魂に着火し
リーガロイヤルホテルで、
『トゥープゥートゥーのすむエリー星』
についての取材。
大場葉子さんにいろいろと
お世話になっている。
早稲田大学国際教養学部授業。
アート、及び不確実性への
適応について。
東京大学駒場キャンパスにて、
認知科学オムニバスの授業。
池上高志がホスト。
システム認知神経科学、
クオリア、自由意志、その他の問題を
扱った。
授業が終わる頃、作曲家の
渋谷慶一郎さんが来た。
ひさしぶりにあった渋谷さん。
かたく握手をかわす。
友情というものはふしぎなもので、
時をへだてても、一気に
水脈がよみがえる。
ファカルティ・クラブで
懇談。
池上高志の研究室に来ている
3人の外国人も加わり、議論。
魂に着火し、燃えさかる。
池上高志や、渋谷さんも熱くなる。
燃えろよ、燃えろよ、炎よ燃えろ!
小学校の時に、キャンプファイヤーに
参加して、天空を焦がす炎を見た
あの日。
炎を見つめた分だけ、人は
なにものかを内側に取り込むことが
できる。
生きるということは、つまり、
燃やし続けるということなのだ。
7月 3, 2008 at 06:46 午前 | Permalink
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コメント
こんにちは。
生きるということは、つまり、燃やし続けるということ。
才能とは、夢を信じ続けること。
という言葉と、同じような気がしました。
けれども、燃え尽きてしまっても良くないような気がしました。
初物を食べると長生きできる。
という言葉もありますから、体もご自愛くださいね。
投稿: うさぎ | 2008/07/04 16:28:52
田んぼの中の、どじょうと申します。
トゥープゥートゥーのすむエリー星を読みました。
「つぎはどうなる?!」とわくわくしながら読み進み、最後は甘く切ない気持ちで本を閉じました。
自分まで、もう一度トゥープゥートゥーに会いたくてたまらなくなりました。
たくさんの子供たちや、そして大人にも、読まれてほしいです。
*茂木先生のお若いころの写真に、絶句!素敵なおまけも、ありがとうございました。
投稿: どじょう | 2008/07/04 9:08:50
おはようございます茂木博士。
炎を見つめた分だけ、人はなにものかを内側に取り込むことができる。
見つめた分だけの刺激を、脳で認知し体験する…という事?ですか?
同じ炎を見つめても、受け取る刺激は様々。見つめる時間が長ければ、それだけ脳が受け取る刺激も増えていくので、何かしら認知する事が出来ると言う事なのかなと。
そこから生まれる感情がクオリア…炎のクオリアなのかも知れないと思いながらお読みしました。
あぁでもクオリアの使い方間違えてるかもしれません。厳密に詳細に表現しようとすればする程、曖昧な部分が出てきて消化しきれません。逆に曖昧なまま「炎みたいな感情」とした方がシックリきます。
まだまだです。でも解らないながらも「炎みたいな感情」を持って探究し続けたいと思います。
ロウソクの炎を見つめながらコメントを書いています。何だか色々な感情が生まれてきて…混乱します。
人間の感情は混沌としていますね。
昨日は蒸し暑かったですね。今日は一日過ごしやすい日であります様に…
では(^O^)/
投稿: Marie | 2008/07/04 3:37:35
はじめまして。
渋谷さんと言えば、どうしても思い出すのが、何年か前の茂木さんと高橋悠治さんとの対談。(このブログで聴きました。)
茂木さんのこれまでの数々の講演や対談のなかで、ずば抜けていた、という印象があります。あんなに聴衆をワクワク、ドキドキさせたのは、高橋さんの「ソクラテス」的な魅力が、茂木さんの真価を問うたからなんだろうなと思っています。
ちょっと前に茂木さんがアップしたMP3で、茂木さんはこれからはチョムスキーやドーキンスなどと戦って負けてくるから、というようなことをおっしゃっていましたが、今後のそのような戦いのなかに、何年かの時を経た茂木さんと高橋さんの新たなる戦いも、もう一度見れるのでしょうか。近づけば熱く、触れれば大火傷をするような、ふたりの燃える炎をまた見たいのです。
投稿: オレンジ | 2008/07/04 2:52:01
初めてです。
茂木さんの『最初のペンギン』とても面白かったです。
いきなりで本当に申し訳ないんですが、“読書”について質問したいのですが質問して宜しいですか?
投稿: ナカツカ | 2008/07/03 22:56:11
茂木さん、こんばんは
こちらはすっかり夏本番で、
毎日凄い暑さですよぅ!
暑い→夏→太陽→炎→魂に着火!
あいさつのつもりが、
結論まで導いてしまいました(笑)!
・・・・・・・・・・



いっきに、冷え込んでしまったようです(笑)!
