人間の脳は一種の「ネオテニー」
(幼形成熟)
であり、だからこそ、ずっと
学び続けることができる。
しばしば、創造的な人は、
ずっと子どもの気持ちを失わない
と言われる。
好奇心を持つとか、
新しいことにチャレンジする
ということ。
最も大切なことは、
良いものを良いと思い、
素敵なことにあこがれる、
そんなピュアな気持ちを持ち続ける
ことではないか。
ピュアであり続けることは
案外難しく、エネルギーのいる
ことである。
ヘタをすると、
生きているうちにだんだん
「澱」のようなものが
たまってきて、
そちらに気をとられて、
純粋なエネルギーを失って
しまう。
そうなってしまっては
もったいない。
他人から「あいつは
単純だ」とバカにされる
くらいでいい。
「オフィス ブラインド スポット」
の平塚一恵さんは凄腕の
public relationsの達人。
その畳みかけるような
プロモーションの仕方を
見ていると、
今まで私たちが仕掛けてきた
出版記念の対談とか、
インタビューとか、ああいった
ものは素人仕事だったと
思えてしまう。
PHP新書
『すべては音楽から生まれる』
のプロモーションを平塚さんが
やって下さっている。
心強い。
三省堂書店神保町本店で、
取材を二件受ける。
平塚さんがテキパキと仕切って
くださり、あれよあれよという
間に事が進んでいく。
引き続きサイン会。
1時間余りで、
97冊の本にサインさせて
いただいた。
東京国際フォーラムで、
「ハルモニア杯音楽コンクール」
の最終審査会。
鈴木慶一さん、小曽根真さん、小田島久恵さん、
山崎芳人さん、野口勉さんとご一緒する。
シューベルトの曲をアレンジした
バンドの演奏を聞く。
「クラッシック音楽」は100年以上の
歳月を経て受け継がれているわけで、
それだけの強度がある。
原曲の強度にアレンジがどれくらい
対抗できるか。これは
難しい課題である。
ヘタなアレンジでは、
原曲の純度に負けてしまう。
しかし音楽は不断に変化も
しなければならない。
そうでないと、生命が
枯渇してしまう。
それぞれ工夫を凝らし、
力のこもった演奏は素晴らしかった。
入賞者には、ラフォルジュルネ
2008出演へのエントリー権が
与えられた!
『すべては音楽から生まれる』
と
『脳を活かす勉強法』
の打ち上げ。
『すべては音楽から生まれる』
は、横田紀彦さんと丹所千佳
さんがご担当くださり、
大場葉子さんが素晴らしい文章に
して下さった。
『脳を活かす勉強法』
は木南勇二さんがご担当下さった。

木南さんと芸大大浦食堂で撮った写真。
木南さんは今では温厚な紳士だが、
高校のときは尾崎豊で、
1年で中退、バイクをぶっとばし、
骨が飛び出す大けがをした。
その後
大検ー>大学ー>PHP研究所
ー>仕事のできる温厚紳士編集者
と変遷する。
いやあ、人は見かけによらない。
つまりは、生命の本質は「更新」
ということですね。
人は何度でも生まれ変わることが
できる。
ハルモニア杯の審査を終え、
発表をすべくバックステージで
待機しているときから、
ある問題が気になって、
ずっと虚空を見つめてそのことを
考えていた。
未来は私たちに何をもたらすか。
人は何度でも生まれ変わることが
できる。
そんなことを考えていると、
すべては白い光の中に包まれた。