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2007/08/05

まだ山は

富山は曇っていて、
山はよく見えない。

タクシーの運転手さんも、
ホテルの方も、
「晴れていればここから
山が見えるのです」と言う。

想像するしかない。

とやま夏期大学は今年が
二回目で、富山県と北日本新聞の
共催。

講義開始の合図がちりんちりんと
鳴る。

それだけで、爽やかな気分となる。


講義風景。Photo by Atsushi Sasaki

70分講義し、休み時間
に色紙を描き、70分講義し、
本にサインし、
60分質疑応答し、
本にサインし、
「交流会」で皆さんとお話しし、
その後、本を売ってくださった
ブックスなかだの方々と
お話する。

本は、書店があればこそ売れる。
会場で、本を売ってくださっている
ことは大変ありがたいことで、
だからこそ、休憩時間とか、
ボクはとにかくゲリラ的に
サインを始めてしまって、
少しでも売り上げを多くしようと
努める。

「何冊売れましたか?」
「200冊くらいです。」

大変だったけど、良かったなあと
安堵する。
「はけるくらいの数にサインしましょうか?」
と申し出る。

『やわらか脳』(徳間書店刊)10冊に
サインいたしました。


『やわらか脳』サイン本。ブックスなかだにて発売。

サインの絵は一冊一冊全て違います。

ブックスなかだ 掛尾本店
http://books-nakada.co.jp/ 

の店頭で販売されるということですので、
御用の方はお急ぎ下さい。


ずっと本を売ってくださった。


ブックスなかだの皆さん。


交流会などでは、当然私自身は
ご飯をあまり食べられない。

全てが終わった後、
立山国際ホテルの方が親切にレストランを
遅くまで開けてくださって、
ワインとビールとビーフストロガノフ
でほっと一息。

缶ビールを飲みながら、
ロビーで参加者の方々と
お話した。

人の心の温かさに接すると
ほぐれていく。

富山に来て、まだ山は見ていないが、
人のやさしさに触れた。

8月 5, 2007 at 07:52 午前 |

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受信: 2007/08/05 14:51:55

コメント

クオリア日記をみてブックスなかだへ跳んで買いにいきました。
知恵のみのイラストつきサイン本を買うことができてうれしいです。隙間時間によむのにはやはり本ですね。

投稿: koro1837 | 2007/08/07 8:32:15

とやま夏期大学では、大変有意義な講義を受講させていただき、有難うございました。
自分なりに解釈した講義のスケッチをブログにUPさせていただき、
 (実際の講義内容と相違があるかもしれません…すみません)
これからの仕事に活かせるヒントと、チャレンジする勇気をたくさんいただきました。

実はぜひ伺いたい質問があったのですが、質問用紙を提出せず、今となって悔やんでおります。
その質問とは・・・ 
“二者択一”において、どうしたら誤らずに正しい?選択をすることが出来るのか?というものです。

Aを選ぶべきか、Bを選ぶべきか、といろいろ迷い考えた挙句、
選んだ答えが結果失敗だった!、ということをいつも繰り返してしまいます。
痛い目に遭い、充分学習しているはずなのに、いつの場面でも、自分にとって良い結果を
得られる選択がどうしても出来ません。最近も、仕事についての“二者択一”を誤ったばかり・・・
 (質問用紙を提出しなかったことも、小さな“二者択一”の失敗例です・笑)

脳科学的に、これって、どういうことなのでしょうか???

大変ご多忙とは存じますが、ご回答いただければ、とても幸いでございます。
 (つまらない質問で申し訳ございません)
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

投稿: なーさん☆ | 2007/08/07 0:26:07

初めて書き込みさせていただきます。
北陸シリーズ、お疲れ様でした。

今回とやま夏期大学に参加した者です。
茂木先生フリークの友人に誘われての参加でしたが、私自身は先生のご本を1冊も読んだ事が無く、『「アハ!」体験の人だ』とか「テレビで最近よく見かける文化人」くらいの認識しかありませんでした(←失礼)

茂木先生の講義を初めて生で聴いて、眼から鱗が10枚くらいボトボト落ちた気分になりました。
多様な人との繋がりが自分という畑を耕し、変わろうという意識が種を蒔くんですね。どんな花を咲かせるかは自分の努力次第…「可能性は無限」という言葉にとても惹かれました。
時間があっという間で、講義が終わるのが本当に寂しかったです。

交流会では、お食事も摂られない程参加者の皆さんに囲まれて質問攻めにされて、申し訳ないくらいでした。
私もお話したいと思いましたが、何分「茂木ワールド」の超初心者ですし、二言三言話しかけるのが精一杯でした。
先生とこれ程身近に接する事が出来る機会はもう来ないと思うと、もう少し積極的に話しかければ良かったなーと後悔しています。

サインしていただいた本を手始めに、これからご本を色々読ませていただいて、少しずつ自分を高めたいと思います。

また是非富山にお越し下さいませ。

投稿: hirobiro62 | 2007/08/06 13:19:39

茂木さん、あなたが一番やさしいですよ。
こんなかわいい絵の入ったサインを申し出るなんて。
欲しい!!

投稿: sakuranomori | 2007/08/06 9:04:53

「とやま夏季大学」音声ファイル拝聴。
学び楽しむ夏、に、ぴったりのお話でした。

いま、思うのは、蛍の集まる木のこと、
「あれは、なんだったのか」と戦地で
見てから、ずっと記憶にあるのだ、と
何年も前に、話した方がおられたのを
思い出していました。
ただ、蛍を沢山見たというだけでなく、
その光の奥に、たしかに、なにかを
見た、ということだったのですね。

投稿: F | 2007/08/05 23:38:01

講義を楽しく聞かせて頂きました。とても面白い講義で、茂木先生が学校の先生ならどんなに楽しいかと思いました。
ロビーでは、先生の意外な一面を見ることができ、とても身近な方に感じることができました。
いろいろアドバイスして頂きありがとうございました。
また是非富山にいらっしゃってください!

投稿: リトル・ミー | 2007/08/05 14:24:20

富山での講演お疲れ様でした。

エントリーを読ませていただくと、講演は本当に盛り沢山の内容だったようですね。

会場で博士の本をずっと売ってくださったという、地元書店の皆様が写っていらっしゃるお写真も拝見。皆様とても明るくて、誠意が表情にあふれているようにお見受けしました。

人の心の優しさと温かさに触れると、どんなに疲れてかたくなに突っ張った心も、次第にほぐれて、こちらまでやさしい気持ちになっていく。

昨日半ドンの仕事が退けた後、渋谷を歩いていた。町を歩く大量の人、人、人の表情が暑さの所為なのか知らないが、ある人はけだるく、またある人は殺気立っているように見えた。

私も含め、このメガロポリスに住まう人々は、博士が今回出会った富山の人たちのような、心づくしのやさしさに、自分の心をほぐされ、癒されることが少なくなっているのではないか。

もうすこし、私も、いろんな人に優しく接していこう。

投稿: 銀鏡反応 | 2007/08/05 10:33:39

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