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2008/07/27

マッシュ・アップ

ISEAは、いわゆる「メディアアート」
と呼ばれるインタラクティヴな
アートに関心を持つ技術者、科学者、
芸術家の集まり。

エイドリアンが招いてくれて、
私がオープニングのキーノート・スピーチを
した。

創造性のメカニズムについて、特に
記憶のシステムの関連において
論じた。

続いてパネルがあり、
数名でしゃべった。
古川亨さんは加熱すると
ぶーんと走る。

フランシス・クィックの
乱取り的発言が面白かった。

博物館でレセプションがあり、
担当大臣がスピーチする。
シンガポール国立大学と慶應大学の
ジョイントで「キュート」という
名のリサーチ・センターができる
というアナウンス。

雑踏を見て感慨を覚える。
肌の色も関係ねえ、
言葉も関係ねえ、
国籍そんなの関係ねえ、
男でも、女でも、
若くても、年寄りでも、
そんなのぜんぜん関係ねえ。

ネットワークとインタラクティヴが
創り出そうとしている
新しい「マッシュ・アップ」的
リアリティ。

「おお、これか!」
と思うくらい、はっきりとした
手応えがあった。

関係者で中華料理を囲み、
私は深夜の空港へ。

東京。
乗り継ぎ、つくばの
産業技術総合研究所(産総研)へ。

子どもが2割くらいの聴衆に向かって、
1時間「科学の恵み」の話をする。

餌取章男さんに、久しぶりにお目にかかる。

地質標本館がすばらしい。
館長の青木正博さんが案内下さる。

地の中のメタボリズムにおいて、
鉱物たちはすでにマッシュ・アップ
されていた。

長い永い時間をかけて。
そして眠る。

7月 27, 2008 at 10:58 午前 |

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わずか一時間ほどだが電車にのり、 神戸・須磨から姫路へ、 私とNさんとSさんの3人旅へとでかけた。 [続きを読む]

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 ミールは、インターネットと呼ばれているネットワーク・システムが、今現在のこの惑星の主要なコミュニケーション・メディアの一つであることを知った。いずれそのシステムを調査しよう。データ収集にこの上なく便利そうだ。また、この惑星には、大学という学術研究機関が....... [続きを読む]

受信: 2008/07/28 2:30:13

コメント

茂木さん、おはようございます

「ネットワークとインタラクティヴが
創り出そうとしている
新しい「マッシュ・アップ」的
リアリティ。」

具体的にどんなものかよくわからないのですが、
なんだか面白そうですね(^v^)!
やっぱりこれからの時代は、
境界が希薄になって、
いろんなものが混ざってできるのが
新しい、という方向に向かうのでしょうね☆

情報や、物だけでなく、
頭脳も世界中に流通していて、
シンガポールは、
国外から優秀な人材を
膨大な資金かけてヘッドハンティングしているとか。
それがシンガポールの発展の基礎になっていると
聞きましたよ。

そういうやり方は、
他の先進国でも普通になってきているとか~・・・

新しいものは、
異種間で生まれやすいですけど
地球規模での
マッシュアップが始っているのですね~!

鉱物と聞くとダイヤモンドをはじめとして
様々な天然石が思い浮かびますが・・・
ながいながい間かけて
マッシュアップされると、
美しい鉱物が出来上がっていくのでしょうね。

ところで、
茂木さんが昨日講演された、
きょうの料理のお話は、
テレビ放送されるんですかね~?
面白そうな内容ですよね!
健康オタクな私は、
ぜひテレビで全国放送してほしい!です★

今日も暑い一日になりそうですが、
お体には気をつけて、
がんばってくださいね( ^^) _~~


投稿: ももすけ | 2008/07/28 6:32:14

「創造性のメカニズムについて、特に記憶のシステムの関連において論じた」とのこと、大変興味を持ちました。
神経生理学では、前頭葉が、創造性にとって最も重要である皮質の部分であるように思われているそうですが、持続しない記憶は、前頭葉、頭頂葉であることから、前頭葉、側頭葉、辺縁系からのドーパミンのインタラクションに起因する、クリエイティヴドライヴなどにも関連した論だったのでしょうか?
科学の新しい考察にとても興味があります。
そのような理論を聞くことが出来る機会があればと切に思っています。

投稿: Nezuko S | 2008/07/28 5:21:45

シンガポール、筑波と大変お疲れ様でした~。

記憶と創造性のシステム~なんだか面白そうです~。
シンガポールは行ったことが無いのですが、
私がピンとくるのは、りー・クワンユー元首相のことです。
昔テレビで観た記憶ですが、シンガポールという国は
世界的建築家の巨匠、丹下健三さんがりー・クワンユーさんと
友人関係だったことから、シンガポールの都市計画作りに
大きく関わって都市計画され作られたと10数年前のNHK特集
で拝見し、そのことが甦りました。
りー・クワンユーさんがインタビュー形式で過去を振り返り、如何に
シンガポールの国作りを行ったか? 
を語ったものだったと記憶しています。

あの頃は、少しばかり政治に関心が高かったのですが、
シンガポールは、マレー人、中国系、タイ系、多くの人種が雑多にいて、
小学校の低学年のうちから階級が分かれていくと聞きました。
今はどうなどでしょう。随分前の知識なので今は変わったかも
知れませんが。整備された国家から、現在はキュートな国に変貌したかしら?

