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2008/06/06

渋い人

輿水精一さんと、
Craigellachieのパブ、
Highlander Innで
ウィスキーのtastingをしている
時、訪れたMACALLANの様子
も相まって、一つのインスピレーションを
得て戦慄した。

スゴイ。MACALLANは凄い。
ウィスキーは凄い。
そして、山崎での輿水さんの
お仕事も凄い。

輿水さんは、『プロフェッショナル 仕事の流儀』
でお目にかかった時、「渋い人だ」
と思った。

渋い輿水さんの番組 

その後、山崎でお目にかかった時も、
「渋い人だ」と思った。

スコットランドを移動しながら、
ずっと一緒にいて、
「本当にずっと渋い人なのだ」
と判った。

渋い人、輿水精一さん。

新潮社の金寿煥さんは、
「ベテランの刑事みたいでしょ。
太陽にほえろの山さんみたいな。」
と言った。

ギネスを飲みながら、渋い人は
ふふふと笑った。

(写真撮影 金寿煥)

6月 6, 2008 at 01:33 午後 |

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コメント

茂木さん、こんにちは(^o^)♪

スコットランドで、
輿水さんとウィスキーなんて、
凄く渋いですね★

輿水さんの放送は、うっかり見逃してしまったのですが(ごめんなさい)、

輿水さん、写真からも、渋いオーラ放ってるのが解るくらい。

その横で微笑んでいる茂木さん、
穏やかな笑顔で、私も安心(^_^)

投稿: ももすけ | 2008/06/07 12:29:45

おはようございます茂木博士。


マッカランといえば、開高健の本で読み、大人になって赤坂のBarで初めてザ・マッカラン12年を飲みました。

シングルモルトのロールスロイス
シェリーカスク
ぐらいしかもう記憶にありませんが、憧れの大人の味でした。

Craigellachieの自然の中で深いモルトウィスキーをテイスティングされた事は、お仕事とはいえつかの間の癒しになったのではないでしょうか。

興水精一さまといえば…「山崎12年」「響き30年」ですね。その渋味は熟成されるウィスキーと共に、深く洗練されてきたものかも知れませんね。
「太陽にほえろ」と「やまさん」…知らなかったのでググりました。露口しげるさんですね。
露口しげるさんといえば…海外ドラマ・グラナダ版「シャーロック・ホームズ」のホームズの声、ジブリアニメ「耳をすませば」のバロンの声の人というイメージでした。
昔は渋かったのですね…アハ!体験でした。

最後のアーチ橋…美しいですね。あれは確か石のみの橋なんですよね。木の枠組みの上に石を積んでいくのですが、まさに神業ですね。


美しいスコットランドの自然の中、心身共に癒されます様に…
では(^O^)/

投稿: Marie | 2008/06/07 9:49:42

昨夜投稿したコメントの補足です。


この日の日記にご掲載のお写真を、見つめれば見つめるほど、開発で喪われていきつつある、水と緑に満ち満ちた日本の、天然の風景を見ているような気になってくる。

清く澄んだ水と、豊かな階調の色合いの緑の木々や、なだらかな山々に抱かれて、お二人の表情にも穏やかなものが流れていますね…。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/06/07 6:05:38

  マッカランの蒸留所を見学されたのですね。

  実は、わたくしはお酒の中で

  ワインと共にモルトウィスキーがいちばん好きです。

  マッカランの熟成庫には

  〝Quiet Please! Whisky Sleeping…〟

  という表示があるそうですが、見つけられましたか?

  ハロッズが出版している『ウィスキー読本』で、

  シングルモルトのロールスロイスと絶賛されたそうです。

  お写真に写っていた川はスペイ川上流でしょうか?

