« うるわしいもの | トップページ | 「絵本の家」と「巨人の肩」 »

2008/07/22

無意識を耕すために

Lecture Records

茂木健一郎
「無意識を耕すために」
河合隼雄先生追悼シンポジウム
2008年7月21日
九段会館

http://www.konohana.jp/2008/otr/tsuito.html
音声ファイル(MP3, 27.8MB, 60分)

7月 22, 2008 at 07:08 午前 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55852/41931635

この記事へのトラックバック一覧です: 無意識を耕すために:

» 聞くということ トラックバック 感性でつづる日記
昨日の茂木健一郎さんのブログ「クオリア日記」で、 河合隼雄先生の追悼シンポジウム [続きを読む]

受信: 2008/07/23 6:11:40

» 鳥の歌・・・ トラックバック Little Tree
横浜といっても、案外近くに緑や畑も残っているからでしょうか この時期の朝の鳥たちの歌声は、バリエーションも様々で ほんとうに賑やかです。 [続きを読む]

受信: 2008/08/09 8:17:06

» 河合隼雄先生追悼シンポジウム トラックバック もぎけんPodcast
「無意識を耕すために」 http://www.konohana.jp/2008/... [続きを読む]

受信: 2009/11/13 16:09:04

コメント

先日のシンポジウムに参加させて頂きました。昨年の心理臨床学会にて先生の講演をお聞きし、先生の生き方やお考えにとても感銘を受け、今回のシンポジウムに参加させて頂きました。

先生の基調講演、御自分の体験を交えてお話された箱庭療法への関心、河合隼雄先生との関わりについて興味深くお聴きし、心について不思議に感じること、分からないことに対して真摯に向き合って追求されていく姿勢に感動し、大きなパワーを頂きました。

しかし、後半のシンポジウムでは、先生が「河合隼雄と箱庭療法」というシンポジウムの意図を汲んで、河合先生がなさろうとされていた、箱庭療法の心にとっての普遍的な意味や文化的な意味を、大きな視点から論じようとなさっていたのに対して、シンポジストもケース発表者も、ただの内輪的なケース検討会にしてしまったこと、しかも、シンポジウムの意図に合致した、先生からの普遍的な問いに答えられないことに動揺したためか、先生を患者さん扱いしてしまうというやり方で自分達の心の揺れに対処したことについて、同じ臨床心理士として恥ずかしく感じ、先生に対して失礼で申し訳ないと感じました。

ケース検討についても、同じ専門家としては、あの場で本当に患者さんの心に向き合って話し合われているようには感じられませんでした。私自身、日々クライエントさんと向き合う臨床家でしかなく、自分のやっていることにどんな普遍的な意味があるのかを、理論化して文章にしたり話したりという力はないのですが、今回のシンポジウムにはまさにそういった視点での話し合いを期待していたのであり、そのようなた能力を持つべき大学の教授たちが、そういった話し合いが出来ないことに、危機感を覚えました。

また、自分自身をさらけ出す勇気を持たなければ、本当に人の心に響くことは語れないし、心からクライエントさんに向き合うことができる、よい臨床も出来ないと思います。河合隼雄先生と自分との個人的な関わりにも触れられないくらいにまだ葛藤が強いのであれば、「河合隼雄と箱庭療法」という題名のシンポジウムには参加してほしくなかったです。触れられなかったところで、かえって痛々しさを感じてしまいました。

これからも、先生のご著書を読んだり、ご講演をお聴きする機会を楽しみにしております。これに懲りずに、今後とも、心理臨床の世界とも深くかかわり、草の根の仕事人である私達に活きる知識とパワーを与え続けてください。どうぞ宜しくお願い致します。

投稿: 山内浩美 | 2008/07/30 12:10:55

茂木先生、はじめまして。先日、私は先生の著書を初めて拝読致しました。
「欲望する脳」となっていたので、てっきり脳科学の話とばかり思っていましたが、その詩的な文章と哲学的な内容に思わず涙が溢れてしまいました。
特に「不可能を志向する」と「魂の錬金術」の項は、私が普段から感じていると言うのか求めているというべきか、とにかくモヤモヤしていた何かが明確に文章化されていて視界が一気にクリアになった気がしました。ありがとうございます!
こちらにUPされた講演も楽しく拝聴致しました。タクシーの運転手さんが行き先間違えるほど話しこんでしまう相槌って、河合先生どんだけ聞き上手?! 忍耐強く話しの中心をそらさずにひたすら相手の話に耳を傾ける、話し手の心を解放し癒している時の河合先生の頭の中は一体どのようになっていたのでしょうか。
茂木先生のお話から想像する河合先生は、穏和な風貌の中にも、強固で一点の曇りもないダイヤのような信念をお持ちになった、そんなイメージの方でした。

