『文明の星時間』 共感の王国
サンデー毎日
2008年5月18日号
茂木健一郎
歴史エッセイ
『文明の星時間』
第12回 共感の王国
一部抜粋
偉人についてのある一つのエピソードに触れた時、まるで雷に打たれたような厳粛な気持ちになることがある。
古代ギリシャの哲学者ソクラテスと言えば、今日に至るまで人類の文化に大いなる影響を及ぼしている知の巨人である。そのソクラテスが、「若者たちをその思想によってかどかわした」罪により死刑判決を受けた獄中で、最後に読んでいたのは『イソップ童話』だったという。
そんな話を、人間と動物が共生する様子をとらえた印象的な作品群で知られるカナダ生まれの写真家グレゴリー・コルベールから聞いた時、件のエピソードの中にソクラテスその人についての重大な秘密が隠されているように直覚した。そのしっとりとした感触を未だに忘れられないでいる。
全文は「サンデー毎日」でお読みください。
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/

4月 30, 2008 at 04:23 午前 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント