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2008/06/30

ビートルズの変貌

サンデー毎日

2008年7月13日号

茂木健一郎 
歴史エッセイ
『文明の星時間』

第20回 ビートルズの変貌

一部抜粋

 『赤のアルバム』のカバー写真は、4人がロンドンにあるEMIのビルディングから見下ろしているところをとらえている。撮影されたのは、1963年。同じアングルの写真が、同年にリリースされたビートルズ最初のアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の表紙を飾っている。
 一方、『青のアルバム』のカバー写真は、1969年に同じ場所で全く同じアングルで撮られたもの。6年の時を経て、メンバーが同じポーズで写真に収まった。
 『赤のアルバム』の写真の中には、初々しいメンバーたちの姿がある。はにかむように笑うジョージ・ハリソン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノンの4人。そこにあるのは、高校の学園祭から飛び出してきたような若々しさである。
 『青のアルバム』の写真には、まるで別人のように一変した姿が記録されている。当時流行の「ヒッピー・カルチャー」を反映して、長髪になった4名。その笑顔には、「見るべきものは見た」とでも言うような余裕と憂いがある。
 とりわけ、ジョン・レノンの変貌ぶりは衝撃的である。肩まで届く長髪。ぼうぼうに伸びた髭。「一体、この人には何があったのだろう」と思わせるような、そんな佇まい。

全文は「サンデー毎日」でお読みください。

http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/ 

6月 30, 2008 at 04:53 午前 |

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コメント

僕は十代ですが、中高と毎日ビートルズを聴いて、頭の中に渦巻いています(笑)
彼らは、偶然のひらめき、アクシデントをも笑ってレコード化したらしいですね。
さて、今や音楽だけじゃなく芸術、学問…少し行き詰まってビートルズ的創造は二度と現れない!?
いや、逆に今は押し縮められたバネのように爆発寸前かも知れませんね。知の壁の向こうに行くための序章として。
ビートルズ・クオリア、先人の創造物のクオリアを十分に浴びることが 学ぶってことなんでしょうかねぇ。


投稿: 理学部志望 | 2008/07/02 3:40:14

ビートルズ、大好きです。
先日、"IN MY LIFE" の記述がありましたが、
ベッドミドラーが歌う "IN MY LIFE" も素敵です。
機会がありましたら、是非。

投稿: Buzz | 2008/07/01 19:52:52

ビートルズは青春の思い出です。
熱狂的なファンというわけではなかったのですが、チェックしていました。
69年に映画”Yellow Submarine"が公開されると、今はもうない近所の映画館に見に行きました。
衝撃でした。yellow,pink,green…などサイケデリックな原色の洪水、なんとなく感じる違和感、そして見ているうちに脱力していく感じ。映画では、ビートルズが「救世主」の役割を負わされている印象。しかし、脳を激しく掻き回される体験でした。
たしかアポロ11が月着陸に成功した頃でしたが、そんなのは吹っ飛んでしまった。だから映画とアポロの記憶がどうしても重ならない。
そして今でも時々、頭の中でYellow Submarineの歌が蘇ってきます。

We all live in a yellow submarine,
yellow submarine, yellow submarine,
We all live in a yellow submarine,
yellow submarine, yellow submarine.

今見たら、どう感じるか、怖いもの見たさがあります。
そして"Yesterday"。
青春の甘酸っぱい思い出と恍惚感の象徴でした。

We all live in the beatles legend.

なのでしょうか。

投稿: 遠藤芳文 | 2008/07/01 2:02:40

“影響を与えられる女性”―カッコイイなぁ~と、今でも思います。N・Yのセントラルパークから、ダコタアパートメントを見上げた時はちょっと感動しました!ジョン・レノンが亡くなって何年も経ちますが、音楽は色褪せることなく、今も素晴らしい!ビートルズ、大好きです。

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/06/30 16:56:26

私は三姉妹で、一番上の姉が何かに取り付かれた様にビートルズにはまっていたので、小1~2年の頃から耳にしていました。中学生になると音楽の教科書にイエスタディが掲載され、先生から「単なるポップス歌手ではない。インドへ新しい音楽を探してきた偉大なシンガーだ!」と教わりました。時、同じころ、現国の教科書には「赤毛のアン」が掲載されており、お昼休みになると図書館へ行き世界地図を開いて親友と一緒にリバプール、インド、P・E・Iを探したものです。オノ・ヨーコさんの影響を強く受けられたと言われているジョン・レノン…。

投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/06/30 16:45:47

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