« 最近たまには | トップページ | 奇跡があって »

2008/02/02

『脳と仮想』(新潮文庫版)6刷

茂木健一郎 『脳と仮想』(新潮文庫版)
は増刷(6刷、累計60000部)
となりました。

ご愛読に感謝いたします。

新潮社の北本壮さんからのメールです。

茂木様

『脳と仮想』文庫が増刷です!!
しかし、茂木さんの著作の累計部数ってどのくら
いになってるんですかね。
数えることなんか出来るんだろうか、となんだか
茫然としてしまいます。

どうでもいいことですが先日我が家であんこう鍋
にチャレンジしてみました。が、ぜんぜんおいしく
ない……。
「魚徳」の会のとき、もっと気合い入れて味を覚え
ておくべきだった……と激しく後悔するほど似て
も似つかぬものとなりました……。

北本拝

2月 2, 2008 at 07:04 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『脳と仮想』(新潮文庫版)6刷:

» 信ずることと考えること:小林秀雄 トラックバック yamaguchiani blog
中坊のころ悪友とくだらない話をしながら、 毎日歩いて帰っていた土手からみえた夕日... [続きを読む]

受信: 2008/02/17 20:27:03

コメント

拝読しました。

茂木さんは、人間の現実認識はすべて脳内現象による仮想である、ということを前提に、その可能性について様々考えておられますね。

ぼくは学生のころ、手をつねって、この痛みは他人には絶対的にそのままは伝わらないということを原点に、「人は孤独だ」と思ってきました。

しかし最近、こうも思うのです。ぼくという人間を今形作っている原子のなかには、かつて徳川家康を構成していた原子や、ヒトラーを構成していた原子が含まれているかもしれない。ベトナム戦争で野垂れ死にしたベトコンの一部や、マザー・テレサの一部だったかもしれないと。

かつて僕だった原子が今、茂木さんの一部かもしれないのです。

物質レベルでそうであるなら、精神レベルでもそのようなつながり方がありうるのではないか。ぼくと、ブエノスアイレスのだれかとが、物質的に共通項でくくれるなら、精神的にもくくれる可能性はあるのではないか。

科学を知らない無知が生む、オカルティックな発想でしょうか。

投稿: JST | 2008/02/07 0:55:30

初めまして。…いきなりですが、やるせないってどんな感じですかね?母に聞いてもはっきりとした答はなく…(-.-;)ぅ゛~ん。難しいです。なかなか言葉では言い表せないものなのでしょうか?

投稿: アヤ | 2008/02/02 22:05:38

◆大好きな地元の駅下の本屋で◆

それは郊外の住宅街の駅で、それは普通のTSUTAYAの本屋ですが、店長が良いのか?!いつもいい本を並べてくれます。
茂木さんの本も入ってすぐのコーナーにドバン!と積んであります。
また重版になるでしょうね。
で、なんの気なしに夕方その本屋で梨木香歩さんの「村田エフェンディ帯土録」(角川文庫)を買いました。
装丁もキレイ。
家に帰ってチラッと見てみると茂木さんの名前が。
「あ、解説は茂木さんだ」
茂木さんの解説も楽しく読んでみます。


投稿: やん坊 | 2008/02/02 17:12:41

「脳と仮想」またの増刷、おめでとう御座います!
最近の「脳を活かす勉強法」も凄いですけれど、やっぱり私は茂木博士の著作ですばらしいと思うのは、本書につきるかな、と思います・・・。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/02/02 16:07:58

この記事へのコメントは終了しました。