お許しくださいませ
茂木さん、最近、
小学生や中学生だった頃のお話、よくされますね。
これも、原点回帰でしょうか・・・?
炎を見つめる、小学生の茂木さんの瞳には、
何が映ったのでしょうか。
私が子供のころは、
本当に子供でした(笑)
世間知らずな状態は、
20代前半まで続きました。
少し前までは、世間知らずな自分のことを
恥ずかしい、という気持ちだったんですが、
最近は、
自分の魂を守るために仕方なかったんだ、と思えるようになってきました。
東京で仲良くなった友達は、
私からすると、みんなとても大人びて見えました。
すごいなあ、優秀だなあ、と感心する反面、
友達の子供時代の話を聞いていると、
大人にならなければ生きていけない環境だったんだと、
とても大変だったんだなと。
よく、大人が子供に対して、
「今の子供たちは何を考えているのかわからない」といいますが、
たぶん、大人が仕事や生活の中で
感じているすべてのことを
子供達も学校や生活の中で感じていて、
子供であるがゆえに、
感性が純粋であるがゆえに、
大人以上に、今のストレス社会に対して
たくさんのことを感じ傷つき
ときにはそれが転じて情熱となり、、、
様々だと思います。
子供は何を考えているのかわからないと
区別するのではなく、
同じ時代を生きている人間として理解するようにすれば、
大人のああいう言動もなくなるような気がするのですが。
子供だけでなく、
女性も、ずいぶん計算高くないと生きていけない社会ですよね。
その計算が、男性から見れば恐ろしくも映るかもしれませんが、
子供・女性・年寄りは、
災害がおきたときに、弱者となる生き物ですので、
計算高いというより、
知恵を絞って生きていると見ていただければ、
幸いです。
まあ・・・でも度を越して不純なのはいけませんけどね。
私も東京では、
この人、めっちゃ怖いーーーというような女性、
たくさん見てきました。
男性でも恐ろしい人はいましたけど。
「 生きるということは、つまり、
燃やし続けるということなのだ。」
今は、子どもでもなく大人でもなく
距離を置いていろんなこと見えるようになってきました。
議論について、
一時期、茂木さんは、
このブログを通して、
いろんな人が
正しい意味での「批判性」を用いて、
有意義に意見交換してほしいのかな、と
感じたこともありました。
(違っていたらごめんなさい)
茂木さんの日記を毎日拝読するようになって、
プロフェッショナル仕事の流儀で
素晴らしい司会を務めている
茂木さんという方は、
毎日、こんなことを考えていらっしゃるんだ。
と、茂木さんのことが身近になり、
先日の音声ファイルを聞いて、
さらに生茂木さんってこんな面もおもちなんだ~と、
ますます身近になり。
私は、信仰を持っているので、
その立場からいろいろと見たり考えたりしますが、
(基本は仏教の八正道で、個人のことも
社会のこともバランスという視点を忘れないようにしています)
茂木さんはとてもバランス感覚の優れた方ですが、
科学者という立場からすると、
信仰については、理解できない、という部分も
おありでしょうし、、、、
私も現代科学の極端な唯物主義は疑問を持ちます。
まあ、そうした考えが異なる部分はあっても、
テレビで拝見するだけでも、
茂木さんは素晴らしいなあとずっとおもってましたし、
日記を拝見し、音声ファイルまで聞くと、
付き合いのほとんどない親戚より
距離はあっても、近くに感じる存在です。
包容力のある茂木さんなので、
いろんな形で茂木さんを応援している方々が、
たくさん全国にいらっしゃると思います。
お忙しかったり、
いろいろ大変なこともあるかもしれませんが、
茂木さんを応援している方々の思いが、
茂木さんを支える一つの力となりますように。
私もこれからも茂木さんのご活躍を期待して見ています!