投稿: misaki.S | 2008/07/24 23:35:25

茂木さん、音声ファイルの公開ありがとうございました。
聞きながらやっている作業の手が止まり、段々と話にめり込んでしまいましたflair

投稿: こいなく | 2008/07/24 23:18:45

茂木さんhappy01こんばんはshine

さっき、音声ファイル、拝聴させていただきました!
体調が悪くて頭の回転も悪かったので、
やっと拝聴させていただくことができました(@_@;)

そして、とても素晴らしいお話を、ありがとうございましたm(__)m!!
うぉ~~~・・・正直、涙がほろりと流れるくらい、
感動しました。

茂木さんはとっても魂の器が大きくて広くて、
大きなお仕事と責任を担っていらっしゃる方だなあ・・・と
改めて思いました。
茂木さんのご活躍を待っていらっしゃる方が
たくさんいるんだろうな、って思いました。

興味深いお話がたくさん盛り込まれていて・・・
コメントでは長すぎる感想になってしまいます。

箱庭療法、
ずいぶん前から知ってはいましたが、
茂木さんが尊敬してやまない、
河合先生が日本に紹介されたものだったんですね!
私の友達に、
カウンセラーがいるんですが、
彼女は箱庭のセラピストでもあります。
今は、心身ともにケアできる施設をつくるために
すごく忙しくしていて、
いつか箱庭いっしょにやろう~!とお誘いを受けてはいたものの、
なかなか実現していません。

茂木さんの箱庭療法のお話を伺って、
すごく奥の深いセラピーなんだなあ、と近いうちにトライしてみよ~!と思いました。

実は、私は、
病気になる少し前から、
セラピストの仕事に憧れを抱くようになりました。
何かきっかけがあったかと思いますが、
病気をきっかけに、
尊敬できる医療者、セラピストの話を聞くと、
私も自分の病気を癒していく過程で
得られたものを、
何かに還元できたらいいな、ってずっと思っていて。
音楽療法士、にもずいぶん憧れました。

いつかその方面に進むかもしれませんが・・・
病気があるうちは、
ヒーラーの仕事をやり遂げるほどの体力気力もありませんので、
保留状態です。
やはりカウンセラーや精神科医の生の声を聞いたら、
中途半端な状態では絶対できないお仕事なので。

統計学にとどまっているうちは、
科学ではできないことがある、
このお話にもすごく感動しました!
茂木さんの優しさが伝わってきて、
今の日本をリードする方に、
こんなに優しい方がいらっしゃるんだな!って思うと
未来は明るい★と希望みたいなものさえ
抱きました!

そして、その優しさの裏にあった
過去の挫折体験、
恋愛のことも、ケンブリッジでのことも。
自分が挫折して初めてわかることってありますよね。
女性の恋愛観のことでは、
先日は生意気なことを言ってすみませんでしたm(__)m
あれは、どちらかというと、
まわりの友達を観察していてわかったことです。
それと、自分自身のこともありますが、
女性が強い時代とはいえ、
やはり厳しい面もあって、それは生物として見た時に
仕方ないのかなあ、って。
特に私は病気がちだったので、年を重ねるごとに
保守的になっているかも。はぁ。。。。orz

お釈迦様が、はじめ、僧団に、
女人禁制としたことも、すごくわかります、
あれは男尊女卑ではなく、

女性は、肉体的な制限や社会での役割を考えると
物質的なものや人間関係のしがらみに
翻弄されやすいから。
純粋に己を高めていくということを考えれば、
男性が向いているというか
集中しやすいと思います。
だから男性は純粋なんですよね。

ケンブリッジでのことも、
さぞお辛かったでしょうね。
書きにくいことですけど、
未だに沖縄を差別される方もいて、
すごく悲しくなるので、
わかります。

これはもう、開き直って、
差別しない人もたくさんいるということを
知っていれば、
人を憎まず、罪を憎む。ことができるかな、と。

あと、
怒りの表わし方についても。
主張せねばいけない怒りというのは、
当然あると思います。
特に人権や、人の命にかかわることに関してはそうですよね。

ただ声高にそれだけを主張しても
伝わらないと思うんですよね、
茂木さんはとてもバランスが取れていて、
いろんな発言されているから、
少し怒っても、
受け入れられると思うんですよ。
河合先生もそうだったとおっしゃっていましたが、
同じことだと思います。

