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2007/10/03

出されたと思うと

夢を見た。

何人かで連れ立って、道を
どんどん歩き、
歩道橋を渡って、
商店街の中に入った。

店があった。大きな玄関で、
その向こうに活気のある座敷がある。

「ここですよ、ここ!」

私は一目で気に入ってしまって、
大声を出した。

刺身もある。さまざまな
つまみもある。

ビールを飲むならば、ここだ!

不思議だな、と思った。
夢の中の出来事は、
時に現実よりもむしろ
リアリティがある。

亡くなった河合隼雄さんは、
クライアントの無意識や
夢と向き合って、
そのために、自分は人の
何倍もの人生を経験している
のです。
常々そう言われていた。

ソニーコンピュータサイエンス
研究所。
関根崇泰の博士論文予備審査
の予行。

認知は、はたしてかけ算で
成立するのだろうか?
交差する時にそのかけ算が崩壊
するとしたら、その意味は如何?

ソニー本社近くの公園で、
南野陽子さんとお話する。

内容は、
雑誌「Circus」の南野
さんの連載対談に掲載予定。

広報の滝沢富美夫さんが、南野さんとの
ツーショットを撮影してくださる。

有機ELディスプレイのポスターの
前で撮ったのだけれども、
できあがりを見てびっくり!

南野さんが、ポスターの一部と化している。

アイドルというのは、凄いものである。

唖然。


南野陽子さんとソニー本社で。

PHP研究所にて、トヨタの
生産方式に見られる創造性の
文化について議論。

NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』
の打ち合わせ。

住吉美紀さんがみんなにお弁当を持って
きてくれた。

やさしい人だ。

有吉伸人さんは、目の前に食べものが
出た時の、「食い出し」までの
着火時間が短い。

出されたと思うと、もう食べ始めている。

その様子を見て、ぼくは
春の野に咲くつくしを連想する。

生命というものは、実に、つくしの
ように真っ直ぐにすくすく伸びて
いくものなのではないか。

余計なことなどいらない。時が
くれば、すぐに取りかかれば良い。

10月 3, 2007 at 07:48 午前 |

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コメント

寝ている時に見る「夢」と、将来かなえたいと思う「夢」が、なんで同じ言葉なのだろうかと、不思議に思う。
英語でも、"dream" は同じ使い方をする。

言語学的には、どうなんでしょうか?

投稿: まる3 | 2007/10/06 10:13:08

 茂木先生の著書を読んでいると、先生と価値観や体験が似ている箇所を見つけ、つくづくびっくりします。「まあ、こんなことまで先生と同じなんて!」と思わず苦笑してしまうほど些細なことまで本当に似ているのです。
 本日は『生きて死ぬ私』(筑摩書房)の中で見つけました。茂木先生が「自分が死んでも墓になど入れてくれなくてもいい」とご両親の前で話され、お母様に大泣きされて困ったという話。実はわたくしも「死んだらお墓になんて埋めないで海に散骨してほしい」と言ったら、母がたいへん悲しみました。母親の情というのは計り知れないですね。
 わたくしは元々キリスト教に大きな影響を受け、高校時代に近くの教会に通い始め、米国人の宣教師からバイブルを学び、大学もミッション系の大学を選びました。でも、結局洗礼を受けることもなく、その後は仏教の無常観に近い価値観を抱くようになりました。わたくしには無常観とかの方が肌に合っているようです。といってもまだどの宗教に帰依することなく無神論者のままですが・・・。
 

投稿: K.M | 2007/10/04 2:56:14

夢とは、いつももどこか隠喩的であり、

人間の生に価値を取り戻してくれる。

夢の中で、夢を見ていることを意識する、

そして、それを学べる

「我、戒メヲ護ル中ヨリ来ル」

体外体験の達人、明恵上人、最後の言葉

自分自身の中にある「価値の実現」を捨てなければ・・・

投稿: harvey | 2007/10/04 2:13:04

でも、河合隼雄さんにも苦手なものがあったのですね。
著書の中で「少女」は「この世の中で一番理解し難い存在」
と仰っておられたのを思い出します。
ここ数日間、とくに昨日の私はまるで「少女」というやつ
みたいだった、と思ったら
太宰治の『女生徒』が読みたくなっていてもたっても
いられず途中下車した駅の本屋さんで購入。
頓服薬でものむように頁をめくり、
そこに書かれた文章のひとつひとつが
まるで自分の分身が書いたもののよう胸に響き、
澄んだ音をたてて共鳴するような感じ。

今この年齢で、こんなに共感してしまうのは
なんだか成長しきらずにうっかり過ごしてきた人の
「魂の危機」みたいで恥ずかしい、と思いながらも
「ここに書かれているのは全部、自分のことだ。」と
思わずにはいられませんでした。

