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2008/08/02

「詩」のモード

飲み会の時などに、
ときどき「疲れたのですか」
と聞かれることがあるけれども、
そのような時は「詩」のモードに
なっていることが多い。

 「散文」のモードが
元気に見えるのだろう。

 いついつまでにこれを
やらなくてはならない、終わらせなくては
ならない、ここに行かなくてはならない。

 それが散文というものだ。

 無意識の中の脈打つ軟体動物と
対話を始めると、個別化の原理に
基づく世界の気配は消え始める。

ソニーコンピュータサイエンス研究所

脳科学研究グループの会合。

関根崇泰、柳川透と議論。

高川華瑠奈、関根崇泰が
論文紹介。

ハーバード・ビジネス・レビュー日本版の
取材。

朝日カルチャーセンター。

Journal of Neuroscienceの
論文を読み、ワグナーの『ワルキューレ』 
を見る。

そして、『赤毛のアン』という作品について
論ずる。

「詩」のモードになったのは、
アサカルが終わった後だった。

8月 2, 2008 at 08:46 午前 |

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Life is a game in one sense No need to be a main character No problem even if you are an extra Just one thing You have to keep in mind Never stop playing the game [続きを読む]

受信: 2008/08/03 4:59:41

コメント

「現代思想2008.8月号」に博士と関根さんの共同文を見つけました。関根さん、頑張ってください!
昨日は、鶴見和子の「回生」のビデオを見ました。元気が出ました。
私の従兄弟も大学教授なのですが、スピノザはレンズ磨きで生計をたてながら思想していた訳で、私と言えば不器用なので教育者は無理と思っていました。
好きな事しか出来ないんです。他は全然駄目です。可哀相でしょ。。

投稿: Nezuko S | 2008/08/03 2:48:22

Dearest Dr. Mogi

Thank you so much for your sweet autograph last night. It was also very nice talking to you in person.

The lecture was wonderful. I certainly agree with your interpretation of "Ann of Green Gables". This story is much deeper than people usually think it is. I always thought Montgomery intended to illustrate how we sometimes (often?) need to surrender to our own fate.

As most teenagers do, I used to believe in "free will" that makes everything possible...and now, I'm not sure whether it's me who chooses all the circumstances, or it's the destiny that chooses me; eitherway, I'm ready to live with it!

I was reading Greene's "The End of the Affair" on the way back home, I've read this book so many times, and I still find something new everytime I read it. The definition of love is elusive, however, the beauty of this story is that Sarah(one of the protagonists) first suffers between human love and devine love, but in the end she integrates all kinds of love into one.

I hope you will savor more of your precious “poetic moments”. Please take care of yourself. I'm looking forward to seeing you again.

投稿: tomoko | 2008/08/02 20:06:53

こんにちは。

「詩」ということで、何故か昔の吟遊詩人を連想しました。

古の頃のアテナイで、竪琴を爪弾きながら、自然の神性への感謝や人間の心の機微を謡いつつ、諸国を漫遊しただろう、あの吟遊詩人を。

吟遊詩人は、己の無意識の中にうごめくやわらかな何かと向き合いながら、唄を歌い、津々浦々を歩いていたのかもしれない。

ヴァーグナーも、人間の本質というものを、激しく、壮絶に、劇的に歌い上げた“吟遊詩人”だったのに違いない、と思う。

ともあれ、人は誰でも無意識か意識の何処かに、詩人の魂を潜ませているのかもしれない。

乱筆何卒お許し下さい。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/08/02 18:39:04

はじめまして
赤毛のアンという懐かしいフレーズにふとコメントしてみようかなって思いました 何を語られたんでしょうか? 私はマリラの家の地下の食料貯蔵庫に 興味津々です 子供の頃から いい年になった今でも憧れです 美味しそうなものがいっぱいでてきて大好きな本でした!

投稿: NAOMI | 2008/08/02 17:50:56

無意識の自分との対話。
意識的には、うまく出せない温かな思いの渦。
寄り添いたいとの思い。

未来への思い。希望。

とどけ 。
そして、どうか寄り添わせて。。

投稿: 奏。 | 2008/08/02 16:43:50

>いついつまでにこれを
やらなくてはならない、終わらせなくては
ならない、ここに行かなくてはならない。

いついつまでにこれを
やっておく必要がある、終わらせる必要がある、
ここに行っておく必要がある。

いついつまでにこれを
やっておきたい、おわらせておきたい
ここに行きたい。

言葉を裏返して、ポジティブ化しました。(^^)


昨日、アゲハチョウが、部屋に入ってきました、夜が明けて外が明るくなれば、出て行くだろうと思い、そのままにしていると、私の頭につかまってパタパタ、電灯でパタパタ、大暴れするので、パソコンのディスプレーにつかまっている時に、捕まええて外に出してやりました。家の近くには特に緑とか花とか無いのに、一体どこから来たのだろう。(^^)

投稿: いついつまでのクオリアby片上泰助(^^) | 2008/08/02 15:37:23

無意識に潜む軟体動物。一連に存在を超越した全体性としての個。茂木さんの思考回路は同時にいくつも回っているのだなと感じます。…それにしても、「モード」ですか、ふと思い出す事があります。大分前、漱石にはまり手当たり次第読んでいた時期があるのですが(そういえば茂木さんも漱石ファンでいらっしゃるそうで)、私の"内語"はその文体だったり、登場人物の口調でした。何か最近深刻そうだね、と友達に指摘されたのを覚えています。(今にして思えば、実際"深刻だった"から漱石作品を手にしていたのかもしれません)

