インターネットと青山二郎
ヨミウリ・ウィークリー
2008年6月15日号
(2008年6月2日発売)
茂木健一郎 脳から始まる 第106回
インターネットと青山二郎
抜粋
脳の学習のメカニズムにおいては、自ら能動的に選び取ることを積み重ねていった時に、もっともすぐれた結果を得ることができる。自分が選択し、その結果を引き受けるということを繰り返さなければ、脳は「本気」になって学習しない。選択の時代の到来したということは、脳にとって数々の学習機会があふれているということを意味する。
「ぼくたちは秀才だが、あいつだけは天才だ」
日本を代表する文芸評論家、小林秀雄をしてそう言わしめた青山二郎は、骨董の鑑識眼において卓越したものをもっていた。その研ぎ澄まされた感性は、たとえ失敗しても良いから、選択を積み重ねることによって磨かれていった。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

6月 1, 2008 at 04:55 午前 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
茂木先生はじめまして!
ぼくは先週の「心を映す顔」で先生の講演を聞いて
「クオリアとは一言で言い表すならばいったいなんなのでしょう?」
と質問した学生です。
あのときはただ、クオリアという語そのものの意味がよくわからなくて、あのような質問をしてしまったのですが、
あれから自分もよく考えてみればみるほど、
よくわからなくなってきます。。
たとえばなぜ人は映画を見て感動して泣いたり、TVをみて笑ったり、
人と人との間で感情を共有することができるのに、なぜ他の動物にはできないのか?熱いとか冷たいということにかんしては人間もほかの動物も共有できるのに......だとしたらクオリアに種類があるのか?だとか、まだ知識も全然ないのにいろいろなことを考えていました。。
まだ大学一年生なのですが、あの場で茂木さんにあのような質問をすることでよい刺激になったと思ってます!
投稿: 佐藤 駿 | 2008/06/01 23:21:48
自分が選択し、その結果を引き受けるということを繰り返さなければ、脳は「本気」になって学習しない。
…本当にそうですね、とわがこととしては同意しながら、「小さな街の教育屋」にとっては厳しい冬の時代のように思えますね…
自分が選択した、という実感を得るために、人々はどんどんバーチャルになっていかないだろうか?目の前の人から学ぶことができなくなっていかないだろうか?というのが気がかりです。
投稿: しょうだ | 2008/06/01 17:07:05