以前、私も、
ある啓蒙活動をされている方と交流があったことがあり、
行き違いで、誤解をされて、
一方的にものすごい怒られたことがありました。
もうそれこそ破壊的なものです、
すごい精神的にきつかったです。
ちゃんと説明したら、
その方も冷静さを取り戻して
誤解をといてくださいましたが、

いつも怒っている印象しかなかったので・・・
すごく純粋な方ではありますけど、
正しいことを主張していても、
怒ってばかり、というのは
偏りがあって、
気持ちの良くないものですよね。

あっ!それと夢日記!
茂木さん、今もつけられているんですか?
今はお忙しくて大変かな。
何度か、見た夢をコメントで書かせていただきましたけど、
あれはきれいな夢ばかりでして、
怖い夢やいやな夢も見ます、
よく利用する夢診断のサイトで
自分なりに診断してみると、
深層心理っていうんですか、
ぴたーーーっとあてはまるんですよね(^_^;)

それにしても河合先生は、
茂木さんの見た赤い女の子のことを
理解されたというのは、
すごいですねーーー!
五感超えて、六感の域ではないか、と思いました。

ああ・・・なんかまだ書き足りないような気がしますが、
長くなっちゃったので、ここまでということで。

茂木さん、
今後とも、河合先生との対話を続けられてください、
茂木さんのこと、応援しています、
がんばってくださいね!
素晴らしいお話、
本当にどうもありがとうございましたm(__)m

投稿: ももすけ | 2008/07/24 20:50:12

御講演、会場で聴かせていただきました。「箱庭はどんな平凡な人が造っても、その人なりの要石のような構造に至る」という比喩が、箱庭の本質を突いていて、すごいと思いました。茂木さんが、クオリアに行き着いたのは、下山先生との箱庭療法のお陰だったのかも知れないですね。
 生とは何か、命とは何か、精神とは何か、という難問をどう解く方法論、ですが、「ものすごい覚悟のあった」河合先生は、最後の1年間、ご自身が実験台になられて、それを探究されていたのではないでしょうか。
 河合先生が得たお答えを知りたい気はしますが、そのためには、今度は私たちも、覚悟を持って河合先生の方へ行かなければならないのかも知れません。

投稿: むううちゃん | 2008/07/24 20:44:44

茂木さん!音声ファイル、ありがとうございます!いつも楽しみにしています! &いつもたくさんエネルギーを頂戴しています!!! iTunesに入れて大切に保存。テレビもつけてないのでこのファイルだけが唯一、茂木さんの生な声にふれる機会です。田舎ですとなかなかこういうお話を拝聴する機会もありません。今後とも何卒よろしくお願いします!ぺこりん。

投稿: タヌキに化かされて・・・ | 2008/07/23 2:01:16

お久しぶりのMP3ありがとうございます~。

フロー状態?で聞かせていただいていましたが、お話の最後の最後に
私の中で何かが「カチッ」と合わさり、夜な夜な一人、涙してしまいました。

茂木さんはご自分でお話されていて、感極まってしまうどうしようもないような衝動にかられてしまうことはないのでしょうか。

私に何かが瞬間移動してきたみたいな感じです。


投稿: 高柳美智代 | 2008/07/23 1:18:14

茂木先生へ

音声ファイル、誠にありがとうございました~。

本日、聴かせて頂き、本当に少なからず、茂木先生のお立場にしても理解したことがありました。
丁度、河合隼雄先生の本を購入したばかりでした。茂木先生との対談本もこれから買う予定です。
ベーシック・エン・カウンター、私の夫も、それを受けましたから、
頷くことがあり・・。それから、自分自身のことでも、なるほどと思うことが色々ありました・・。

