子ども道
ソニーコンピュータサイエンス研究所で
科学技術振興機構(JST)
研究開発戦略センターの
吉田明さんにお目にかかる。
大阪大学の小泉智史さんにお目にかかる。
六本木の政策研究大学院大学で、
東京大学物性研究所50周年記念を
記念するパネル・ディスカッション
「これから50年の科学は?」
に参加。
http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/50th/50th_event.html
小宮山宏さん、佐倉統さん、吉田博さん
北澤宏一さん、中村桂子さん、柴山充弘さん。
東大物性研究所50年を受けて、
科学の現状と未来について語り合う。
柴山先生のユーモアあふれる名司会で
白熱。
NHKのBSフォーラムで放送予定。
ホテル・ニューオータニで、
月刊『文藝春秋』の座談会。
立花隆さん、玄侑宗久さん、白澤卓二さん、
大内尉義さん。
新潮社の金寿煥さんから
何度も「追い込み」の電話が入る。
しかしながら、以上のような次第で、
身動きがとれないのである。
六本木からニューオータニに向かう
車中で
あと300字まで詰めていた
小学館『和樂』の原稿を書こうとして、
MacBookのバッテリーが上がっている
ことを発見。
さらに、予備のもレベルがゼロになって
いることを見いだす。
自分の愚かさ加減を呪う。
精密機械のようにスケジュールを
組んでいるので、少しでも狂うと
破綻する。
呆然として、車窓から外を見る。
座談会会場に着き、すぐに
コンセントを探す。
ニューオータニからNHKに向かう車中で、
やっと原稿を終え、送信する。
送信し終わった時には、西玄関に
着いていた。
後に、
橋本麻里さんから温かいメールを
いただく。
お忙しい中で書かれたとは思えないほど、文中にゆったりした
あたたかい時間が流れていますね。そう、その記憶のなかに
温かい湯につかるように身を浸し、また肌寒い現実へと戻って
いくのが、我らワーカホリックの哀しい習い性、というもので
しょう。ありがとうございました。
『プロフェッショナル 仕事の流儀』
の収録。
ゲストは、絵本作家の荒井良二さん。
素敵な人。すばらしいお話だった。
子どもは実は子どもになり得ず、
「子ども道」を極めることができるのは
経験を積み、人の心がわかり、
酸いも甘いも噛み分けなけた
大人である。
苦み走ったいい子ども。
荒井さんの中に一人見つけた。
全てを終えると、午前0時を大きく
回っていた。
すみきちブログにあるように、
師走に入ったのである。
大人は、無我夢中で働いて、
もう一度子どもに生まれ変わる。
幾度も繰り返し生まれ変わる。
12月 1, 2007 at 08:56 午前 | Permalink
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優れた書物は、確かに有益でいろいろな視座を私たちに与えてくれます。
けれど、それはあくまで自分自身を磨く1つの方法にすぎません。
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名言格言ことわざそして感動プロフェッショナル 仕事の流儀 加茂克也さんの名言アイデアをあきらめない自分に足りなかったのは、アイデアを突き詰めること、そしてあきらめないこと加茂さんのヘアーのアイデアは斬新でいて服とマッチしたすばらしいものでした。それでいて、人間性は素朴で普通の人です。そこがまたすばらしいです。烈秊<NHK DVD>[DVDソフト] プロフェッショナル 仕事の流儀 第2期 DVD BOX... [続きを読む]
受信: 2007/12/03 21:04:17
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コメント
>「子ども道」を極めることができるのは
>経験を積み、人の心がわかり、
>酸いも甘いも噛み分けなけた
>大人である。
まさに・・・
無我夢中で働いて、泣いて笑って、生まれ変って。
私が私で終わらないように。
荒井良二さんの絵本、読んでみます。
投稿: fayway | 2007/12/08 16:40:59
大人は無我夢中で働いてもう一度こどもにうまれかわる・・
そっかぁ。。。無我夢中でいいんですよね。。。
荒井良二ばんざ~い!茂木さんばんざ~い!わたしもばんざ~い!
投稿: 井上良子 | 2007/12/04 13:38:37
荒井良二さんのHPで
…『プロフェッショナル』の撮影があります…
という一文をみてから
ずっと楽しみにしていました!
どんな魂の会話をかわしたのか
本当に待ち遠しいです!!
茂木さんと荒井さんは
どこか似ている気がしてしまいます♪
投稿: たかはしまきこ | 2007/12/02 21:47:26
『プロフェッショナル』の荒井良二さんの回は今から楽しみにしているのだが、11月26日の放映回の終わりに、12月分放映の予告で見た荒井さんの表情は、遊びに熱中する子供のようにキラキラと輝いていた。
“嗚呼、とても素敵な表情の人なんだなァ…”
私ももっと人生経験が積めたなら、荒井さんのように、自分の中の「子供」の部分を輝かせることが出来るかな…。(40過ぎなのに、人生経験が足りないのが、実は個人的な、大きな悩みの一つなのです)
自分の中の「子供」は、たぶん、ちょっと「ひねた子供」だったりして。
投稿: 銀鏡反応 | 2007/12/02 7:04:16
茂木さんも、すみきちさんも、師走ですね。
私の場合、頭の中の自分が、ハムスターの車のごとく、師走です。(^^)
投稿: tain&片上泰助 | 2007/12/02 4:06:18
こんにちわ
空間をつくる、時間をつくる、実際には人間はそんな事はできません。
空間をつくる、時間をつくるのは、意識の作用の一つではないか、と考えたりする。
12月は、私の誕生日のある月ですが、最近、「あ、昨日誕生日だった。」と、言う事が多い。(^^)
投稿: tain&片上泰助 | 2007/12/01 13:37:32