スローで行きますから
完全に寝不足!
今週は実にちとスケジュールが
きつい。
やることがあり過ぎる。
ボクは、どうなってしまうのだろう、
諸君!
尾崎豊についての
取材。
研究所。
尾崎について普通に語れば良いのだと
思っていたら、
ちと違っていた。
演出は、佐藤輝さん。
尾崎豊の映像を、デビュー以来
ずっと撮影されてきた
方である。
いきなり
「茂木さん、それで、途中で
オザキの歌をうたってしまったり
しましょうか」
などと言われた。
ムムム。なんだか様子が変だぞ。
カメラマンもびっくりしていた。
ボクが喋っている間、
カメラをぶるんぶるん
振ってしまえとか佐藤さんが
言っている。
「あのう、フレームアウトしても
大丈夫なのでしょうか」
とボクがおずおずと聞くと、
佐藤さんは、平然と、
「ああ、その場合、音声は生かして、
映像はスローで行きますから、大丈夫
ですよ」
と言っている。
「十五の夜」を朗読した。
カメラが斜め上、至近距離から
ボクをねらっている。
ついに歌わされてしまった。
「彼は真面目な人でした」
と佐藤さん。
「ツアーなどでも、いつもノートに
歌詞を書き付けているのです。」
「プロモーション・ビデオの撮影でも、
何度撮り直しさせられても、文句一つ
言わずやっていました」
初めて経験した音楽的
撮影のメソドロジー。
とにかく
びっくりした。
そして、感動した。
尾崎豊と時間をともにしてきた
佐藤輝さん。
不思議で忘れがたい空気を運んできた。
佐藤輝さんと。
撮影中。
いやあ、まいったまいった。
(Photos by Tomio Takizawa)
7月 10, 2007 at 06:11 午前 | Permalink
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受信: 2007/07/10 11:12:55
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午前中は元気に大学に行っていたのだけれど、
午後になって急に体調が悪くなり、珍しくソファで横になった。
ある事柄関連の想起があると、
その時から徐々に体調が悪くなり、とてもしんどくなる。
それでも、傍らの椅子で一緒に寝ているワンコの
平和な寝顔に少し癒された。
・・・
少し眠った。
・・・
ワイングラスとコップの触れるあの透明な音を思い出し、
そうしたら、少し体調が良くなってきた。
自分の中が怒涛のような一日だったな。
こんな日もあるものさ、と自分へ。
アクセス解... [続きを読む]
受信: 2007/07/10 20:51:08
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コメント
はじめまして。茂木さんの事は、2007年8月10日のNHK放送『尾崎豊のいた夏』ではじめて知りました。すみません!
茂木さんは尾崎豊さんとお会いした事はあるのでしょうか?
尾崎豊さんへの確かな思いが伝わってくる映像でした。
私は現在35歳の主婦です。
12歳の時に尾崎豊さんの声に惹かれ、今も彼と共に生きています。
” どこかの街の片隅で君が幸せであるように本当に心からそう祈っているから力強く生きてほしい。僕はいつでも君達の心の中にずっと永遠のものとして居続けたいと思っている・・・。”
尾崎豊さんの言葉にはいつも真心があり、それは真実です。
今を生きている私達にできること・・・ひとりひとりの心の中で『彼の想い』を育み、伝えてゆくこと。そう信じて止みません。
投稿: かえる | 2008/05/01 13:35:50
SLOW IN >> FAST OUT
DRIVINGの基本ってなにと問われて みなさんどう答えますか
運転好きの私 巨匠・徳大寺有恒さんを心から敬愛し
薀蓄話を好む癖 理屈っぽく 早い話が不得手な私が シンプルに
コタエマショウ>>
