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2008/08/22

一瞬の稲妻のうちに

講談社にて、
 棋士の矢内理絵子さんと対談する。

 矢内さんは、現在女流名人、女王の
二つのタイトルを持つ。
 
 「創造性」を発揮するという
命題を考えたときには、
 成長してもいかに「子どもらしさ」
を残すかということが課題となる。

 「子ども」の頃、「勝ち」
「負け」ということに異常なまでに
こだわった記憶を持つ人は多いだろう。
  
 大人からみれば大した意味をもたない
ゲームでも、負けると世界が崩壊したと
思うくらい悔しがる。

 あのような激烈なる感情の起伏を、
大人になってもいかに持ちうるか。

 勝つことと負けることが
天国と地獄の違いに通じる
将棋界。

 その中で闘い続ける
 「負けず嫌い」の
 矢内さんとお話して、そんな
インスピレーションを得た。

 「九州創発塾」のために
鹿児島入り。

 雷雨を伴う悪天候のために、羽田からの離陸が
一時間遅れたらしい。
 
 眠っていた私にとっては、一瞬の稲妻の
うちに飛び立ったようにしか思えなかった。

8月 22, 2008 at 07:30 午前 |

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コメント

こんにちは
茂木せんせい。

帰国ごも移動ばかりですね。
おつかれさまです。


さて、勝手にご報告までと。
「朝日カルチャーセンター」の申し込みを無事おえてホットしております。
今月19日よりの受付開始でした。

前講は、
で遅れてしまい予約がいっぱい(泣)
「赤毛のアン」も受講できそうです!

いまから楽しみです!
では、これから仕事モードへ。

投稿: 美容師 | 2008/08/23 12:13:44

一瞬の稲妻のうちに
 キラッ !!!  と 閃光の中を潜って  気がつけば、そこは鹿児島。  何と言う日常でしょうか。!!   人間技とは思えない現実の日々ですね。  凄すぎます。
 
さて、創造性と子供らしさ。 ケツァールを調べていたら、描きたくなりました。描いているうちに、小学5年の時、極楽鳥を描いて先生に褒められた事を思い出しました。さりげなく、ちょっぴりだったけど、心はなぜだか温かくなってふしぎなよろこびにほんわかふくらみました。希望を与えてくれた先生に感謝です。   額に入れて、清ゝしい気持ちになりました。


投稿: ぶらんか | 2008/08/23 11:09:55

お帰りなさい。…と言っても、なぜか、いつも茂木先生が、
私の周りにちらちらと登場するので遠くへ行っている気がしない毎日でした。例えば、電車に乗ると、そこに茂木先生がニマーとしたポスター。本屋へ行くと、茂木先生の本を片手に店員さんとなんやら話し込んでいる人。本の中にある「ガラスの仮面」のことを質問されていましたよ。私はそれを聞いて、「え?そんな箇所あったかな?」「へ~。先生もガラスの仮面好きだったんだ」とか。図書館に朗読の本を探していたら、本を開くとまたもや先生。……。なんだこりゃの毎日でした。

ガラスの仮面。9月から連載が再開されるそうです。楽しみ~。

と横道でした。

>「子ども」の頃、「勝ち」
「負け」ということに異常なまでに
こだわった記憶を持つ人は多いだろう。

普通の人は、そんな子どもの時代を送っていたのですね。
私の記憶の中では「勝ち」「負け」という記憶があまりありません。

なんだか、変わった子だったなぁ。と過去を振り帰り思います。
NHKのひょっこり、ひょうたん島で、歌っていた「勉強なさい~。勉強なさい。」って曲で先生が、「そうよ。人間になるため~。さぁ、勉強なさい」って詩で、「???人間てなんだ」的なスタートを切っていたように思います。

「勝ち」「負け」か……。

音楽を始めて、多分その先生が言われるところの「勝ち」「負け」と言うのを私は今、初めて体験しているかもしれません。
自分の思っている音や歌が歌えないとか、記憶力がなくて、歌詞がなかなか覚えられないとかと言う「悔しい」と言う感情。
…でも、これが「負けている」って認めているってことなのでしょうか?…なんかフィーリングが違うような気がしているのは、先生が言われているものと違うからかな?と思案中。

「勝ち」「負け」か……。う~ん。難しい。

投稿: あすか | 2008/08/23 9:30:09

修造学園見ています。

     こころを変える三日間    やり遂げることの大切

     創発 ・・・・・・ やり遂げることの大切

  夏の疲れで 澱みかけたこころ  涼秋にひそむ・力・かりて

     かすかに 創発

     子ども達の  涙の体験に  創発

 大人の心は 澱みやすくて ・・   た い へ ん  クオリア

投稿: 一光  | 2008/08/23 7:50:18

こんばんは!

たびたびのコメント失礼します

子どもの頃の激烈な感情の起伏ですが、大人になってからも生きていく上で、たびたび表れてくるように思ったのです。


そして、それがどう 生きていくか にも繋がる

投稿: 奏。 | 2008/08/23 0:17:06

稲妻…ということで、昨夜は私の地元でも、

“ピカッ! ドドドド~ン!”

