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2008/06/11

画一性との決別

サンデー毎日

2008年6月22日号

茂木健一郎 
歴史エッセイ
『文明の星時間』

第17回 画一性との決別

一部抜粋
 長州や薩摩の志士たちによって担われた明治維新は、吉田松陰らの思想によって突き動かされた「内発的」なものであると同時に、外からの動きによっていわば「玉突き」の結果生まれた偶発的なものでもあった。もし、イギリスを始めとする列強と直接戦ったのが別の藩だったら、彼らが維新の中心になっていたかもしれない。あるいは、全く別の歴史が展開していたかもしれない。
 いわば、西洋という「他者」によって触発された近代化。これまでの自分たちのやり方が通じないと気付いた時の、薩摩と長州の人たちの見事な変身ぶり、その背後にあったであろう切ない思いに、心が震える気持ちがする。本質的な状況は、今でも変わっていないと感じるからである。

全文は「サンデー毎日」でお読みください。

http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/ 

6月 11, 2008 at 07:00 午前 |

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コメント

“The Anglo-Japanese Treaty of Amity and Commerce”調印、150周年記念イベントが全国で230超開催中です。300年前(1707)まではスコットランドも独立国でしたしね。対面する人とこころ豊かなコミュニケーションがとれるなら、藩や国という枠は、あってもなくてもかまいません。ttp://www.ukjapan2008.jp/

投稿: | 2008/06/11 21:31:06

明治維新…司馬遼太郎さんが書かれた“龍馬が行く”でその時代に生きた志士達の心情について想像をめぐらした事があります。龍馬により船中八策や薩長同盟が結ばれその時代にありながら国内貿易をし勝海舟・龍馬は海の向こうの外国に思いを馳せながら日本を変えなければ!という強い一心が!さて今の時代において私(達)はそのような強い思いや気持ちを持って事に当たっているのか…と自問すれば???仕事は好きですが本気で事を成し続けるのは難しい。私の心に迷いが生じた時は昔の事務所にあった鬼十則(電通)を見ています。(単行本あり)

投稿: | 2008/06/11 14:31:49

茂木さん、おはようございます

こちらの文章を読ませていただき、
実感・・・している私です。

あんまり過激なことは言えませんが
国としての哲学のない日本、
すっかり骨抜き、他人事。

阿部政権が崩壊し、福田政権がほっそくするまでの
空白の2週間、
何も起こらなかったことが素晴らしいと
フランスメディアが皮肉ったそうです。

要するに、日本人の問題意識のなさを
指摘しているのですが・・・

東京に住んでいた時のことです。
仕事帰りにカフェでお茶してましたら、
おしゃれをした可愛い大学生?くらいの
女の子が二人・・・
この国の行方を熱く語り合っておりました。

「学校ではこんなこと話せないけど、
あなたは親友だから話せる。」

「これから、中国語を勉強しようと思って」

「少子高齢化、経済もどうなるか見えない日本、
いずれ、中国に移住しなきゃいけないような
生活の保障が成り立たないような国になるかも」

・・・というようなことを
真剣に論じあっておりました。
(私はこの内容には異議がありますが、
国の将来を憂えているという時点で
何も考えていないよりは立派だと思いました)

あれから数年たったので、
彼女たちの考えも変わりつつあるかと思いますが、

私の住む場所は、
外国と国境を境にし、
世界の情報がよく入ってくるので・・・
いろいろ考えるわけです。

けれど、東京の友達に
そうした話をしても、皆さん平和ボケしていて、
一から話さないと、わからない。
日本は一生平和。的な考えを無意識に持つ方が
大変多いです。

生ぬるい場所にだけ浸かっているうちに、
財産持っていかれた、
家を失った、ということもありえるわけで、

平和を保つためには、
あえて冷徹な目で悲観的になってなり過ぎることはない、
そのための準備、貯えをしておくこと。

私は自らの故郷の歴史を見ても、
あえて冷静さ、厳しさをもって臨まないといけないと
いつも思っています。


投稿: ももすけ | 2008/06/11 8:09:50

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