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2008/07/22

うるわしいもの

河合隼雄先生の一周忌を
記念して開かれたシンポジウム。

http://www.konohana.jp/2008/otr/tsuito.html 

「今、ここ」にいない方に
向かって話しかける。

その時の脳活動はどうなって
いるのだろう。

遠くを思うこと。

「不在」に寄り添うこと。

人生において大切なこと。

子どもの頃、父や母が
お盆になると、
ナスに割り箸を刺して馬を作って
亡くなった先祖の霊の
お迎えをしていた。

あのような風習は、今から
考えるとうるわしいものだった
と思う。

7月 22, 2008 at 06:14 午前 |

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コメント

何もないところから 始まり
大切に想い 育み
想い出が 出来る
様々な形に なり
永年続くことを 願いつつ
命ある身

されど 記憶も 想い
そして 温もりは 消えない

それでいい

投稿: サラリン | 2009/10/15 22:53:22

『石を聞く肖像』~「この石を見て感じたことをカメラの前で表現してください」~世界で活躍する芸術家たちの意外な様子が、一つの石をキッカケに垣間見える。…いしぶみを思い出しました。http://www.asukashinsha.co.jp/book/b36120.html

水が地球を想起させるように、鉄は宇宙をおもわせる。知の統合。
「137億年の宇宙誌」10/31まで。http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2009Fe.html

投稿: 白井 | 2009/10/15 7:02:05

茂木先生 こんにちは♪
私、今もナスとキュウリで馬、作っています。とても大きな馬ですよ(笑)私の家のほうではお盆の入りに、お墓参りと違って、自宅を出てお墓のある方角に、ご先祖様をお迎えに行く風習があります。お線香と提灯をつけて、危なくないところにお線香をおいて、「遠い所をようこそいらっしゃいました」と言う感じで、手を後ろに回して背中におぶって来ます。家の玄関に入ったら下ろして、お茶を上げてご先祖様をお迎えします。また送る時は、背中におぶって、お線香と提灯をつけて、またその場所で下ろして、今度は提灯を消して帰ります。それは、ご先祖様が なごり惜しくて帰ってきてしまうからです。ご先祖様が来たときには、家の中が賑やかな感じがして、また帰ると、ほんとにいなくなってしまい、空気も変わった感じがします。身内だけが感じられる脳の感じなんですね。毎年続けて行きたい、うるわしい行事です♪

投稿: 平井礼子 | 2008/07/25 13:52:44

講演が、心に残っています。
それを、ゆっくりと咀嚼していくことが、
まず「対話篇」のプロローグなのだと感じています。
素晴らしい追悼でした。
茂木先生の言葉は、決して”不発”などでなく、
心の中で発火しています。
たぶん、あの場にいた多くの人の心の中に。
私は、臨床心理士として、箱庭の事例、
写真だけでも場に流れるものをイメージする
ことはある程度できると思いますが、
それでも、箱庭の作り手と見手の頭の中で、
その瞬間瞬間に感じられているもののほんの
一部です。実際の感覚は、はるかに広く深く
激しく陰影の濃いものであると思います。
同時に静かで平らかで極めて細かいもので
あるかもしれません。
脳と脳、心と心があって、波のように
干渉したり強めあったりする作業。
河合先生から頂いた宿題に、どう取り組んでいくか、
考えてもみなかったことを、茂木先生が、
「みんなー、ほらー、宿題だぞー」って教えて
くださったことに、深く感謝します。
本当に、ありがとうございました。

投稿: mondenkind | 2008/07/24 23:32:14

こんにちわ

幼い少女がよく、人形に話しかけます。それにより、心の成長があると言われています。「『今ここ』にいない人」に語りかけると言う事は、心の成長があると、言う事ではないでしょうか?(^^)

投稿: 心のクオリアby片上泰助(^^) | 2008/07/23 5:39:20

こんにちわ。茂木さん。もうすぐお盆なのですね…おなすの他にきゅうりの馬もいたような…
私が子供のころは祖父母宅にいくと蚊帳をつってもらい、しかも仏間!だったので先祖代々の方々の写真が飾ってあったので怖くて怖くて緊張しながらいとこ達と眠っていたのを思い出します(笑)でも今は輝かしく懐かしい良き思い出です。ご先祖さま達の愛が繋がって今の私があるのです。。きっと!

