『すべては音楽から生まれる』11刷
PHP新書
茂木健一郎 『すべては音楽から生まれる』
は増刷(11刷、累計77000部)
が決定しました。
ご愛読に感謝いたします!
PHP研究所の丹所千佳さんからの
メールです。
茂木健一郎先生
こんばんは。
いつもお世話になっております。
さて、増刷のお知らせです。
おかげさまで『すべては音楽から生まれる』
の 11刷が決定し、
累計77000部となりました。 ありがとうございます。
「題名のない音楽会」はすばらしかったですね。
先日、件の「夢と魔法の王国」へ行き、
小さいころより魔法にかかりにくくなっている
自分に気づいてしまい複雑だったのですが、
杖の一振りでたちまちに響き出すあの調べは、
まぎれもなく魔法でした。見事にかかりました。
一本の笛からはじまり、ひとつまたひとつと
波紋のように広がってゆく笛の音に、
震えたのはわたしだけではないはずです。
冒頭、楽器のチューニングにはじまり、
鳴り止まない拍手のそのあともなお。
耳をすまし息をつめて、聴き逃すべきでないのは、
気配と余韻をこそ、なのかもしれませんね。
颯爽と春の鬣をなびかせて
天翔ける馬になりたいと思いつつ。
PHP新書 丹所千佳
3月 19, 2008 at 09:12 午前 | Permalink
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『すべて音楽から生まれる』茂木健一郎(著)PHP新書
朝起きたら 目が痒い。
ハナムズムズから、被害は広がっている。
『私たちの生命は その始まりから音楽に包まれている』
ではじまる・・・
この本は 音楽とは何か を茂木氏の自己体験をつうじて、
わかりや...... [続きを読む]
受信: 2008/03/20 10:17:22
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コメント
『題名のない音楽会』で指揮を披露されたのですか?
見にゃなるまい。
先日は、ブルックナー5番を聴いてきました。やはり音楽の圧倒的な力に酔いました。
今ではスコアがインターネットで公開されているので、つまみ見したが、私には、各パートにギッシリ書きこまれている臨時の半音記号などが後付の報告のように見えた。
当然のことでしょうが、作曲者の頭にまず音の塊が沸いて、それを記号にしたらこうでしたという印象を受ける。この音の組み合わせはこういう効果を生むという方式では決してない。
実演の夜の会場にはは、スコアの縦割りの和声学的分析を超える音楽の力が溢れていました。
投稿: fructose | 2008/03/21 0:05:19
茂木さん、初めまして、こんにちは。
一昨日、立ち寄った本屋で偶然出会い、タイトルと帯の茂木さんに惹かれ(!)買ってきました。
そして、昨夜また見つけてしまいました、このブログ。
どちらも楽しみに拝見していきたいと思っています。
時々、『プロフェッショナル』で話題が脳との関連にまで及んだ時にみせる茂木さんの目が好きです。
投稿: くま | 2008/03/20 13:22:47
茂木さん,こんにちは。
どんな言葉がこめられた本なんだろう?
こんど読んでみよう。タイトルに惹かれます。
昨日友人と飲んだ終電間際の帰り道,管楽器(トランペット?)を吹いているパフォーマーがいました。
聖子ちゃんの♪赤いスイートピー♪が
春の夜の家路を急ぐ街に心地よく,すこし物悲しく,鳴り響いていた。
音楽は全身から感じるのが最高ですね!(最近ヘッドフォンばかりでしたので…)
耳に,ココロに,そして肌に降り注ぎ,包みこまれた。
投稿: 柴田愛 | 2008/03/19 14:02:21
はじめまして。
この間久々に美容室に行ったとき雑誌でしりました。
気になって早速購入して、今読んでます。
難しいことはわからないんですが、なんだか感動しています。
「いつも未完成」その言葉がとても響きます。
逆に完成よりも、「今の等身大」という感じが今は美しく感じてます。
まだ途中ですので、堪能さしていただきます。
とてもいい本にめぐり合えたという気分です。
ありがとうございます。
投稿: あい | 2008/03/19 11:49:23