 猛暑の中~くれぐれも、お体をご自愛下さいね。

投稿: Hanamura | 2008/07/23 0:47:37

待望の音声ファイル!!
本当に、毎回楽しみにしております。
ほぼ、全ファイルを聴かせて頂いていたので、
最近は耳がさびしがっておりました。

熱い魂に触れることのできる、
とても貴重で大切な時間。

じっくりと聴き込まさせて頂きます。

投稿: 水色デザイン | 2008/07/22 22:28:35

茂木先生、音声ファイル拝聴させて頂きました。

今聞き終わったばかりで考えがまとまらないのですが、緩急自在な語り口や話の内容が、それまでやっていたことの手が止まるほど、すごく面白かったです。

今私の耳に聞えてくる一番遠くの音は何だろう。
私にとっての要石は何だろう。
河合先生のお話しも一度聴いてみたかったし、私も箱庭を作ってみたい。

また、時間のあるときに聞かせて頂きます。
ありがとうございました。

投稿: | 2008/07/22 21:37:26

茂木さんの音声ファイル、私は今日、二回、お聴きしました。茂木さんは何をおっしゃりたかったのかを考えながら、お聴きしてみますとたいへん興味深い事をおっしゃっていたのですね。「天才がつくってくれた芸術」と「プライベートな芸術体験」普遍性はないにしてもひとりひとりの人生の物語りというものがあり、それは清原選手の涙のようにカチッ!とはまる・・・よ~くわかりました!確かにそうなのかもしれないと思えました。何かを悟る、何かが見えた瞬間、または神の域に近づけたような、そんな何かのこと?うまく表現できませんが、そのようなことをおっしゃりたかったのかなぁ~と想像してみました。それは個人レベルでもちろん個体差がありますが、何も天才だけに起こること、わかること、出来ることではなく、普通にして生きている私たちにも体験可能なことなんだよ!ということなのですね?!茂木さんの発する言葉から気になる言葉があり、なかなかわかりづらかったのですが、二度お聴きして理解できたように思います。とても深いお話なのですね。科学と芸術は分裂している、統計的な心理、データーによって人間像まではわからないというお話など、科学者である前に!といいますか、漠然とですが茂木さんがおっしゃりたかったことが今、わかりました。そして「意識」「個別性」「一回性」などは、まだ扱われていない問題ですか
・・・是非とも私にもパァッ!とわかるように紐解いてください。いつも茂木さんのお話、直ぐにわかるのですが、今日は繰り返しお聴きしてなんとなくこうかな?という感じで・・・。(笑)それから、「赤毛のアン」は、茂木さんにとっては敗戦なのですね。私にとっては海こそありませんが、故郷の暮らしそのもののような感じなのですが・・・全く違いますね。なぜでしょう?(笑)養老孟司さん、大阪城プロジェクトで今度、講演がありパネルディスカッションもあります。行きたいと思います。音声ファイル、ありがとうございました!

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/07/22 20:51:08

Dear Dr. Mogi

I mentioned a few days ago, I admire both you and Richard Dawkins.

I am sorry if I'm wrong (I know I'm often wrong), but to me it seems that Dr. Mogi and Dr. Dawkins are parallel to each other since both of you are aiming at exactly the same thing “to discover the ultimate truth”.

I somehow don't believe Dr. Dawkins is ignorant about the importance of our subjective experiences. He may appear frigid, but I suppose he does what he does (regarding attacking religions especially monotheistic ones) to liberate people who carry a millstone around their neck.

I have been surrounded by people who have Judeo-Christian backgrounds, and I noticed that those people (especially the ones who grew up in evangelical or Catholic families) either consciously or unconsciously live their lives with immense fear and the sense of guilt that come from their religious dogmas. It is actually painful for me to see the people I love suffering from the fear of making any mistakes in life, and denying certain kind of human nature.

Some years ago, I tried and tried to release this person's fear so that he could be free from feeling guilty about something he had done that he thought was sinful. I did everything I could imagine to rescue him, but he said to me “Ok, Tomoko. If you can step on the Bible right here in front of me, I believe you.” I couldn't do that, so I failed.

Dr. Dawkins surely offends many of the nice moderate religious people, but at the same time he helps people who struggle to get out of their own belief system; just like Dr. Mogi opens up many people's narrow mindset and enriches the way of thinking.

Please take good care of yourself(I sometimes worry about your health). I'm looking forward to your next lecture!

投稿: tomoko | 2008/07/22 18:17:50

こんにちわ

クオリアと言うのは、現在の要石ではないでしょうか?(^^)

投稿: 要石のクオリアby片上泰助(^^) | 2008/07/22 13:32:19

マンモスフルート

2万年もまえに
   マンモスの牙から
      つくられた楽器

ことばのうまれたころ
   息が音色にうまれかわる
      ことばも音色もおなじだと

フルートの音色は
   空へはのぼらない
      ひとから ひとへつながって
         心の裡にそっとすみつく

草や石にふりつもる
   化石になるまで

ー河合隼雄先生に捧げるー

投稿: 井上良子 | 2008/07/22 11:04:59

昨日のシンポジウムに参加したものです。
立場としては、本職のものです。
茂木さんが、箱庭を心から好きで、大事な
体験としていらっしゃることが
とても伝わってきました。
統計の件は、私も最初は実験心理学をやっていたので、
すごく笑えました。
今度は、俊雄先生とプロフェッショナルで
対談してください!

投稿: ユーカリ | 2008/07/22 9:22:33

茂木さんhappy01
音声ファイルのUPありがとうございます~~~!
後でゆっくり拝聴させていただきますshine

投稿: ももすけ | 2008/07/22 7:11:11

コメントを書く





絵文字を挿入