でも太宰の小説だからというわけではないけれど
津島祐子さんがその著書で
「どんな男の子でも『少年』という言葉で呼んでみて
違和感がない。しかし、『少女』となると、
そうはいかなくなる。」と
世間や物語の中でイメージされる「少女」と比べ
自分の子供の頃がはたして「少女」と呼べる存在といえるのか?と
疑問視される姿勢にもひどく共感もしてしまうのです。

昨日のモオツァルト・モードも真っ青の
異常なハイテンションもおさまり、
今日は「なんだか、ここ、空気がうすい…」
なんて身体症状にも悩まされずに過ごしています(笑)。
こんなフラジャイルな自分を私はいつになったら
愛せるようになるのでしょう。

おやすみなさい。私は、王子様のいないシンデレラ姫。
あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?
もう、ふたたびお目にかかりません。

↑ 主人公の「あたし」の真似をしてみたくなりました。
一回、やってみたかっただけです。ごめんなさい。
こんなのはネット上でしかできません。
リアルでやらかしたら、どんな白い目で見られるかわからない(笑)!

投稿: まり | 2007/10/03 23:00:02

よくいろいろな所へ行く夢を見ます。

ある時は、建物の表面に緑の苔が生えた古いコンクリ造りの学校の校舎に佇んでいたり、またあるときはだだっ広い工場の傍を通りかかっていたり、木製のアーケードの商店街にある居酒屋の前に立っていたり…と、いうふうに。

その中でも断片的に覚えているものは、何故か現実よりも微妙に(?)リアリティがあるのです。

それでもやはり夢を見ているときは、自分がまるで空を飛んでいるような、ふわっとした感覚に包まれているような気がしています。


南野陽子さんとのツーショットを拝見しました。

有機ELディスプレイの薄さにも仰天ですが、そのままの姿でディスプレイのポスターの、絵の一部になってしまう彼女はもっと凄い。

アイドルと言うものは、どんな媒体の中にあっても、そのままその媒体の一部になれるように訓練されているものなのだなぁ。


さて、秋もたけなわになって来ました。

道端のあちこちに緋色の花火のように弾けて咲く、彼岸花が目立つ時節です。

それにしても空のほうはいまだに曇りがち…お天道さまが現れるのはもうちょっと先になりそうです。

投稿: 銀鏡反応 | 2007/10/03 22:36:17

住吉アナウンサーは以前、NHKの「不思議・地球大自然」
という番組でナレーションをされていました。
素直な気持ちの入ったナレーションが心地よく、
それ以来とても好感を持っていました。

「プロフェッショナル」でも時より涙ぐみ住吉さんには
見ていてこちらもうるっと来てしまいます。
優しい人なんですね。

ところで「不思議・地球大自然」はとてもよい番組でした。
「自然の不思議を紐解いていくと、そこには必ず感動が待っています。」
というナレーションからはじまって、また最後にその回に合った
ステキなナレーションを加えてくれていました。
見終わったあと感動的で涙が出そうになることもしばしば。

思うに、こういったナチュラルな、自然のドラマを映した番組は
押しつけでなく、豊かな感性を、好奇心を育てる
理想的な教育のように思います。

こういった番組を親と一緒にいつも見ている子供は、
すくすくと心豊かに育ってくれそうに思います。

・・・と、ちょっと話が関係ない方にそれてしまいました。

投稿: pteron | 2007/10/03 20:09:52

こんにちわ。

私も、コンピュータの創造性を考えるため、掛け算を考えたことがあります。「ゴマ×豆腐=ゴマ豆腐」が成り立つために、要素を分けて、連立方程式のようにすれば、と、考えましたが、「これは」、と、なるようになるには、難しいです。


写真、面白いですね、茂木さんがいるため、南野さんがポスターの一部に見えたり、二人でポスターの前にいるのに見えたり、まるで、トリックアートだ!!(^^)

投稿: tain&片上泰助 | 2007/10/03 14:07:15

あなたの夢は、全てが順調で、思った通りに世界が広がっていく事を表しています。長年の夢がかなったり、努力が認められたりします。しばらくの間は満足感一杯の穏やかな日々が続くでしょう。もし、やり残していることがある人は早いうちに片づけるようにしてください。せっかくの幸運が逃げてしまいますよ。

人の見た夢を勝手に占ってしまいました。これは私が結構信頼を置いているインターネットの夢占いです。何故、信憑性があるかと言えば、私はだいたい毎日夢を見るのですが、夢の内容にかかわらず、時期によって占いの結果が似たようなものになるからです。

夢って不思議ですね。

投稿: | 2007/10/03 9:01:54

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