« プロフェッショナル 齊藤慶輔 | トップページ | 画一性との決別 »

2008/06/11

笑顔のタカさん

スコットランド滞在最終日は、
グラスゴーからエディンバラに
移動。

出発前に、次のような
メールをいただいていた。

Subject: 世界最高の植物園@エジンバラ
From: 橋本麻里
To: 茂木 健一郎

茂木さま


原稿拝受いたしました。

スコットランドからの送信になるかと
危ぶんでおりましたが、
間に合わせていただき、
ありがとうございます。

ともあれ、どうぞお気をつけて
スコットランドを旅してきてください。
私の敬愛する東大の植物学の名誉教授曰く、
世界最高の植物園はエジンバラのものだそうです。
お寄りになる時間があれば、ぜひ。

ハシモト 拝

エディンバラは美しい街。

その郊外の一角に、件の
植物園Royal Botanical Garden Edinburgh
はあった。

よくこれだけの密度で、
これだけの種類の植物を、
と思うほど、さまざまな植物が
美しく集合している。

金寿煥さんのスィッチが入って、
たくさんの写真を撮った。

エディンバラ空港からパリ経由で
東京へ。

飛行機の中で、映画Atonementを
見て、仕事をして、眠った。

原作はIan McEwan。

時制の入り組み方に特徴があり、
メタフィクションの要素もある。

Vanessa Redgraveが老境の
主人公を演じていた。

金寿煥さんと一緒に
NHKへ。

ボクは仕事をし、金さんは
市川崑監督の映画を観る。

道が空いていて、あっという間に
着く。

金さん「こんなに早く着くとは思いませんでした。」

運転手さん「ガソリンが値上がりしてからは、
ずっとこうですよ。」


ボクはNHKの西口で車を
降りる。金さんは、「これから『考える人』
の仕事です」と新潮社に向かった。

金寿煥さん、お疲れさまでした!
そして、ありがとうございました!

『プロフェッショナル 仕事の流儀』
の打ち合わせ。

茶師の前田文男さんがゲスト。

担当のディレクターは、
静岡放送局の末次徹さん。

有吉伸人さんが、「おお、こうやって
見ると、末次みたいなさわやかなやつは、
うちの班にはいなかったなあ!」
と感嘆する。


感嘆する有吉伸人さん

打ち合わせ時、
VTRに合わせてナレーションを
読み上げるのがディレクター
の仕事。

大きな声で、さわやかに読んだ
末次徹さんでした!


静岡放送局の末次徹さん

このブログにも何回となく登場し、
ご飯やお菓子を食べる時のに
やる気を見せる「前傾姿勢」
で有名な、山本隆之デスク(タカさん)
が、チーフプロデューサーと
して名古屋放送局にご栄転
されることになった。

お目出度いことだけれども、
とても寂しい。

タカさんとの「最後の打ち合わせ」
の一瞬一瞬を噛みしめる。


笑顔のタカさん


真剣なタカさん


タカさんを見守る住吉美紀さんの腕時計

ちょうどまさに、『プロフェショナル 仕事の流儀』のオンエアの時間になり、
打ち合わせ室のドアのガラスから、
社会情報番組の部屋のテレビで
放映されているのが見える。

打ち合わせが終わった頃、ちょうど
オンエアが終わる。

担当した札幌放送局の宮川慎也ディレクター
が打ち合わせ室に現れる。

「宮川さん、いかがでしたか?」

「いやあ、オンエアが始まる時には
どきどきでした。」

「すばらしい番組に仕上がりましたねえ!」

「ありがとうございます!」


放送を終えほっとする宮川慎也さん

様々な思いが交錯する、人生の汽水域。


Sometimes words like "world music" or "world cinema" are used to describe the various genres produced in countries with different cultural and historical backgrounds, with equal weights given, at least in theory, to each specimen representing territories in the first, second, or the third world. The predicative "world" here is a celebration of the heterogeneity of cultures across regions on the globe, an appreciation of the differences that exist between us.
It is also indicative of the coherence that is inherent between the instances of world culture that we encounter in the course of contemporary life. Regardless of skin, language, sex, we are all humans. Any significant work of art, if it is to possess a universal value, needs to address the generic human truth.
Going across the borders is a necessary condition for anyone aspiring to achieve something culturally in today's globalized environment. It has been historically the case that being cosmopolitanism has been an essential ingredient of any cultural genius. Take German culture, for example. Giants originating from the German backgrounds, such as Mozart, Goethe, and Wagner, are usually considered to be typical and representative of the German culture. However, every single one of them was a cosmopolitan within the constraints of their respective eras, traveling extensively within Europe and interacting with people from various cultural backgrounds.
The way human brains are made, individuality is in fact a social construct, affected and formed by the interaction with others in the society at large.
[61POL]