これはA級ライセンスのかたもオートマ限定のかたもかわりません
クルマを安全にしかも他の流れを損なわずに速くスムーズに
ドライブするための基本
コーナーへの侵入は極力スローに
そして コナーの脱出は 速く!ファーストに
これで周回タイムは・・どこをということは別に まあ箱根とか
鈴鹿とか 六甲山とか・・おどろくほど違います
走る 曲がる 止まる これがクルマの運動性能の基本
まっすぐの道で さびしい とは誰が言ったか定かではありませんが
ドライブが好きなひとなら 身に覚えがあるでしょう
ワインディングロードこそがドライヴィング・プレジャー
の「原点」なんですね まさしく駆け抜ける悦び こそ
クルマの運転はまさしくスポーツと同じ
オープンエアモータリングがなぜ 英国で興隆し
数々の歴史的スポーツカーを生んだのか
それは気候風土と深く関係するのだと
あの田園風景のなかではしるのに 屋根は邪魔なのだと
陽の光が恋しくなるような 冬のヨーロッパ特有の曇天の多い
気候 日本はすっきりと きりりと した晴天が多いのとは
ちがい・・
あの伝説の 白洲次郎さんも若き日 英国の田園地帯をぶとっばしてたと訊きます
今年のお正月、四国香川の叔父の家でお正月を過ごし
凝り性のおじさんの ・・カメラに凝り若い日ライカを手に取り
うちのなかは 本の山脈が連なり いま 庭造りにはまり 私にいろいろと教授しまた 諭すように語った忘れられないことば
雨がしとしと降るある日の午後
庭から玄関へとつづく 敷石 をなぜ左へ回り込むように
配置しているのかの解説をひとしきり>>
昔からこのアングルが好きで写真も撮ったけどな
先が見えんようになっとるやろ・・
「道は未知とも よめるだろ カズオちゃん」
「なるほど・・」 さすがの天邪鬼な私も
へえそんなつもりでなんて おれも
帰ったらやるぞ なんて ずいぶん影響されたなあ・・
で 私も荒野へ 踏み出そうと
ムルソー やアントワーヌ・ロカンタンとか
荒野のおおかみ(ステッペン・ウルフ) とか
ラスコーリニコフとか 寺山修司さんとか・・
みんな単独者のようにオモワレテいるけどソウデハナイだろ
自分が 美しいと感じてることは もはや揺るぎが無いのだと
NOT TO ROLL だと・・
Don’t be affraid だよね(スペルチェック
プリーズ!)
黄色いHONDA Beatをすなおにカッコイイと
ヨロコンデクレ 毎朝元気をくれた子等のためにも
挫けるわけにはいかないのである
>>
当時 有線で 尾崎 豊がさかんにながれていた
BOWHY(OK?)やBLUE HEARTSも聴いていた
みんな踊っていたような時代だった
物語が終わろうとしていた
ものは 語るものではなく 所有するものだ
と誰かがウソブイテイタ
♪ この支配からの 卒業!
こんなどきりとする歌詞を叩きつけたヤツは
イキナリ心臓にぐさりとやる歌を 違和感なく
歌いきれた人って他に知らない
それから しばらくして彼は路上で冷たくなって
発見された と訊いた
みんな もう感じているはずである きれいなもの
失いたくないものを
だから あとはやるだけ
JUST DO IT!である
投稿: 風のモバイラー&野村和生 from nomgroove.com | 2007/07/13 7:02:40
こんにちはー、先生。
雨なので外出する気にもならず
昼まで寝た後
実家を掃除しまくっています。
父も母も手伝ってくれないので
なんだかふてくされてしています。
先生は睡眠時間を押してまで
忙しいだなんて、
そんな「高濃度の集中力」を
妨げるようなコトはイカヌですよ。
でも尾崎を歌ってスローってもらえる
お仕事ならば、どうしても
寝るのも忘れちゃいますね。
うらまやすー
どうかジックリ寝れますように。
眠りによって記憶の整理整頓しないと
記憶がぐっちゃぐっちゃになっちゃって
私の実家のような酷い惨状に
なっちゃいますん!
