アイガモ農法に学ぶ
ヨミウリ・ウィークリー
2007年8月5日号
(2007年7月23日発売)
茂木健一郎 脳から始まる 第64回
アイガモ農法に学ぶ
抜粋
子どもの頃、家の近所を歩いていると、時々干からびたミミズを見つけた。
なぜそんなところに出てきてしまったのか。人間とは遠く離れた小さな生命でも、不憫に感じた。
しかし、よく観察すると、必ずしも悲しむべき光景ではないとわかった。ミミズの死骸には、しばしば、アリが群がっている。ご馳走を巣に運ぶ列ができている。一匹のミミズが死ぬことによって、沢山のアリが生きることができる。ミミズの死はちゃんと役に立っているのである。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/
7月 22, 2007 at 09:18 午前 | Permalink
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コメント
アイガモ農法のアイガモくんたちが、最後には食べられると言うのは人情としては悲しいが、これも厳しくも無駄のない自然の摂理なんだなぁ。
干からびたミミズが蟻の食糧となっていくのと同じで、自然はみんな持ちつ持たれつ…というか、全てが生かしあいで持っているんだね…。
最近よく「自然と共生を」と言うけれど、本気で自然と共生するべく向き合うならば、本文でも言われているように、相当の覚悟が要る。
最後に私事ですが、きょうから「ハンドルネーム=実名(カタカナ表記)」にてこの「日記」にコメントさせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿: 銀鏡反応=ヤマダミユキ | 2007/07/23 20:31:01
こんにちは。コメントを送ってみようとしていますが、どなたかのブログにコメントなんてはじめてで、要領がわからなくて少し不安です。
失礼があったらお許しください。
茂木さんのブログの存在を昨日始めて知り、いくつか読ませていただき、「なんて面白い方なんだろう!」と思ってしまいました。面白いという表現は失礼かもしれませんが、興味を持てる方は尊敬に繋がるということでお許しください。
先日友達の工学博士と話した時、量子論の話題になり(私は理数系の脳は持ち合わせていないのですが)、量子論がいいたいのは実はすべてはひとつだということ!だと言っていました。
そんな量子論的世界観がもっと人の意識に浸透したらいいのにと思っているのですが...。
ミミズの話も、この世界はすべて生かし合いだといういい例ですね。
昨日ブログを読ませていただいて、こんな方がいらっしゃることがうれしく、今日はミミズの話題に共感したので思わずコメントをしてしまいました。
これからもブログ楽しみにしています。
投稿: 下西由美子 | 2007/07/22 18:28:39