なんだか支離滅裂で
思いつくまま日記のテーマからははずれた
コメントでごめんなさいm(__)m
投稿: ももすけ | 2008/07/03 22:07:34
生きるということは、燃やしつづけること…。
命続く限り、心に秘めた情熱の炎を…さまざまな魂魄を“薪”として…白い灰になるまで燃やして生き続けること。
時には、その炎が消えるかと思われるようなこともある。深い憂いと悩みに沈んだ時は、特にそうだ。
その時は、静かに…魂の種火に再び火が灯るまで、ぢっと待つのだ。
そして、再び種火に火がついたら、前を向いて人生の隘路を進むのだ。
…そんな決意が今、自分の中で、静かに燃えている。
投稿: 銀鏡反応 | 2008/07/03 20:47:53
こんにちわ
原子核では、色々な電子雲があるらしいですが、もしかしたら、クオリアは電子雲の周波数で出来ているのではないかと考えているしだいです。
作曲家の渋谷さんと外国人研究者も一緒になって熱く議論するって、どんな議論なのだろう?気になります。(^^)
投稿: 電子雲のクオリアby片上泰助(^^) | 2008/07/03 16:40:24
そう言えば、披露宴の時のキャンドル(サービス)の炎は、愛し合う二人の愛と情熱の炎であり、子孫繁栄をも含む縁(えにし)の象徴なのですね。そんな熱い思いの炎をいただける方はやはり幸せですね!私はこれからの人生・後半は、茂木さんのような大きなことは出来ませんが自分が老齢期になった時、インナーではなく「あの人は昨日は朗読、今日は愛犬と老人ホーム、明日は外国人に日本語を…」と、ボランティアでも良いから、常に動いていたいなぁ~!と思うのです。心に情熱を!いつまででも『行動適齢期』で。そうありたいものですね?茂木さん…。
投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/07/03 15:44:49
私が拾った今日の言葉は、友情、キャンプ・ファイヤー、情熱の炎…。後は難しすぎて…。私の通っていた小・中学校ではよくキャンプ・ファイヤーをしていました。私が生まれ育った所は最寄りの駅に着いた時と町全体の時報のチャイムに
荒城の月の曲が流れる素敵な所。キャンプ・ファイヤーと言えば、飯盒・カレー・フォークダンス・初恋の人までがワンセット!ですね?!(笑)子供の頃はスイカ割りや肝試し、天体観測など楽しい想い出がたくさんあります。そして情熱の炎…ず~っと持ち続けていますねー。まだまだやりたい事がありますから…。
投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/07/03 15:25:31
茂木先生
「生きるということは燃やし続けるということ」という
先生の熱い言葉に圧倒されました。
今週の「サンデー毎日」で表明していらした
「青のアルバム」のジョン・レノンの表情へのオマージュにも
しばらく前にどこかの連載で書いていらした
「一度徹底的に負けなければならない」という主張にも
徹底的に戦い抜こうとする先生の強固な意志を感じました。
一昨日のブログの
「お前の闘うその文脈と
まったく関係なしに、ひそやかに咲く
スミレの花はあるのだ。」
という一文からも
つくづく先生は「闘う」方なのだな、と。
ともすれば「適度」「ほどほど」が
大人の作法として賞揚されがちな日本社会にあって
先生の熱い言葉にふれるたびに
背筋がピンと伸びる思いがします。
投稿: 川崎優子 | 2008/07/03 14:27:52
燃えろよ。燃えろよ。炎よ燃えろ〜♪
このフレーズで、キャンプファイヤーだ!
と、思ったら 次頁に進んだら茂木さんの書かれていたのと一緒でした!
やったぁ!!(^O^)
なんだか嬉しい(^ ^)
昨日のベストハウス見ました。(録画もして)
キム ピークさんとのハグ…近ひ。ちかいですね。
テレビの前で思わず私もドキドキ。緊張しちゃいました。
…もし私の目の前に、キムさんがいて、ハグされた時、テレビの前で見ている時のように緊張してたら。この緊張感って、キムさんにダイレクトに伝わってしまうのかな?
こちらが構えていたり緊張してると、相手の方にもそれが伝わるように。。
別のところでですが、
構えるな構えるな〜、と今、私、修行中です。
愛がヒトを変える!本当にそうですね☆
昨日の番組、ありがとうございました!
そして、今日一日、(キャンプファイヤーの件が一緒だったという事で)嬉しくウキウキして過ごせそうです♪ありがとうございます!
投稿: 奏。 | 2008/07/03 10:12:26
博士、ATAKO10 filmachine Phonicsをnetで聴かせていただきました。Exploring Mathematics with Mathematica(Theadre W.Gray & Jerry Glynn)のCDを持っていたので、聞き比べると隔世の感でした。
PCのfilmachineと、MathematicaのCDを50cm位離した位置で、同時にplayしてみると、過去と現在が響きあい、新たな時空空間が、目の前に小宇宙のように現れました。
(いつもいつも、遊んでしまいすいません、博士の怒りの予感に怯えてはいるのですが。。)
ヴィジュアル的にも美しい発火生物が何かを得ようとして声をもらしているとしか思えない装置など、魂の燃える環境がとても羨ましいです。
投稿: Nezuko S | 2008/07/03 9:47:18
突然コメントさせていただきすみません。
先日、茂木さんの著書をはじめて読ませていただき、脳を楽しませながら学ぶことの大切さを教えていただきました。嬉しい発見がたくさんあり、読み終わった際には、自分が変わっていくことをイメージし、わくわくしてきました。どうしても感謝の気持ちを伝えたく、コメントさせていただきました。素晴らしい発見を伝えてくださりありがとうございました。
投稿: えりか | 2008/07/03 9:25:34