脳と音楽
Lecture Records
朝日カルチャーセンター講座
『脳と音楽』(さいしょの40分間)
2008年9月12日(土)
新宿住友ビル7F 朝日カルチャーセンター
音声ファイル(MP3, 35.8MB, 40分)
9月 13, 2008 at 10:18 午前 | Permalink
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音楽つながりでロンドン大学・ゴールドスミスの研究が記事になっていたのでメモ。 ノ... [続きを読む]
受信: 2009/05/17 23:18:35
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コメント
興味深く拝聴させていただきました。
シュレディンガーの方程式が音楽と深く関わっている...という一番聴きたかった話が掲載して頂いているmp3には欠けていましたが、後半でお話になっているのでしょうか?
勉強不足で深くは理解していないのですが、音のスペクトル(倍音)や、それを抽出するフーリエ関数等がシュレディンガーの方程式が繋がっていて、それが、究極原子レベルの話にまで行き着いてしまう?ってことに音楽の不思議さを感じたりします。趣味的に考えている私的音楽論では、このあたりが重要テーマだと勝手に思っていますが、同じ物理だから当たり前なんでしょうか?(汗)
今度、是非、その当たりの話をお願い致します。
唐突、かつ、タイミングの悪いコメントをご容赦ください。
投稿: changee | 2008/09/17 14:57:30
茂木さん、
自分にとって、何度聴いても”shivers-down-the-spine"or"chills"な曲があるかどうか、講義中にはぱっと思いつきませんでしたが、ふっと思い立ってyou tubeで検索してみたら、ありました!
中学から高校時代にハマッたグループで、大好きだったけど、当時はレコードか、コンサートでしか聴けなかった貴重な曲が、懐かしい映像と供に。
彼らの曲のスケールの大きさや、精神性の高さというか、心の広さ、愛情の深さは、あれから30年近くたった今でも、まったく古びてないように思います。それを感じる度に心が震え、脳が感動しているのがわかります。
再び巡り会うことが出来たのは、きっかけを与えてくれた茂木さんのお陰です。
ありがとうございました。
投稿: 楠 | 2008/09/15 12:13:41
茂木先生、楽しく示唆に富んだ講義をいつもありがとうございます。
今日、何気なく入った喫茶店で私のchillモノの一曲が流れ、背筋がゾーッとしました(ちなみにグラナドスのスペイン舞曲第8番です)。その後、お芝居を見に行ったのですが、そこでもラストで感動してゾゾゾゾゾという感覚を味わいました。
そこで思ったのですが、お芝居で名演技やラストにゾッとしたり、絵画を鑑賞していていいなあと感じていたりする時も、生命の本能的な快楽に近いかたちで認識されているのでしょうか?そういう研究がなされていたら音楽の研究結果と比較してみたいです。
いずれにせよ、芸術というものが、私達の生命に活力を与えてくれることは言うまでもないことですが。
芸術を知ると、生きることがより楽しくなります。
これから芸術の秋に突入することですし、もっとたくさんの芸術に触れて、もっともっと感動していきたいです。その感動の貯金がいつか、自分の創造性につながったらいいなあ、と期待を抱きつつ。
投稿: ちはる | 2008/09/14 23:33:29
茂木さん、こんばんは~~

今日は元気なので、先ほどこちらのmp3、
拝聴させていただきました!
すごく面白くて、勉強になりました!
安定と変化!
なるほど・・・
矛盾する性質が生命の中では
連続して起こっている、ということですよね・・・
これを聞いて浮かんだのが
またまた”ゆらぎ”。
でした。
こういうことって
人体の中でも歴史の中でも
いたるところにたくさん起きていますよね、
言葉を変えて、いろいろな言われ方しますが、
たとえば弁証法・・・も
似たようなものだと思いますが、
大ざっぱに言いすぎでしょうか(@_@;)
小説家の佐藤さんがなぜ歴史家にならなかったのか、
その理由もすごいなあ、と感動しました!
個性、人間、、、
見つめてみると、
安定しているようで変化してゆく、
時間をどう見るかで
安定のようにも見え変化のようにも
見えるのかな~~とふと思いました。
仏教の言葉で
握一点開無限という言葉があったと思いますが・・・
y=x という統計的な固定概念に支配されすぎると
個人では、
何も成し得ないという虚無感に襲われますが
その概念をはずし
茂木さんがおっしゃっていたように
自分の器相応の範囲で
小さな革命は起こせるかもしれない、
わあ、かっこいいです!
