弱さこそが強さになる。
ヨミウリ・ウィークリー
2008年1月24日号
(2008年2月9日発売)
茂木健一郎 脳から始まる 第91回
弱さこそが強さになる。
抜粋
その「プログレス」のプロデュースした武部聡志さんが番組のゲストとしていらした。
(中略)
「その歌手の弱さが最大の強さでもあり、魅力なんですよね」
と武部さんは言われる。歌い手の力を本当に引きだそうとしたら、その人の人生の喜びや挫折、コンプレックスのようなものに向き合い、それと寄り添うことが必要になるというのである。
(中略)
弱さを守ってあげることがやさしさだと思いがちだが、本当のやさしさとは、「弱さ」が「強さ」になるということを知っていることではないか。本当のやさしさを発揮するためには、弱さに正面から向き合わなければならない。それが、自分の弱さであっても、他人の弱さであっても。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/
2月 10, 2008 at 07:59 午前 | Permalink
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コメント
こんにちは。
週ヨミとプロフェッショナル、拝見いたしました。
自分、他人の“弱さ”を「受け入れる」ことは少々むずかしく感じますが、「受け止める」ことは、少々の努力で、わたしでも、できるかもしれません。
音楽を見聴きすることでも、いろんなことを学ぶことができますね。
しかし武部マジックにはびっくり! 武部さんのアドバイスのあとの、住吉さんの歌声の変化には、素人が聞いても、はっきり!
お仕事がんばってくださいね♪
投稿: 才寺リリィ | 2008/02/15 9:30:17
はじめまして、初コメントです。
茂木さんの優しい語り口のこのブログ、とても好きです。
「弱さ」
誰しもが隠したいものではありますが、自分自身経験として
初対面の人だとしても自分の「弱さ」をさらけ出してしまうことで、すぐに仲良くなれることがありました。
弱さを隠そうとする時に、自然とそれが壁になってしまい、うまく人と通じることができない。。
ただ、「弱さ」さらけ出すためには、その「弱さ」も「自分自身」であると前向きに受け止め認識する必要がありますし、
その「弱さ」をさらけ出された側も前向きに受け止める必要があるかと思います。
そして、最も大切なことが、その「弱さ」を克服することと、
克服していく過程にあるのではないかと実感しています。
投稿: traveller | 2008/02/11 21:08:22