« 向かい続ける人 | トップページ | ドイツワイン »

2008/02/04

楽観主義の恵み

楽観主義の恵み

ヨミウリ・ウィークリー
2008年2月17日号

(2008年2月4日発売)

茂木健一郎  脳から始まる 第90回

抜粋

 時には、「困った」とか、「もう駄目だ」と思うこともある。しかし、そんな場合でも、落ち込むのは一時的で、大抵はすぐに立ち直ってしまう。「楽観的」であることこそが、自分の才能の一つだと思っている。
 思い起こせば、大学院で勉強をしている時、自分の将来がどうなるかなんてことは、全く見通しが付かなかった。博士号を取得してから脳科学を始めた時も、果たして将来ものになるのか、まともな生活ができるのか確信などなかった。目端の利く人だったら、もう少し実利的な職業を選んでいただろう。
 それでも、常に、「根拠のない自信」のようなものがあった。時々、友人に、「お前はなぜそんなに楽観的なんだ」と皮肉られていた。しかし、何と言われても、未来は明るいと思うことが正しいのだという直観だけは揺らぐことがなかった。

全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

2月 4, 2008 at 08:21 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 楽観主義の恵み:

コメント

生自由中一瞬、観自在中無常
一瞬一瞬しか生きてゆけないのだから、自分に由って生きてゆく
ものごとは常なることはなく、はかないものであるから、自分のあり方にそって只、観る

相手に理解されるかとか、何かが変わるかという観点は、自分がどれだけ客観的でいられることが、相手の主観に写り、相手の中になにか気づきのようなものを伝播させる
そんな精神性でしか成り立たないのではないだろうか
あるときは自分の知識、経験などが邪魔になる 
ただ只、良寛さんのように?、ニコニコして観ていればいいのだ
ミスターチルドレンの桜井氏であったと思うが、「偶然の中で変化が起きる奇跡」を信じて歌い続ける
その「根拠のない自信」を持ち続けることこそが大切と言っていたことを思い出しました

投稿: | 2008/02/06 8:40:25

コラムの本文を拝見致しました。

人生、何があっても未来は明るい!と、ものごとをプラスにとらえること、それはあくまでもお気楽主義ではなく、人の見ていない水面下で、よりよく生きる為の凄まじい努力をしながら、なお未来に光明を見出す生きかたをする事、これがこの世知辛い世をたくましく生きぬくための、ひとつの大きな秘訣なのだなぁ、と、コラムを読みながら、しみじみ思った。

けれども、少なくとも私の周囲を見ると、必ずしも未来は暗くなる、暗い、とマイナスに考えている人達があまりにも多いのではないか
(私もどちらかというと、つい最近まで“未来は暗い”と考えやすいタイプであった)。

未来を絶対に明るいものにする、という決意(ヴィジョン)の披瀝を、政治家など各界リーダーの多くがキチンと示していないことも、みんなが明るい未来を信じられなくなっていることのひとつの理由だという。

ならば、仮令根拠があろうとなかろうと、ある意味確信に近い前向きな自信を、私たち一般人ひとりひとりが持つことこそ、実は大切なことなのに違いない。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/02/04 21:22:28

 最近、テレビにて茂木さんの存在を知り、著書も数冊読みました。著書でかかれていた勉強法などは日常に活かしています。
 さて、今回の記事ですが、些細な物事を深刻に受け止めてしまう私にとってはとても救われる文章でした。
 同じ自分でも一日の間に様々な気分の変化、感情の変化があり、一時的な感情の起伏にとらわれそれを深刻に考えすぎることは好ましくありませんよね。
 少し肩の力ぬけました。
 

投稿: | 2008/02/04 14:07:26

コメントを書く