« 『文明の星時間』 リンカーンの法則 | トップページ | 真・クオリア日記 »

2008/03/25

常に精神のどこかが筋肉痛であるような

明治記念会館で、矢内理絵子女流名人の
就位式があり、うかがう。

お祝いの言葉を慎んで述べさせて
いただく。

これで、名人戦三連覇。
成し遂げたことの満足に内側から輝く。
矢内さんの笑顔は素敵だった。

矢内さん、おめでとうございます!
そして、これからもがんばって
ください!

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080325-OHT1T00030.htm 

六本木ミッドタウンのフジフィルム・
ギャラリーにて、椎名誠さんの
写真展
「ニッポンありゃまあお祭り紀行」を見る。

何しろまあ、沖縄の泥だらけの人「パーントゥ」
の祭りの写真がとてもいい。
頭から一つちょこんと出ている草が
素敵だなあ、といつまでも見ていた。

カラットから出版されている椎名誠さんの
「ニッポンありゃまあお祭り紀行」 を会場で購入する。

「パーントゥ」の写真は、椎名さんの
エッセイと合わせて眺めると味わいが
増す。

椎名誠さんの友人、知人がお面に
思い思いのペインティングをしたものが
会場に飾られている。

私も寄せさせていただいた。

会場に来た人は、その「証拠」に
壁面にサインをしていたので、
私もサインをした。



椎名誠さんの展覧会に寄せたお面のペインティング


椎名さんの展覧会は、明日26日まで。
みなさん、ぜひいらしてください!

麹町の日本テレビにて、
『世界名作劇場』の収録。

所ジョージ、西尾由佳理、今田耕司、
上地雄輔、関根勤、西川史子、ウド鈴木、
小倉優子、勝俣州和、千原ジュニア、
千原せいじ、チュートリアル、
南海キャンディーズ、羽野晶紀、
Bコース、森三中のみなさん。

世界の名作文学について、
プレゼンターの方々が
熱く語る。

羽野晶紀さんの『二十四の瞳』
のプレゼンテーションでは、
何ものかが降臨して、スタジオの雰囲気が
変わった。

日企の竹下美佐さん、宇佐見友教さんと
お話しする。
竹下さんは、なんだか春のようなぽかぽか
した雰囲気だった。

意識の中枢には「メタ認知」がある。
あるシステムにおいて、その一部分が、
自分の「内部」であるにもかかわらず
あたかも「外部」であるかのように
感じられること。

このような「位相的両義性」を
どのように実現するかが、
本質的な課題となる。

心理的時間における「同時性」
もまた、このような位相的両義性の
中で成立する。

各トラジェクトリに固有時がまとわり
つくのではなく、「私」という枠組みに
普遍的なものとして固有時が
成立すること。

そのような「公共性」が実現される
枠組みとして、「私」という位相的
両義性の下でのメタ認知はある。


街を歩きながら
高尾山で松岡修造さんが
言われていた「普段使っていない
ところを使うと、筋肉痛になる」
ことについて考える

いつもどこかが筋肉痛だという
ことは、つまりは新しいことを
やっているということ。
あるいは、今までのレンジを
超えようとしている
ということ。

もしそうであるならば、
常に精神のどこかが筋肉痛で
あるような。そんな人生。

3月 25, 2008 at 08:09 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 常に精神のどこかが筋肉痛であるような:

» 須磨寺公園ライトアップ、本日スタート トラックバック 須磨寺ものがたり
神戸・須磨・須磨寺公園では、 今日、3月25日(火)より4月15日(火)まで、 午後6時から午後9時のあいだ、 夜も桜を楽しんでいただくために、 桜のライトアップをスタートします。... [続きを読む]

受信: 2008/03/25 10:16:19

» あれからもう4日目で筋肉痛 トラックバック majime - note
 いつもどこかが筋肉痛だという  ことは、つまりは新しいことを  やっているということ。  あるいは、今までのレンジを  超えようとし... [続きを読む]

受信: 2008/03/27 1:18:27

» オナジハナヲミテイタ トラックバック 4月8日
先日の日曜日は従姉妹の結婚式で東京へ。 澄み渡った青空に桜が映えていて、 新郎新婦を撮るついでに写真に納めてきた。 同じ花を1日違いで、茂木先生もご覧になったようで、うれしくなった。 (3/25クオリア日記より) 同じ写真が日記に記載されたリンク記事にありました。 先生、もしこの記事をご覧になって下さってましたら、 「明治記念会館」と書かれた文章を「明治記念館」に、訂正されますことをご提案致します。 ... [続きを読む]

