脳と個性
ヨミウリ・ウィークリー
2007年11月11日号
(2007年10月29日発売)
茂木健一郎 脳から始まる 第78回
脳と個性
抜粋
日本人には個性がない、などと決まり文句のように言われる。本当にそうなのか、私は以前から疑っている。
「十人十色」「蓼食う虫も好きずき」といったことわざにもあるように、実際には日本人だって個性的な人が多いのではないか。それを、「みんな同じ」というのは、色眼鏡をかけた思いこみに過ぎないのではないかと考える。
少なくとも、私の研究者仲間は個性があふれる人ばかりである。研究者だから、どうせ変人の集まりだろう、一般の人たちとは違うんだと思われるかもしれないが、そんなことはないだろうと思う。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/
10月 28, 2007 at 10:07 午前 | Permalink
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コメント
犬を飼ってみて気づきました
見た目は同じなのに 性格は全然違うんだってことに
でも その種の持つ共通項はしっかりとしたものがあるんですね
やっぱり
「個性がない」と見られると言うことは
「種としての完成形」に近いのかもしれませんね
投稿: 柴田 | 2007/10/30 13:01:12
個性がないと言われることは異見を述べないことへのフラストレーションかもしれません。
個性について大きな違いを求めれば限界があると思いますが
一見同じように見えても微妙な違いを発見していくのは
興味、深いことだと思います。
投稿: Gordy | 2007/10/30 4:25:34
> 日本人には個性がない、などと決まり文句のように言われる。
>本当にそうなのか、私は以前から疑っている。
私も疑っています。そして、科学的に思考する人であれば、こう言い切る事など出来ないと思います。
投稿: 大栗 勝 | 2007/10/28 11:28:18