6月 11, 2008 at 06:55 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 笑顔のタカさん:

» 通帳の公開について トラックバック 御林守河村家を守る会
eコミ事務局から 通帳の公開について下記のコメントがありました。 ********************** eコミ事務局です。 いつもたくさんのブログを投稿いただき、ありがとうございます。 通帳の画像ですが、 個人情報と考えますので、 事務局としては掲... [続きを読む]

受信: 2008/06/11 8:18:02

» Reboot トラックバック 不学問のススメ
以前プロフェッショナルで放送された MITで教鞭をとられている石井裕さんが この度MITメディアラボの副所長に就任されたようです。 実際には4月にその発表があったようですが 僕は昨日知りました。読売新聞で。 石井さんといえば プロフェッショナルの放送の中で ...... [続きを読む]

受信: 2008/06/11 19:00:50

コメント

こんばんは。

お帰りなさいませ。大変おつかれさまでした。
スコットランドから帰国されて、その激しい文脈の切り替わりの中をも疾走されている茂木先生のご様子にただ驚かされています。再開した日記中の英文が、ブランクがあっただけにちょっと異空間っぽく感じてしまう傍らで、茂木先生が戻ってきた!と実感させてくれます(再開第一発目はPOLかぁ←自分自身で気持ちの整理)。

植物園でのお写真、お花の向こうの金さんはメルヘンチックですね。茂木先生はお腹に手を当て(?)ながら首を少しかしげているように見えるのですが、それは何らかのポーズですか(笑)。スミマセン。

「タカさんの前傾姿勢」の追跡レポートが見られなくなると思うと本当に寂しくなります。

>様々な思いが交錯する、人生の汽水域。
それでもなお疾走し続ける補助線はカッコイイ☆

学会、おつかれさまです!

投稿: s.kazumi | 2008/06/12 0:26:15

エジンバラも好きな町です。
高校生の頃家族で行きました。
父が、サマーアートフェスティバルの
オペラのチケットを取りに行くから公園で待っててと言って、
私と母だけで公園のベンチに座って、
雀にえさをあげてました。雀がこんなに人懐っこいと感じたのは、
このエジンバラが人生で最初です。
ポテトチップス一袋が雀のえさになりました。
エジンバラ城とか、遠くから眺めると、
黒いすすに覆われて、今にも壊れそうに見えませんでした?
そんな姿でも、ずーっとこの世に息づいているって、素敵ですよね。

投稿: motoko | 2008/06/11 22:50:15

こんばんは茂木博士。


エジンバラ植物園での金さま…接写してますね〜♪
風は余りなかったですか?
風吹くと、花揺れて大変ですからね。
しかし、可憐な花と金さま…何となく画像保存してしまいました…汗

博士の手前に写っているのはオオオニバスですね。
オオオニバスといえば、新宿御苑とKewGardenを思い浮かべます。ハッキリ思い出せなくて調べました。どちらもAmazonWarterlilyで、花の色は白く咲いてピンクに色づきながらやがて水中に沈むとありました。
でも昔本で見たエジンバラ植物園のオオオニバスの花の写真は薄紫だった気がして…調べてみました。
薄紫の花が咲くオオオニバスはLongWoodHibirdで、amazonicaとcruzianaを掛け合わせたとありました。
更にオオオニバスって食べられるそうです。まぁ蓮ですものね。それにしてもオオオニバス…赤ちゃん乗せられるだけじゃなかったんですね。
凄いです。


映画…私も観ました。邦題「つぐない」でしたね。都内は13日まで上映してます。また観たくなりました。
イギリスの田舎の風景が良かったです。


末次徹さま、爽やかな方ですね。
山本隆之さま御栄転おめでとうございます。
宮川慎也さま、良かったです。再放送も見ます!


思いが交錯する、人生の汽水域…
成る程、うまい表現ですね。
入り混じる水の豊かな恵みに育まれて、新たに命が生まれる様に…
沢山の方々との出会いが、博士の新たなエネルギーになります様に…
では(^O^)/

投稿: Marie | 2008/06/11 21:26:38

コメントを書く