受信: 2008/03/27 18:30:24

コメント

羽野晶紀さんのプレゼン見てみたいです。

演劇とかお笑いの人たちの中には、知識人とか専門家とは違う切り口で重い話題を語れる人が多いですね。お笑いの掛け合いの中からは、思いもかけない真実が出てくることも少なくない。しっかりした個人が基本であるけれど、相互作用からでてくるコトが貴重である。討論会の意味もこれが大きい。

一昔前の私は北野武によるメッタ斬りの論評を楽しく読んだ。

かくて、先入観をもたず、引きこもらず、いろんな人たちのいろんな意見をこれからも楽しんでゆきたい。

投稿: fructose | 2008/03/27 5:49:41

>意識の中枢には「メタ認知」がある。
あるシステムにおいて、その一部分が、
自分の「内部」であるにもかかわらず
あたかも「外部」であるかのように
感じられること。

上記の知識は内観だけで得ています。
知識として存在していることを知ることが出来、
うれしかったです。

ただ、文脈が読みきれないのですが、
まだ、科学的実験で証明できていないってことでしょうか?

なぜ外部と感じるのかと言うものを内観で得た時に心理学的な面で考察したことがあります。
・・が、文面化することができた時に読んでいただけたら幸いです。

前に書いたPCによる感覚の歪みの発生はそこからも考察したものです。

投稿: あすか | 2008/03/26 20:51:55

こんにちは…といっても、この時間帯(3月26日午後7時55分)では「こんばんは」ですよね。

昨日このエントリーにコメントを送信した刹那、なんとココログがメンテナンス状態との表示が。ので、今夜改めて投稿することにしました。

まずは一日、遅れ馳せながら、日本文芸大賞の受賞、おめでとう御座います。

これからも末永きご活躍、心から願っています…!


実は本日の午後、椎名さんの展覧会が最終日ということで、ほんの数時間ほどですが、覗かせていただきました。

茂木さんの「鴉天狗」のお面は、もぐらに似た森の精に見えて、とても可愛らしかった。

その他、椎名さんと様々につながりのある方々が、それぞれに趣向を凝らした、面白いお面作品を展示されていた。

個人的に一番面白かったのは、フジテレビの社長さんの出品されたもの。目のところがあの「目玉マーク」になっているところが可笑しかった。

それと、やっぱり椎名さんの自作のお面作品。椎名さんらしいユニークさの溢れる作品でした。

写真展はどれもこれも、人々の生きるパワーが溢れかえっているように思えた。同時に、この島国には、まだまだこんなに多くの、面白くカラフルで、ユーモラスな“祭り”があったのだなぁ、と感嘆した。

それに、虎祭りのお面、獅子舞の獅子頭とは全く違う、獰猛なド迫力に思わずおおっ!とうならされた。

都会から離れずに生きていると、ともすればこの島国世界は、みな機械化・ビット化した文明にどっぷりつかっていて、道行く人々の顔も“死んだ”ような表情になっているのではないか、と錯覚してしまいがちだ。

この展覧会を見にいったお蔭で、そんな錯覚がぽーん!と吹っ飛ばされて、それぞれの、郷土の人々の前向きな生きる力と、それらが生んだ、多彩多様な“祭り”文化のよさに触れられた気がした。

これ以上書くと長くなりそうなので、このへんで失礼します。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/03/26 20:34:29

茂木さん、こんにちは(o^-^o)♪

パーントゥ、迫力ありますよね!私は実物を見たことないのです、
宮古島のお祭りで、地元ニュースでは、パーントゥのお祭りがあると必ず放送するんですよ★
茂木さんのお面、とても素敵ですねo(^-^)o

いつもどこかに精神的筋肉痛を感じる日々は、生きていることを実感する日々でもあるんでしょうね。

私も今新しいことにチャレンジ中、やり遂げる自信みたいなものはあるんです。こういうのを、茂木さんがよくおっしゃる、根拠のない自信、というのかなぁ?
でも逆風強い時にはナーバスになりますが…お世話になっている、大好きな先生が以前生死の境をさまよっておられたと聞いたときは、私は何もできなかった…と、昨日はまた号泣してました。
おまけに茂木さんのブログが見れなくなってたし!