暑い日が続きますね。お身体くれぐれも大切になさって下さいねconfident

投稿: こゆり。 | 2008/07/23 1:19:52

シンポジウムに参加しました。
しょっぱなに「河合先生の魂がふわふわと外にあるのではなく、私たちの中にある」というお話があったと思うのですが、
そうかぁ・・・と妙にじんわりしみてきて、その後の茂木先生に私は釘付けになってしまいました。なんでなのかうまく説明できないのですが、そうなんです。
サインとイラストをありがとうございました。茂木先生の言葉やリズム、響きを思い出しながら、私自身の響きにも耳をすませてみようと思います。

投稿: きりん | 2008/07/22 23:57:27

こんにちは。

追善の祈りを捧げながら、亡き人を偲び、切なくも思いつづけること。

亡き人の分まで、生き通すこと。

それがきっと故人への、最大の供養となることを、信じていきたい。


河合先生がお亡くなりになってから1年…。
茂木さんの、河合先生を偲ばれるお心は、きっと先生に通じておられる、と思います。

酷暑の日々が続きます。くれぐれもお元気で。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/07/22 19:20:45

茂木さん、今日は。うるわしいもの・・・この言葉のもつ美しさは何なのでしょう!文語体ならではの美しさを感じます。「今、ここ」にいない方を思うことは、本当に大切なことだと思います。それは遺された者達にとって大きな意味があるからなのでしょうね。お盆や法事は亡き人を想い、ご縁のあった人たちが一堂に会し、えにしを繋いでいくという意味があります。私の故郷では、毎年、お盆になると「先祖まつり」という行事があり、一軒の家にご近所さんが集まって、全員で会食をします。順番でどこの家もまわってくるのですが、主婦が集まりお料理を作りあって、ご先祖さまを懐かしむのです。こどもながらにも大人のひとに囲まれて何だか楽しかったのを覚えています。それから、八月の下旬になると地蔵盆があり、おせったいといって、こどもたちはご近所の家々を一軒づつ訪ねてお菓子をもらう、という風習がありました。ちょうど自分の誕生日にこの行事があり、私にとっては夏休みのクライマックスとなっていました。大人になった今もこのような風習は消えることなく行われています。「今、ここ」にいない人を偲ぶということは、その人と関わりがあった人にとって、とても大事なことですね。菩提寺を持たない世帯が増えていると聞きますが、せめてお盆やお正月は昔ながらの習わしにそって、心から手を合わせ、想い出し、えにしを身近なものと感じたいものです。

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/07/22 18:31:33

亡くなった方を思う。
…この世では、もう会えないけれど、見守ってくれている。

そんな気持ちに、包まれることがあります。。
…ふっと穏やかになる。


人生において大切なこと。それは何でしょう?

色々ありますが…今の私はこのような事を考えています。。

限りある生命を大切にし、自分たちのあとへ生命のバトンを渡していくこと…。

投稿: 奏。 | 2008/07/22 15:23:50

I have been having opportunity to tell Japanese language for Westnerers.
Although they live in Tokyo,they know Japanese little.
The other day, a person who is German asked me if "お盆" is Japanese national holiday.
I told him that "お盆" is a Buddhist festival held to welcome back the spirits of the dead
and so many japanese go back to their hometown.

Possibly,he could imagine it's like Chiristmas holiday.
Because I couldn't express him significantly in English.

I hope he get the oppotunities to feel particular feeling of "お盆", even if through the medium of television.

投稿: yuzuriha | 2008/07/22 12:40:11

数年前に見た夢・・・
災害か戦争のようなものが起こっているようで、遠くの方で人々がワーワー騒いでいる。私は、男性2人?と細い路地を逃げているが、祖母の大きい納屋があるので、そこで暮らせばよいと結構気楽だ。途中で、祖母は生きているのかな?亡くなっているのかな?と思う。到着すると、木の板の壁の新しい大きい建物で、2階建て分ぐらいの高さの天井で、中はがらんどう。すがすがしい木の香りが漂い、すっきりした気分。少しの荷物を隅において、これからどうやってここの暮らしを組み立てていこうか、少しわくわくしている・・・。

数日後、その夢をみた日に河合隼雄さんが、意識不明になられたことを新聞で知る。

しばらくの間、この納屋は、日本のユング心理学の骨組?と思っていましたが、最近はちょっと違うかな?と思い始め、今、茂木さんの講演を拝聴し、日本の知の骨組かな?と、感じています。
私の中にはまだ、あのすがすがしい木の香りが漂っています。だから茂木さん、頑張って、新しい知を構築し続けてください。

投稿: masami | 2008/07/22 12:00:13

あぁ。いきたかったな。いきたかった。そこに、かならず いらっしゃったでしょう?河合さんにふれたかった。このくにの あちらこちらでみなさまに しのばれていらっしゃることでしょうか。こころから てをあわせています。 人が演じると言うことの意味が知りたくて、舞台と映画などの違いも・・。松岡さまの著作も読んでみます。なにか自分なりの声が拾えるかもしれない。 

投稿: 井上良子 | 2008/07/22 9:44:23

河合先生とのご本、昨日拝読しました。
fuji暑くなりそうですね、素敵な一日を。

投稿: 白井 | 2008/07/22 6:57:51

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