でも頭空っぽな上に
牛のように寝まくっていると
空き屋の如くに
なっちゃいますね。
今度私の空き部屋に
先生のしまい切れない
いくつかを
分け与えてくださいな。
投稿: porinky | 2007/07/11 0:10:20
今度、お話を聞きに行くときには、
黒の油性マジックを持っていきます。
「けんちゃん」のお顔にもみあげを、かきます。
キヨヒコさんのお歌も上手に歌えるように。
うそだピョ-ン、です。
ごめんなさい。。。
投稿: まり | 2007/07/10 23:08:36
尾崎豊が決して、校舎のガラス窓を割りまくれと叫んでたのではないという当たり前のことに気付いたのは、近年のこと。
当時は気になりつつも、拒否反応が出た。
また、彼が老けてもミック・ジャガーのようなステージをやっていることは想像できないし、ましてや、腹が出てからナツメロ大会には出なかっただろう。
原節子のように突然完全に隠れることができたらよかった。
それが不可能と悟って死んでしまった、と考えてしまう。
投稿: fructose | 2007/07/10 19:57:30
「いやぁ、まいったまいった」と言いながら、清々しい表情の茂木博士。
尾崎豊についての取材…ということは、これは尾崎と関係のある番組の為のものなのだろうか。
ともあれ、茂木さんにとって不思議で忘れ難い時間が持てて、よかったですね…!
博士による「十五の夜」の詞の朗読と熱唱…放映が楽しみです。
尾崎豊の映像をデビュー以来ずっと撮りつづけてきたという佐藤輝さん。
その佐藤さんが尾崎について語られるに、
「彼は真面目な人だった」とのこと…。
過日朝カルで拝見した尾崎のDVD映像が脳裡に蘇る。
あの映像の中で尾崎が、汗にまみれつつ、自らの思いを搾り出すように歌っていた姿…。
あの、全身からほむらがほとばしるような、情熱あふれる歌い方をみていると、たしかに彼は、やはり本当は何事にも真剣に取り組む、真面目な人だったのではないかという気がする。ツアーでいつもノートに歌詞を書きつけていたり、PVの撮影で何度も撮り直しさせられても、文句を言わずに撮影に臨んだり…。
世間に流布している尾崎のイメージとは異なる、これら、彼の真の姿。
茂木さんが彼をこよなく愛する理由が、そこにあるのかもしれない。
尾崎豊は死してもなお、“青春の心の光”として、茂木さんと佐藤さん、そして彼と同じ時間を生きた、彼を忘れない全ての人の心の中で、輝きを失う事なく、存在しつづけるのだろう…。
投稿: 銀鏡反応 | 2007/07/10 19:50:07
尾崎豊。はじめて聴いたときの、おどろき。
今日は梅雨空から急に、よこなぐりの雨、
お写真にパワー貰いました!
投稿: F | 2007/07/10 17:55:54
むむむむ、ムムム、茂木さんが、「茂木豊」になっちゃった!?。
「44の夜」で、シングルデビュー、同世代の心をつかみ、チャートイン!!
チャレンジャーの茂木さんなら出来るかも!?(笑)
投稿: tain | 2007/07/10 17:50:43
今日のこのブログを読んで何か不思議な気がする。何というか、ゆったりするのであります。
もともとのんびり出来る性格ではない私ですが、何かほっとできるのですね。
これは一体どこから来るのでしょう。茂木さんの持っている、知識、センス・・・?
どうでもいいけどどんな人と会っても、どんな状況でも存在感があり、そして溶け込んでしまう。
不思議そのもの。秘訣を、学び取ろうと思っております。
寝不足のご様子、健康管理は働く者にとって一番大事だけれど、一番後回しになりがちなものですよね。気おつけられますように・・。
何時も考えながら拝見させてもらっています。
投稿: いもりんの城のブログのいもりんです | 2007/07/10 7:32:33