投稿: | 2008/07/28 2:59:43

20年ぶりに、ピカソの『ゲルニカ』を見てきた。
中学生ぐらいのときに初めて教科書でみたのだろう、
なぜか自分の頭の中で色つきだった。

20年前、実物を見て、想像していたよりも大きく、
何よりも、白黒だったことにショックを受けた。

私の記憶に色を塗ったのは、どいつだ!!!!

『ゲルニカ』制作の練習デッサンにも、20年前
興味深く見入ったものだが、今回は、『ゲルニカ』
完成後のいくつかのモチーフがどんどん進化しながら、
別の絵に発展していく展示物に惹かれた。

私の怪しい記憶も、はたまた脳の進化も面白い。

スペイン国立人類学博物館の展示には絶句・・・。
(アジアエリアにある、「日本:ポータブル厨子」と書かれた、高さ50cmほどの観音開きの厨子に入った金箔のはげた観音様を救出して持って帰ってあげたい!!!誰か!!!)

慌てて、今日、「江戸東京博物館」に行って見た。
ちょっと、安心した。

奇しくも、私のスペイン出張の出発日に・・・こんなシンポジウムが・。。。(その前の週はすぐ近くの別のシンポジウムに出席していたのに。。。くやしい・・・)
http://www.minpaku.ac.jp/research/dp/080719_symposium.html

投稿: 茂木先生崇拝者 | 2008/07/28 1:36:09

茂木さん、おはようございます(=^▽^=)
地球には宇宙創造の時からの恩恵が沢山あるのですねー(*^_^*)
素敵です

今日はお祭りの、阿波踊り、堪能しました
硫黄島ちどり連が大好きで、
偶然にもお話できるチャンスに恵まれて、
ご一緒に写真まで撮らせていただけました
幸せです
神様もお神楽が好きなように、私も魂から喜んでました
素敵な夏のはじまりになりました♪(*^ ・^)ノ

投稿: | 2008/07/27 23:45:47

茂木さん、今日も一日、お疲れ様でした。シンガポールの雑踏の中、茂木さんのつぶやき?!が面白い!ラップ音楽のようで、今にも歌声が聴こえてきそうですよ~。マッシュ・アップとは、「情報やサービスを組み合わせ、新しいソフトウエア&サービスをつくること。」ですか?う~ん、どんな感じなのか、わかるようでよくわかりません。混ぜこぜにしてよくなること、ソフト面においてなのかなぁ~。ところでシンガポールは人種のるつぼ!なのですね。意外と大分の別府などはローカルながら外国人が住みついていて、面白いです。アジア太平洋立命館大学ができて以降、卒業後もそのまま別府に住んで自国料理のレストランやカフェをする方がいて、外国人の割合が多いです。湯布院を散策していてもこの頃は、いろんな国の方に出会います。大きなトラブルも無いようですし、よいことですね。それから、茂木さんの講演会は大人と子供が一緒に参加することも多いのですね。誰が聴いていてもわかるようにお話をするのって、結構、たいへんですね?!茂木さんのイメージはプロフェッショナルのあの感じ!と思って、イベントへ行ったり音声ファイルをお聴きしていると、全然ちがうキャラだったりするから、それが結構、面白い?!ですねー。(笑)

投稿: | 2008/07/27 23:36:30

マッシュ・アップされたモノは、どんな形なのでしょう?

そして何を語りかけてくるのかしら?

ワタシは見れるかしら?
見たいなぁ。

投稿: | 2008/07/27 21:07:46

こんにちわ

創造性のメカニズムを考えるとき、創造性を働かせるのは興味深い。(^^)

投稿: | 2008/07/27 16:01:20

茂木さん、こんにちは。こちら都内某所は午後1時近くなって、ますます気温が上がってきたようです。

マッシュ・アップ…複数の異なるものたちが寄り集まり、様々に複合させると、そこから新しい何かが生まれて来る…。

私達のいるこの地球の、三次元世界は、鉱物の世界から人間の住む世界まで、まさにマッシュアップされ、常に動いて生きているものなのだ、と感じる。

きょうもまた、この地上のいろいろな場所で、沢山の人、こと、ものが混ざり合い、交じり合い、関わり合い、組み合わさり、または通り過ぎていく。

私達は本当にそんなダイナミックな地球上という名の三次元世界に生きているのだなぁ…としみじみ思う。

エントリとは少し内容がずれるかも知れないけれど、三次元以外の余剰次元世界も、地球上のように、色々な要素がマッシュ・アップされて、そしてダイナミックに動いているのだろうか。それとも、次元によってはそうでない世界もあるのだろうか。


投稿: 銀鏡反応 | 2008/07/27 13:20:04

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