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2008/06/23

必死の共生

サンデー毎日

2008年7月6日号

茂木健一郎 
歴史エッセイ
『文明の星時間』

第19回 必死の共生

一部抜粋

 私が子どもの頃、森がブルドーザーでなぎ倒されるのは胸が痛む光景だったが、失われるのはその場所の自然環境だけであった。そのような局所的な破壊とは質の異なる形での自然環境の変化が、地球温暖化の下では進行する。
 ところで、地球の歴史を見ると、現在予想されている人為的な温暖化の幅よりもさらに大きな気象変動に見舞われている。その度に、地球上の生物は劇的な環境の変化を乗り切ってきた。
 例えば、約7億9000万年前から6億3000万年前に地球が経験したとされる「全球凍結」の状態。赤道までもが、雪や氷で覆われたとされる。それから生じた温度上昇を受けて、現在地球上に見られる生物種の原型が急速に進化する「カンブリア爆発」と呼ばれる現象が起きた。
 一方、恐竜たちが棲息していた約2億3000万年から6000万年前、地球の平均気温は今よりもずっと高かった。赤道と極の温度差も少なく、極の気温は50℃程度も高かったと考えられる。その結果として、海水面は現在よりも100メートルから250メートルも高かった。人工的な温暖化による海面上昇とは比較にならないほどの変化の幅である。極地方にさえ、氷床はなかった。

全文は「サンデー毎日」でお読みください。

http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/ 

6月 23, 2008 at 12:03 午後 |

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コメント

茂木先生 こんにちは♪
私の子供時代も、まだ里山風景がありました。山には、わらび、ぜんまい、きのこ、山ブドウ、あけび等々。小川には、オタマジャクシ、ドジョウ、タニシ、ザリガニ、タナゴ、シジミ、メダカ、フナ、コイ、タガメ、ゲンゴロウ、ミズスマシ、ミズカマキリ等々。家の庭には虫達がたくさんいて、自然に理科の勉強ができました。青大将がカエルをのんだり、木の幹にはヘビのぬけがら、枝にはモズがカエルを刺したり、モグラが干からびてたり、カブト虫やクワガタが木にとまって蜜を吸っていたり、セミの孵化の観察、夜は大きな蛾が、窓に張り付いて、部屋の中から目玉の模様を、ずっと見ていました。草むらからは、キチキチバッタやクツワ虫、カミキリ虫や黄金虫、カマキリ、カタツムリ、ネボタ、まだまだ書ききれないほど生き物がいました。今は、みんないなくなりました。そして、虫の話しを出来る人は、母だけです。

投稿: 平井礼子 | 2008/06/26 21:51:16

うわぁ〜〜(´∀`)
猫で踊ってました!!!!踊ってましたヨ!

以前の日記のお話が、自然にパッと思い浮かびました! 

三味線とダンスの共演。

偶々、チャンネルを変えていて…SMAPと吉田兄弟の音楽、聞けて♪

ラッキーと書こうとしましたが、この言葉でない気がして。

あまりの驚きと、興奮で…こちらのタイトルや文章と離れているなぁと感じつつ、ついつい書いてしまいました。

でも…なんとなく、奥の方で語られているモノに共通している所があるように思えて仕方ないのです。。。

投稿: 奏。 | 2008/06/23 23:46:33

茂木さん、皆さん、おとといテレビの自然番組で言っていたのですが、現世人類が、二足歩行による骨盤矮小化、脳発達による頭蓋骨拡大のふたつを克服した後、インドネシアあたりの火山噴火で氷河時代となり、その時、人類も千人まで減った、ということでした。本当ですか。我々はそんなにも近種なのですか。ルーシーひとりに辿り着くとも聞きますが。その後気候の回復に従い、アフリカを出て散らばっていったということです。猫族も昔絶滅寸前まで減ったそうですが。どうしてかとてもショックを受けてしまいました。

投稿: logo26 | 2008/06/23 16:11:55

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