こうした考え方はとっても大事だと思います!!
自分一人が何かをやっても
何も変わらない、と考えている人は多いですよねえ。
科学的に言うと、
世の中は統計どおりに動いているので
自分の意見や個性には意味がないということですか、
私の友達に、
だから選挙に行く意味がないって
行かない人もいましたが・・・
こういうのが政治的に言うと
衆愚政だと言われる所以になるのでしょうかねえ、、、
潜在意識下でこのように考えている人が大多数なら
昨今の恐ろしい事件の数々にも納得いきますよね、
しかし
このような恐ろしい社会が
もっと恐ろしくなるのは嫌ですよね。
工藤先生の余談?ですか、
癌は一日に体内にいくつか発生していて、
免疫力がそれを退治しているのだと。
私もこの話聞いたことあります~!
癌に相当する毒素を
一日にたくさん作り出している、
けれど、楽観的な考え方が
免疫力に働きかけて癌を消滅させている、
十分あり得る話ですよねえ。
(免疫力の話なら、安保徹さんのご著書もおもしろいですよ~!
学者の間では異端児だそうですが、
シンプルで芯のある理論だと私は思います!)
むむ、みのもんたではありませんけど、
私も茂木さんのお話を拝聴して、
また元気が出てきました!!
なんだかまとまらずすみません、
ありがとうございましたm(__)m
投稿: ももすけ | 2008/09/14 22:44:55
こんにちは。先日のACCでシュレーディンガーのお話を伺いながら"・・・二の腕が引き締まっていらっしゃる!"とお姿も拝見していました。ここまで鍛えられた+イスラエル=キブツということでしょうか。
どうぞ一段と逞しくなってご帰国下さい。
ACCのお話で素人なりに思ったことを、ちょっと書いておきます。
フランス革命で、ナポレオンによる帝政という、一見逆行する流れは、絶対王政が教会から離れていくほど、却って宗教の影響が色濃く出た現象と類似する動きとして理解できるのではないでしょうか?
ついでに、後もう少し書きます。
大数に飲み込まれない?特異点に注目し、大切にしていくことは、私もそうだと思うのですが、その一方で、個ではなく、ロジックは何なのか、つまりその特異点をも包含した多様性を説明できる理論を目指そうとすることも、グランドセオリーが力を失いがちな今日では、むしろ大きな意味を持つのかもしれません。
音楽が個々人に異なるあり方で脳の部位に影響を及ぼす、という面白い指摘はまた、一曲のうちのあるパートのみを聴く。とか、歴史的な背景を考慮して聞くか否か、ということにも繋がっていくように思えます。
文学も同様のことがおそらく言えるのでしょう。
インディ・ジョーンズは・・・桃太郎のように内面性を持たない"キャラ"だからこそ飛べるのだ!と奥泉光氏がおっしゃっていました。以上ずれずれなコメントで失礼致しました。
投稿: コバヤシアヅミ | 2008/09/14 18:45:08
ご無沙汰しております。
音声ファイル興味深く拝聴しました。
赤毛のアンのファイルも楽しく聞かせていただきました。
ありがとうございました。
ところで唐突なのですが、つい2,3日前に、茂木先生が夢のなかに出てきました。夢にしては具体的で、鮮明で、ある種のストーリー性もあり、目が覚めてビックリしたほどです。
夢のなかで茂木先生のお宅に伺います。
そしてリビングのテーブルの上に、ぎっしりと紙ヒコーキが置かれていました。
「飛ばしてごらん」と茂木先生。
そのなかの凝った作りで(昔ハワードヒューズが作ったような形の飛行機に似ていました)、とても飛びそうもないのを選び、おそるおそる飛ばすと、小さく旋回しながら飛んだのです。
これにも驚きました。
夢はまだ続きますが、あまりにも具体的なのでこれ以上は控えます。
この夢がなにを意味しているのかさっぱりわかりませんが、少なくともいやな感じはなく、むしろ不思議で楽しいひとときでした。
投稿: 遠藤芳文 | 2008/09/14 12:49:17
素晴らしい公演です。
免疫力アップしました。
もっと聴きたいです。
投稿: たくあん | 2008/09/14 1:21:51
ありがとうございます。

朝日カルチャーの講義をアップしてくださるなんて、
とても嬉しいです。
このところ、アップしてくださる講演がおおくて、
この連休、とてもわくわくして、迎えられます。
ほんとにありがとうございました。
投稿: sakaguchi noriko | 2008/09/13 10:59:01