『思考の補助線』3刷
ちくま新書
茂木健一郎 『思考の補助線』は増刷(3刷、累計45000部)
となりました。
筑摩書房の増田健史さんから
いただいたメールです。
茂木さま
お世話になります、ちくま増田です。
さて早速ながら、お蔭様をもって、
ちくま新書『思考の補助線』の重版が決まりました。
第3刷として、5,000部を増刷させていただきます。
(累計は45,000部です。)
ところで14日の朝日新聞朝刊、気迫みなぎる
ドデカイ広告の対面で圧倒的に翳
んでいたのでお気づきでないと確信しますが、
弊社の広告も出して
おり、そこにはもちろん『思考の補助線』
も載せていたわけで、
「美と醜、善と悪、
凡人と天才、感情と論理、科学と思想……
一見かけ離れた物事のあいだに補助線を引
くとき、世界の見え方が一変する!茂木流
『考えるヒント』」と、紹介文を付しました。
ご本の論考に通底してある「怒り」とか
「厳しさ」とか、それでいて「可愛げ」と
か、そういった魅力の核心を省みつつ、
こういうところが好きだなと、
感心しながら読み返しているわけで
あります。
それでは、またいずれ。
要用のみ、ご報告旁々御礼までに。
増田健史
2月 16, 2008 at 09:39 午前 | Permalink
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コメント
2月の8日に購入以来、読み進めています。序文から早くも深く、あるいは力強く、それでいて静謐にして躍動的な茂木博士の思考の軌跡に、圧倒され、かつぐいぐいと惹き付けられていきます!
本当にこの先が楽しみであります。
投稿: 銀鏡反応 | 2008/02/16 17:47:10
自分は人工知能(コンピューター)は人間の頭脳を越えられない、という仮説を立てています‥いわゆる人間の「ひらめき」はプロセスを省略して最良の結果が導きだされることですけど(将棋の対局の中で、勝敗を決める一手についての棋士のコメントが、必ずしも理路整然としたものではない、と、同様に‥)‥つまり、短絡(ショート)です、人間の頭の中では普通に存在しますけど、コンピューターではありえない、ショートは故障です‥後、フィードバックについても、理論上は無限ですけど、機械の場合はハウリングという故障です‥人間の能力は不思議です。
投稿: もりっち | 2008/02/16 12:38:39