投稿: 山川 | 2008/08/02 13:30:44

こんにちは。最近茂木先生が沢山TV、新聞に出ていらっしゃるので、子供(小2)と楽しく拝見しておりますが、茂木先生の何かが枯渇しちゃうのでは?と、勝手に心配しています。でも、そのお陰で我が家の会話には、親戚の偉いおじさんか、学校で習った先生が言ったことのように茂木先生がTVなどで話したことが飛び交うんです。
「本を沢山読むと、高いところから世界を見渡せるようになるって、茂木先生が言ってたよ。夏休みに沢山読もー。」
「茂木先生が、123で脳が脳たるのに必要なのは生命と○○と言いました。さて何でしょう?」「うーん。動機?やる気?」「おしい。愛です。」「なるほど・・・」「茂木先生って科学者なのに、ある意味りスクを犯してまでも愛って言葉使ってくれるんだよ。信じたい先生だ。」
などなど・・。暑いですご自愛ください。42歳主婦

投稿: Kawahata Y | 2008/08/02 12:33:13

茂木さん、飲み会の時などに「自分の世界」を創ってしまわれるのですか?!何とも可愛らしいといいますか・・・よくアンが「空想の世界に耽った」みたいな感じだとしたら、私も時々ありますが。ポ~!っと、いえボ~!っとする時が、あります。起きていながら夢を見ている様な感じかと・・・。近いですか?!(笑)茂木さんは昨日も「赤毛のアン」について論じておられる。アンに囚われの身?!ですね。(笑)う~ん
、確かにあの本の持つ世界観は?と考えますと、とてつもなく大きな愛とうるわしい精神を感じますね?!こころをとらえられたら離れられなくなってしまって、どっぷりと浸ってしまう。追い詰められて、せっぱ詰まったような気分の時、あの小説のアンが出てきたり、マシュウやジム船長の言葉がふとこころをよぎったり・・・。私の人生を振り返ればそんな事が何度となくありました。普通の時には見えない、わからない事なのに、何かしらアクシデントに見舞われた時に見えてくる世界やその時に改めて深く考えさせられること!というのがあるものですね?!
ただ、本は何度でも読み返すことが出来ますが、人の人生というものは
やり直しはできたとしても同じこと、同じ出会いというのはなかなか本を読み返すみたいにはいかないですね。一期一会、重い言葉だなぁ~!と感じる今日この頃。私にとっての「座右の銘」です。夢にでてくるもの、夢見る人とたとえ何年先になったとしても出会えたら素敵ですね。人生は待つことそのものですから。新たに出会う人から教えを請うこともまだまだありそうな気が致します。アンのように時々、空想にふけりながら日々、楽しく過ごしていけたらよいですね。

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/08/02 12:05:08

茂木先生、

朝カル、お疲れ様でした。
いつも楽しくて刺激的な講義をありがとうございます。
アン同様私も外見に対するコンプレックスがあるので、愛する人に対しての思いを封印する気持ちは、よく解かります。。。

朝カル後のあれは、茂木先生の詩のモードだったのですね。
茂木先生とお話ししたくてお邪魔してしまって、申し訳ありません。
それまで、にこやかに対話を楽しんでいらした様でしたのに、お邪魔して突然不機嫌になってしまわれたのかと。。。

女が二人以上いたら、どうしようもない、とのお言葉グサッときました。

講義でお話しされていたような、魅力的な女性になれるよう、修行します。


投稿: 楠 | 2008/08/02 11:01:49

茂木さん★
詩のモードですか★

茂木さんがおっしゃる詩のモードと
違うかも知れませんが、
私の中でも、
詩のモードになるときがあります。

昨日瞑想していたら

「言葉が、
深い瑠璃色の海の底から
波の揺らぎに乗って
水泡となり
海上へ昇って行き、
水泡は大気に触れて
白いハトになって
世界中に飛び立っていった」

というようなビジョンが見えました。

今日、届いた友達からのメールに、

昼は
人と会って内なるエネルギーを外界へ循環させ、
夜は
心の中の小宇宙に還って
愛に包まれる

という言葉があって、
すごく感動しました、
ああ、その通りだなあ~と。

茂木さん、
茂木さんが詩のモードになるときは、
心の小宇宙との対話を求めているのかしら?
茂木さんのheartが、
愛を求めているのかしら。

もしそうであるならば、
忙しいことを忘れて(捨てて)
思いっきり
詩のモードに入ることも大事かもしれませんよね。

特に茂木さんのように、
考えることを仕事にされている方は
肉体エネルギーの充電だけでなく、
精神のエネルギー充電も
とても大切だと思います。
それがなければ、
見えないものに
思いを馳せることなどできませんから。

どうぞ、
ご自身にとって大切なことを
choice、選択してくださいね☆

いつも生意気ばかり言ってすみません。
間違っていたらごめんなさい。

いつも応援しています(^^)

投稿: ももすけ | 2008/08/02 9:56:32

茂木さん
おはようございます。
「赤毛のアン」の作者 モンゴメリさん の自伝を
読みたいですね。確か 「先生」だった。

そして あんな ベストセラーが 「世界文学全集」に
入って いないのは なぜ?
「素敵なエミリ」の中にも モンゴメリの 想いがいっぱい。

モンゴメリに関するものも ご執筆くださいませ。

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覧ください。(右上 クリック)

お花が 茂木さんをきっと「・・・てくれるでしょう。」

           8月2日 ぎぼうし

投稿: ぎぼうし | 2008/08/02 9:23:27

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