばやし | 2008/09/10 23:14:51

茂木様
音声ファイル、ありがとうございます。
楽しかったです。
私は、アンが作ったケティ・モーリスという友人の話が、心に残っています。

投稿: masami | 2008/09/10 12:50:05

クオリア日記、毎日楽しみに読ませていただいています。
コメントせずに読み逃げばかりですが、、、。
でも、このところ音声をアップしてくださったことが
本当にうれしくてうれしくて今日はそのことを伝えたく思いました。
私は毎日仕事しながら、茂木先生のアップしてくださるMP3を聞いています。過去のものからさかのぼって、何回も何回も繰り返し聞いてそのたびに新しい事に気づかされます。ちなみに私が一番好きなのは、美術館での大竹伸朗さんとの対談で、30回以上聞いたのではないかと、、。
毎日の単調に過ぎていくようにみえる自分の生活が、実は遇有性に満ちあふれていると思うだけで世界が変わって見え、知らない土地を旅する冒険者のような気分になれます。勇敢に突き進んでいかなければ!!

今年に入ってからは、音声アップがなくなり「残念だけれど、お話された、その場所、その時、1回性を大切にしようとする茂木先生の考えなのかも」とか考えたりしていました。

長くなりましたが、とにかく今日はアップしてくださって本当にうれしいのです。ただただ、この気持ちを伝えたくコメントさせていただきました。

投稿: chocolate | 2008/09/10 10:51:12

私はアンの息子の一人、(ウィリアムでしたっけ?)に初恋をしました。
そして、戦死したときに本当に真夜中布団の中でワーワー泣いた覚えがあります。

戦争って・・・。

感受性の強い高校1年生には大変恐ろしい物語でした。
その後大学生になってから、「赤毛のアンの料理ブック」もつい
買ってしまいました。
でも、心のどこかになんとなく、怖いシビアな物語だったという記憶があり
茂木先生のように繰り返し読んでいません。

この音声ファイルを聞いて、脳に涼しく、またぴりぴりと電気が走ったようでした。
私のこっそりとした秘密だった「赤毛のアン」をこんなにきちんと受容されている
人が、しかも男性で・・・いたんだなあ・・・。とうれしかったです。

その前後に沖田総司にも恋をしたのですが・・・
え?!その後?
もちろん茂木先生でしょう(爆)

投稿: 茂木先生崇拝者 | 2008/09/10 9:19:28

質疑応答があったんですね。

実は、アンを読み終えて、本の好きな若い人たちと、
この本について話し合っていたんです。

私もお聞きしたいこと、いっぱいありました。
今、ファイルの早送りしています。

どんな、質問がでたのでしょう?
楽しみです。


実は、本好きなひととアンの本の感想を言い合っている内に、同じ本を読んで、感想を言い合おうと言う話にすすんでいるんです。
私は本にあまり詳しくないので、今本好きな彼女(20代)が、
読んでいる本にすることになっています。


ファイルアップしてくださってありがとうございます。

ではでは

もう一度、教室にタイムスリップしますね~。


投稿: あすか | 2008/09/10 8:14:57

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