皇太子、雅子妃への手紙
皇太子、雅子妃への手紙
茂木健一郎
『「世界を見た」お二人へ』
文藝春秋2008年8月号
抜粋
私自身の英国留学中、印象深いエピソードがあった。雅子さまがハーバード大学を卒業し、さらにはオックスフォード大学にも留学されたという話をした時、親しい友人が「ああ、彼女は世界を見たんだね。」と言った。
ここに、「世界を見る」とは、自分自身の固有の文化背景を離れて、広くさまざな風物、多様な人々に接するという意味の英語の表現である。とりわけ、ハーバードとオックスフォードという卓越した知の中心に身を置いたということは、すなわち、地球規模で活躍する上で必要な素養を身につけられたと判断する、英国人らしい「カモンセンス」の表現であった。
全文は「文藝春秋」で。
7月 14, 2008 at 06:22 午前 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんわ。初めまして中学2年の女子です。茂木先生の研究には
大変興味があり、こうしてブログの方におじゃまさせていただいております。
さて私の通う学校では、科学の夏休み課題が今日発表されました。日本の科学者のレポートです…私はもちろん茂木先生についてですが…
すべての研究内容をレポートしたいのですが、そういう訳にもいかず…
一生懸命考え中です。
よしっがんばるぞ
Blogの文、興味あるので読ませていただきます。
いつも素敵な脳の話ありがとうございます。
神秘的世界です。
投稿: こはる | 2008/07/14 21:00:04