  スペイサイドモルトも良いですが、

  個人的にはアイラモルトが好きです。

  あの強烈なピート香(ヨード臭と呼ばれますが・・・)を放ち、

  たいへん力強く男性っぽいお酒です。

  ラフロイグ10年カスクとか、

  ラガブーリン16年ものを良く飲みます。

  ラフロイグはチャールズ皇太子が愛飲されることで有名ですね。

  シングルモルトとしては初めて

  プリンス・オブ・ウェールズ御用達の勅許状も受けました。

  4、5年前だったと思いますが、

  日本国内はなぜかシングルモルトブーム。

  都内のバーからラガブーリン16年ものが
  
  消えてしまったことがあります。
 
  需要に生産が間に合わなかったとのことでした。
 
  何と言っても熟成に16年もかかるのですから・・。
 
  美しい琥珀色をした聖水を口に含んだとき、
 
  どこまでも深淵に広がる交歓・・・。
 
  バッカスに愛された女性のみが知り得る世界です。

投稿: K.M | 2008/06/07 3:30:50

茂木さんと輿水さんのお写真、素敵です!
緑が…自然が、とてもイキイキしてる様に感じます☆
ヒトは、周りの方々や(大きく云えば)自然に生かされている…とここ最近、改めて感じる事がありました。

先日の仕事があるのは、ありがたい の日記読みました。

しみじみと思います。

気に掛けてくださる人達や庭の花、庭に作った小さな菜園の野菜たち。

そういう気持ちが嬉しくて、ありがたいなぁ。
育っていくのを見るのが楽しい。頑張って、育ってね と、声をかけて。。


最後になりましたが、素敵な旅行が出来ていますように。
そしてお身体、ご自愛ください☆

投稿: 奏。 | 2008/06/07 1:07:29

輿水様の回、放送日に拝見いたしました。ご自身の規範をお持ちでいらして、じっくりずっと眺めていたい想いにかられます。味わい深いという点で、牧野宗則展も心脳に明るく響く味わいがございます。輿水様のおっしゃる「軸がぶれない人」であり、偶有性を楽しまれている様子が新作2点と会話から窺えました。ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E9%87%8E%E5%AE%97%E5%89%87
ttp://www.bunkamura.co.jp/gallery/080606makino/index.html

投稿: 白井 | 2008/06/06 23:01:36

今晩は。

スコットランドへ無事に到着されたのですね!


輿水さんといえば、2006年11月9日に観た『プロフェッショナル』で個性的な原酒を相手に、新しいブレンドウィスキーの創造に挑まれていたことを思い出します。

それにしても、ご掲載のお写真を拝見すると、本当に、溢れる緑と水に囲まれた世界…という感じが致します。

そんな世界を背景に、2人の好男子の、絵になるお姿…。

スコットランドは、今が一番美しい季節なんだなぁ、と思いました。

私の場合、ウィスキーをはじめ、酒類はホントに味が好くわからないのだが(清酒は何度か口に含んでみて、フルーティーなものは、その味がやっと何とはなしに分かる様にはなった)、かの地の大いなる自然に抱かれて、世に素晴らしいといわれる銘酒は生まれる、と聞いた。

今こうして返事を書いていると、バグパイプのからりとした、しかし優しい味わいのある音色が、耳の奥から響いてくるような思いになっています。

それでは、道中、何卒ご無事でありますように…!

投稿: 銀鏡反応 | 2008/06/06 22:48:46

茂木さん、お元気そうで何よりです。それにしても美しい風景!水も空気も美味しい土地柄だからこその素晴らしいウイスキーが出来るのでしょうね。ウイスキー・ブレンダーの輿水様は本当に素敵な風貌でニヒルな感じが…。俗に“男の顔には歴史が刻まれる…”と言われますが、素敵な年輪が! ウイスキーを嗜む機会は少ないのでよくはわかりませんが、ブレンディング次第で幾通りもの愉しみ方があるものなのでしょうね。ウイスキーを語れる茂木さんもカッコイイ!はず…。茂木さん、取材先でメロメロになりません様に

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/06/06 15:37:01

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