でも新しいクオリア日記、本当に楽しみです!
訳わからないコメントですみません(;^_^A

投稿: ももすけ | 2008/03/26 17:11:23

「位相的両義性」の課題に対しては、位相力学(オイラー・ガウス)を参照し、「心理的時間」では認知科学、「固有時」はアインシュタインやローレンツ変換等を展開してよろしいのでしょうか?
「私」という枠組みは「意識」(メタ認知)の枠組みと考えられましたが、「公共性」については、よく分かりません。
とりあえず、道具を並べてみただけですが、新規な手法なので、とてつもなく、変なことを書いてしまったのではと不安でいっぱいです。。。

投稿: Nezuko S | 2008/03/26 11:04:37

茂木さん,こんにちは。
いいお天気です。仕事なんかうっちゃらかして遊びに行きたい気分…ふふふ。
昨日は茂木さんの受賞を知り,即書店へ。
『脳内現象』品切れにつき即注文。『すべては音楽から生まれる』即,購入!
読んでいる本(思考の補助線)のほかにも並行して数冊あり。花見もしますし美容室もいく。インプットしたいことにあふれ,あたしにとって,いい気配の訪れをバンバン感じます。波に乗ります。勉強回路も並行してゴー!キープ・ザ・フェイスです☆

投稿: 柴田愛 | 2008/03/25 14:04:02

こんにちは。

毎日拝見させて頂いております。
『精神的な意味での筋肉痛』素晴らしいです。内面の成長に必要な発想がそこにあるんですね。

とても興味深い内容だと受け止めます。もっと沢山の方が、そういった感覚を意識してくれたら素敵ですね。

わたしのblogでは、ノリの軽いものか癒しを感じるようなものでなければ受け入れられにくい空気を感じることがあります。でも、今まで意識をしていなかった人にこそ感じてほしい部分です。

投稿: 無花果 | 2008/03/25 14:00:05

こんにちわ

アシモが他のアシモ協調作業が出来るようになったらしいですが、もう少し研究が進み、映像処理だけで、協調作業が出来るようになると、自己、アシモ自身が、仲間に協調作業するため最初にどう動けばいいか、考える必要が出てきます。その時に、自己認識処理プログラムのようなものが必用になってきます。その時人間の処理と比較できるのではないでしょうか?

突き進めて行けば、コンピュータにクオリアがない場合。

人間-コンピュータ=クオリア

上のような式が成り立つのではないでしょうか?

また、ラジコンカーを操作している人を第三者から見ると、操作している人の脳の内部にラジコンカーと外の世界があることになるが、ラジコンカーを動かす人から見れば、外の世界で動かしているように見える、と、言う事でしょうか?


茂木さんがペインティングしたお面は、何か、森の中で遊んでいる、いたずらっ子な子供の妖精のように感じます。(^^)

投稿: クオリアのクオリアby片上泰助(^^) | 2008/03/25 13:16:50

こんにちは。

ここ1週間、心身のどこかが筋肉痛のような感覚を持っています。実は、先週水曜に、母が旅立ちました。なので、土曜の朝日カルチャーでのご対談の場に行けませんでした。こうして、パソコンにこんな文を書くのも初めてです。当然ですね。葬儀を終えても実感がなく、ただ、今は、ぽかんと、なにかの真ん中に大きな空洞ができたような、そんな感じが今朝からはあります。
茂木さんのお言葉「いつもどこかが筋肉痛だということは、つまりは新しいことをやっているということ。あるいは、今までのレンジを超えようとしていること」に、励まされました。無理に、前向きになろう、死を理解しよう、受けとめようという気はない中にも、なにか、光のようなものを感じ、外の鳥たちの鳴き声が今、鮮明に聞こえました。
今日は、母の誕生日。写真に、おはぎを供えたいと思います。

投稿: 才寺リリィ | 2008/03/25 10:55:24

椎名誠さんて蚊が好きなんですね。昨日古本屋で本を見て初めて知りました。なんか好感持ちました。

投稿: allla | 2008/03/25 10:25:39

茂木先生。日本文芸大賞の受賞、おめでとうございます!
これからも、ご活躍ください。


私自身が今ある気持ちの平穏…もしかすると波風がたっていないからかもしれないと思っています。

バランスなのか、波風をたてている状態でないから平穏なのか…。

そうだとするとコレを脱出する機会も作れるということかな。と、思います。

投稿: 奏。 | 2008/03/25 10:13:59

茂木さん,おはようございます&
「日本文芸大賞」受賞おめでとうございます。
これから茂木さんを求めた発信の場が,さらに増えてゆくでしょうね
精神の筋肉痛。つねに使うのはこれだけ,としてしまったら使っていない筋肉はそのままに…可能性すら気がつかない,なんてことも。こわい。
決めつけず,思いこまず。タフなハート(脳。筋肉)を諦めずブラッシュアップ☆

投稿: 柴田愛 | 2008/03/25 9:31:44

コメントを書く