縄文の浄化
サンデー毎日
2008年9月28日号
茂木健一郎
歴史エッセイ
『文明の星時間』
第31回 縄文の浄化
一部抜粋
小学校の頃、自転車で時々出かける蝶が舞い飛ぶ森があった。ある時、友だちとふらふらと歩いていると、赤土がむき出しになっている広場があった。足下を見ると、土器のかけらがある。たちまち「あそこには遺跡がある」と仲間うちで噂になった。
それらのものは、大地の下にどれくらいの間埋まっていたのだろうか。年月を経て、今や太陽からの放射にさらされた器のかけらたち。ふしぎな原初の光を放っていて、私たちを夢中にさせた。
全文は「サンデー毎日」でお読みください。
9月 18, 2008 at 08:09 午前 | Permalink
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コメント
今年の夏、遺跡発掘バイトをした友達に、どこで発掘してたの・・
どこか、郊外の崖を想像していたら、新宿の高層ビルの合間に
発掘現場があったそうです。
数千年前の人々の生活が眠る真上で、立ち並ぶ高層ビルでくらす
私たち、はたして古代の人は私たちを進歩と見るのでしょうか?
ふと考えさせられたことがありました。
投稿: オカモン | 2008/09/21 23:16:46