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2007/09/29

風の旅人 第28号

風の旅人 第28号

【表紙・裏表紙】
大竹伸朗

【 photographs 】
 大橋弘、大山行男、神谷俊美、中藤毅彦、水越武

【 texts 】 小栗康平、川田順造、甲野善紀、酒井健、管啓次郎、
       田口ランディ、日高敏隆、古谷利裕、保坂和志、
       前田英樹、茂木健一郎、森達也、養老孟司

茂木健一郎 「今、ここから全ての場所へ」
第13回 聖なるものについて

(抜粋)

 肝心なのは、思い出すということである。過去に繰り返し立ち返るということである。過去を見る射程が長いほど、遠い未来を見晴るかすことができる。「今、ここ」にのみ生きる刹那主義は、聖なるものの喪失と、未来へのヴィジョンの貧困へと通じる。自分の中に既にある体験を数限りなくふり返ってこそ、聖なるものを育むことができる。
 巨きな物語などいらない。世界の全てを説明し尽くす原理主義もいらない。地上に命が長く継続してきたことの結果として自然が育む多様性こそが恵みである。
 ただ、遠い昔の小さな出来事をふり返ってみるだけで良い。やがて、さまざまなものが住まう魂の森の奥が、かすかな光を放ち始める。


http://www.eurasia.co.jp/syuppan/wind/index.html 

9月 29, 2007 at 12:50 午後 |

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» サイエンティフィックと詩 トラックバック Tiptree's Zone
全ては論理的整合性にコネクトしていなければならない。 それは、彼が文学的表現を使用する際にも。 自然言語による描写が、曖昧で定義が無いことを彼は知っていた。 よく言われるように、単なる詩人の言葉は最善のものではない、でもその詩に科学的光彩が備わった時にそ....... [続きを読む]

受信: 2007/09/30 3:02:38

» 特異点にて トラックバック 旅籠「風のモバイラー」
特異点(sigular point):重力の強さが無限大となり時空の湾曲率が無限 [続きを読む]

受信: 2007/09/30 3:20:26

» 真の成長とは トラックバック なんでもあり! です 私の日記!! 
このところ、勿論やるべきことをしながらなのだけれど いろいろ考えていて、 人間は一人では生きていけないとしても 大きく2つのタイプがあるのだとつくづく感じる。 つまり、あらゆる場面で「競争」という意識を 持ち易いタイプの人もいるのだということ。 その場合においても ①他者を攻撃したり批判や批評をして、自分を浮き上がらせるタイプと ②他者を他者として尊重し   自らを成長させようとするタイプがある。 本当の成長は①によっては得られまい。 そして、私はこれまでも②であったと思うし ... [続きを読む]

受信: 2007/09/30 8:19:57

コメント

とても他人とは思えない素敵なタイトル(笑)の雑誌ですね。

季刊なんでしょうか。本屋さんで探してみます(旭屋かジュンク堂・・紀伊国屋もね^)探すのが楽しんだよな、こういうのって。

それにしても「ユーラシア旅行社」だなんて想像力を刺激される社名だなあ。

執筆陣は・・ 見方によっては相当「怪しい」(誉め言葉です あしからず)ダークなひと達を揃えたもんだ・・私の「TEEの旅」の超強力布陣^。にもひけを取りませぬな。。フフ

投稿: 風のモバイラー&野村和生 from nomgroove.com | 2007/09/30 6:48:16

思い出したくない事が多すぎて

近い未来もみえない けれど

思いださないから生きてゆける

投稿: 旅人18 | 2007/09/29 21:26:00

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