という、光る雨龍の如き稲妻が雲間を走り、天の怒号の如く激しき雷鳴が暗い天空一面に鳴り響いた。

その凄まじさなるや、とてもこの世のものとは思えぬほどの恐ろしさだった。

そんな破壊的な雷が鳴り響く中、地元にはまさに、スコールそのものの、どしゃ降りのにわか雨が降った。

今年の夏は落雷の回数がここ60年間で最多だとか。

地球は、よく言われるように本当に温暖化へ向かうのか、それとも一部の学識者がいうように、寒冷化へと向かうのだろうか。

いずれにしても、私達は、長い間地球にストレスを与え続けてきた、そのツケを、いま払わなくてはならなくなった、と、昨夜の激しい雷雨を思い起こして実感している。

勝ち負けということで思うのは、私には、子供の頃から他人との“勝ち負け”にこだわる気持ちというものが何故か希薄だった、ということだ。

小学校の頃、漢字の書き取りテストでも、他の子が自分よりいい点数をとっても、別に悔しいと感じなかったし、授業前の朝に、校舎の周りを10周するマラソンでも、他のクラスメイトに次々抜かれても、最後まで走れればいいや、という気持ちで走っていた。

それよりも、その頃からであろうか、“自分の一番のライバルは自分自身だ…弱い「私」だ…だから人生の要諦の一つは、自分自身と常に闘い、勝つことなのだ”ということを学んできたようである。

人生は自分自身との闘い、弱い自己との勝負、勝負の連続という感覚が、少なくとも私の中に核のようにあるのを、何時も感じている。

“勝てば天国、負ければ地獄”の将棋の世界のようにこれからも、自己の弱さに厳しく闘っていきたい。

茂木博士、本日より鹿児島へと向かわれるのですね。道中が御無事でありますように…!

投稿: 銀鏡反応 | 2008/08/22 20:48:57

こんにちわ

子供の頃、オセロを研究した事があって、強くなりすぎて、友達がオセロをしてくれなくなった事がありました。

将棋は、同じぐらいの強さの友達がいて、よく将棋をしていました。同じぐらいの強さの相手がいるというのは、環境に恵まれた事ではないでしょうか?(^^)

投稿: オセロのクオリアby片上泰助(^^) | 2008/08/22 16:40:41

こんにちは!
今日の日記を読み、部分的な「子どもらしさ」がある大人は、良いなぁと思います。普段の人柄とのギャップもあって魅力的ですよね
私はどちらかというと子どもっぽく、もう少し大人になりたいものです。

今の目下の課題は、コレです


うわぁ!すごい!!今度は鹿児島ですか。
飛行機での移動、雷雨だと怖いですね
稲光が…間近に見えそ

眠っていた茂木さんには、1時間の遅れ、その分ゆっくりお休みになれたから、良かったのかしら(^O^)

私が小さい頃、雷が鳴ると、ご飯も食べずにその間中、眠っていたのを思い出してしまいました(o‘∀‘o)

投稿: 奏。 | 2008/08/22 16:27:43

茂木さん、今日は。あら、また、新しいのが出されていますね。「創造性」と「子供らしさ」・・・通じるものがそこにある!というのはわかりますね。おとなになった今でも何かを創る、考案する時などは童心にかえって、遊び心もいれて、考えていることがあります。ただ、棋士の世界をはじめ、勝負事に従事した職業の方の「勝ち、負け」の世界、感覚はといえば、想像も及ばない!と思いました。私の日常にはそこまでの緊張感やせっぱ詰まった感じはなかなか無いです。そういう方々は凄い世界で生きておられるのですね!ところで茂木さん、「九州創発塾」の総合コーディネーターをされているのですね。昨年が大分だったとは
!先ほどわかりました。ファン歴が浅くて、私は茂木さんのことやその活動もまだ殆んど知らないみたい。(笑)今日は、鹿児島県ですね。篤姫様の故里で今、盛り上がっているのではないでしょうか?私は大分で仕事をしている時に鹿児島へまいりました。市内に山形屋というデパートがあるでしょう?食べ物は汁物が美味しかったですね。それから焼酎はもちろんですが。私が行った時は桜島の火山灰が降ってきて、同行した人たちは困っていましたが、私の故里は大分県でも阿蘇に近い所でしたので、やはり火山灰が時々、飛んできていました。懐かしい感じが致しました。鹿児島からの帰りは、時間があったので高速バスで福岡まで熊本をまたいで通り抜けをしました。5~6時間くらいかかったような記憶がありますが、一睡もしないでボ~!っと外の景色を見ながらバスの中からの森林浴を楽しみました。その時、気づいたのですが、鹿児島と熊本の緑の色が全然、違ったのです。九州は県ごとに顔が違っていて本当に面白いです。今晩は鹿児島の郷土料理と美味しい焼酎ですか?
どうぞ、よき一日をお過ごしください。

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/08/22 14:52:49

こんにちは子供の頃、確かにトランプとか他愛ないゲームで負けて悔し泣きしたことたくさんありました大切なことなんですねー 離陸の遅れで休養が少し取れてよかったですね

投稿: みほ | 2008/08/22 12:46:04

茂木さん
鹿児島にいらっしゃるのですね!
わぉ☆お隣だわ~~!
篤姫、おもしろいですよね。
舞台が大奥だけあって、
主人公はほとんどアクションなしで、
座ってるだけで廊下をたまに歩くくらいですが

宮崎あおいちゃんの演技力と美しさと脚本や演出の素晴らしさ
そして篤姫の生き方の素晴らしさが重なって
見る者をあきさせませんよね、
素晴らしい~~

夜明け前に書いたコメント。
しばらくして太陽が昇ってきたら、
なんだか考えすぎだったわ~(笑)!と。
すみませんm(__)m
光は闇に潜む”考えすぎ病”を追い払ってくれるようです。

茂木さん、いつもありがとうございますm(__)m

またコメントしに来ま~~す。

投稿: ももすけ | 2008/08/22 8:42:01

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