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2008/07/07

画伯と路線論争

要するに感覚的には分けられて
いるのだから、
問題はそれをどのように
行動、選択で「身分けて」
いくかということだろう。

自分が感じていることに
忠実であり続けることの
難しさとその意義について
考える。

結局、私が信じているものは、
抽象的な感覚/官能世界における
先鋭/甘美なる直観と、
目の前の人の温かさかもしれない。

三省堂書店で『トゥープゥートゥーのすむエリー星』 のサイン会。

イラストを描いた井上智陽と並んで、
一生懸命描き、書いた。

編集を担当して下さった大場葉子さん、
それにパートナーの大場旦も加わって、
懇談。

お店の人に頼まれて、私と井上智陽が
色紙を描き、「両手に色紙」の大場旦が
出来た。


「両手に色紙」のオオバタン

いわゆる「イデオロギー」が世の若者に
とってあまりリアリティを持たなくなって
久しい。

しかし、私とオオバタンの間では、
激烈なる「路線論争」が闘われて
きたのであって、その度に
オオバタンは「ドン、ドン」と机を
叩いてきたのである。

自分たちの表現活動を、どのような
文脈で、どのような形で
行っていくか。

その時に「達成されるべきこと」
とは何か、「夢見られること」
こととは何か。

オオバタンと私の「路線論争」
は熱く続いていく。

井上智陽は、そんなわれわれの
「ドン、ドン」とは
全く関係なく、テーブルの上に
出された食事を、さささささと
見事な筆さばきでスケッチしていった。

画伯と路線論争。

そして、私の仕事は、いくらしても
どんなに働いても一向に終わらない。

7月 7, 2008 at 06:47 午前 |

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受信: 2008/07/07 12:23:45

コメント

トゥ―プゥ―トゥ―のすむエリー星読みました。
茂木先生の初めての赤ちゃん!
と思うとワクワクして余計可愛いかったです。
茂木先生が今の自分と同じ歳の頃があったのも不思議でした。

お話では
色んな星言語があるのが好きでした。言葉を覚えなきゃいけない感じが、すごく好きです。
言葉と気持ちが星座の線みたいにつながると嬉しくて!

宇宙の冒険楽しかったです。
トゥープゥートゥ―抱っこしたくなりました。

投稿: やの | 2008/07/08 8:16:07

うだる猛暑のなか、三省堂書店でのサイン会、本当にお疲れさまでした。


昨日は、自宅の近くに新しく図書館が出来たと聞いて、自転車を漕いで、早速出かけ、自分の感性にピーンときた本を幾冊か選んで、それらを読んでいた。

夢中になって読むうちに、閉館時間が迫ってきた。ので、自転車を漕ぎ漕ぎ、自宅へともどっていった。

アタマの中に、読んだ本から得たインスピレーションが残っていたので、それを紙の上にいくつか“素描”として表現してみた。

他者から受けたインスピレーションを、自分の中で温め、転がしていくうちに、自己の感覚、感性に肉化していく…私のような者でも、そうなっていくかどうか、験している。

幼い日、わら半紙に落書きをしていた頃の私に「回帰して」いくような気にはならないが、そこに新しい何かを見出そうとしている自分を確認できたような気がする(錯覚かもしれないが…)。

今日もまた、夕飯が終わったあとにでも、私は紙の上に形を描くのだろう。

未知の領域を我が中に見出す為に、また、感性を眠らせない為に。


p・s・“巨(おお)きな樹のように生きる”という茂木さんの色紙の言葉は、実に胸にズン!ときます。

堂々と、そして青々と葉を茂らせて、空に向かって伸びる大樹は博士その人と重なるように思えます。

井上さんの色紙は「トゥープゥートゥー…」の登場人物たちですね。本当に可愛らしくて、夢に溢れています!

投稿: 銀鏡反応 | 2008/07/07 19:11:09

こんにちわ

茂木さん、面白いニュース見つけました。

脳から出る赤外線から脳の活動状態を調べる装置がありますから、論理的に証明されていませんがこの装置を改良すれば、脳の立体的な活動もリアルタイムで調べられる機械や、思っただけで動かせる機械も作れるのではないでしょうか?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000002-wvn-sci
「量子レーダー」研究:「もつれ合い光子対」を使った画像作成に成功

空軍の報告から引用する。

メリーランド大学ボルチモア校のYanhua Shih教授は、1995年に、もつれ合った光子対を使うゴースト・イメージングの研究を開始した。

その実験では、遮蔽マスクにあるステンシル・パターンを通過した1個の光子が検知器にとらえられ、別の光子が、2台目の検知器にとらえられた。驚くべきことに、2つの検知器の間に、物理学コミュニティーではゴースト・イメージングと呼ばれるパターンの画像が出現した。

投稿: | 2008/07/07 18:29:30

茂木さん、おこんばんは。
昨日今日のエントリー、ぜーんぶココロに焼き付いた。

投稿: | 2008/07/07 18:04:06

『英語』について普段、私が思っていることがあるのですが…。これは以前、日本語教師の学校で議論にもなった事なのですが日本の新聞は今も縦書き。これが横書きになれば時事ニュースにおける言葉が単語として表示しやすくなるから、新聞読者は自然と難しいとされる時事ニュースにおける英単語が覚えられるのではないか!と…。簡単な日常会話に留まらない、枠を超えられるような気がしてならないのですが…。茂木さんのようにブリティッシュ英語を自由自在に読み書きできるようになりたいです(日本語でまだ書いていただきたいです、駄目なのかな?)

投稿: | 2008/07/07 16:05:54

バランスをとりたい!

あいたくて、会いたくて
会えると嬉しいのに…。


でも揺らがないと決めているから…頑張ると決めたから。
笑っている顔を見ていたいから。。


お身体、ご自愛ください。
茂木さんの身体は一つで、かわりはないのですから。

投稿: | 2008/07/07 15:59:25

こんにちわ

井上智陽さんの「モギモギとオオバタンのすむ、エリー星」のスケッチ、見たいです!!(^^)

投稿: | 2008/07/07 15:51:53

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