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2007/06/23

そんな気の利いたことは

着陸するとすぐ、
となりの人がブラックベリーの
スイッチを入れて
メールをチェックしていた。

文化の差はこういうところに
現れるのだなあ、と思いながら、
ぼんやり眺めていた。

サンフランシスコ空港で乗り継ぎ中。
SANKAKU SUHI & NOODLEという
店があって、
Sushi Deluxe 13ドル50
アサヒスーパードライ 4ドル25
を買ってカフェテリアのテーブルで
これを書いている。

いつものようにt-mobileで
ネットに入っている。

アメリカの人たちの身体の
動かし方は、日本の人たちの
それとは微妙に違っていて、
セキュリティの人たちの身のこなしを
見ているだけで面白い。

15歳の時、カナダに向かう時に
初めてロスアンジェルスに降りた
時、そのような「身体の音楽」
の差異に大いに感応したことを
思い出した。

カリフォルニア・ロールの
アボカドを使うという大発明の
おかげで、
寿司の宇宙が広がった。

広がった宇宙の中で、
身体の音楽が響いている。

飛行機の中は結局眠ってしまって、
朝ご飯もいつの間にか
みんな終わっていて、
だけどアメリカ系の航空会社だから、
「お目覚めですか」とかそんな
気の利いたことは言ってくれなくて。

だからサンフランシスコで
アボカドを食べた。

もうすぐラスベガス行きの
飛行機が出る。

6月 23, 2007 at 04:51 午前 |

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コメント

SANKAKU SUHI & NOODLE
sushiがsuhiになっております。

投稿: ほり | 2007/06/27 3:29:21

茂木さんの身体の音楽という言葉で幾つかの記憶が思い起こされました

一つは偶然入ったクラブで踊っていた女の人
ただ踊っていただけなのに目を離せなくなった
きれいなブルーのパンツスーツ
動きの美しさ
一つは偶然点けたテレビ 金八先生の最終回
男の子が一人で鏡の前でソーラン節を踊るシーン

美しい物はいいなと思う瞬間
何故か自分の心が幸せになる

追伸 茂木さんの旅のご無事を遠くよりお祈りして居ります


投稿: climb decoy | 2007/06/23 21:01:17

ブラックベリーというものがあるんですね。
営業で携帯電話を使わざるを得ないのに、個人の携帯を仕事用に
使わせていたりするところもあるのですが、仕事で使った分の料金でも
会社が負担してくれるわけではなかったりする。
そんなところでチマチマと営業費を削減しようとする会社の
姿勢が雇われている側の弱みにつけこんでいるようでイヤなんです。。。
でも、会社からもたされた携帯電話を利用状況のチェックが
ないのをいいことにどんどん個人使用してしまう人というのもイヤで。。。
セキュリティがどうのこうの以前の問題ですね(笑)!

これも、いつ聞いたか読んだか覚えていないのですが
「日本人の歩きかたは(男性も女性も)マリリン・モンローみたいだ」と
言われたりすることがあるそうですね。
以前読んだしぐさや身振りに関する本に
「日本は草履の文化だったから、前傾姿勢でつま先に重心がかかる。
西洋は踵のある靴の文化だから歩くときに重心をかけるところが
日本人とは違う」というようなことが書かれてあり、
それ以来、通勤時にはつい歩行者の歩き方を観察してしまったりします。
自分は、どんな歩き方してるんだろう?と心配です(笑)。

「マンゴ寿司」は、もう試されましたか?
お醤油をつけてリフレッシュメントとして食べるものらしいですね。
結構ヘンな味覚に強いので(笑)、いつか食べてみたい!と思っています。
マンゴ寿司は、寿司の宇宙を広げているのでしょうか?
狭めているのでしょうか??

投稿: まり | 2007/06/23 20:56:52

今からそう遠くない昔、寿司はカリフォルニアでアボカドと出会って、自分の「宇宙」を広げることに成功した。
東海の端の島国の人たちとは違う「身体の音楽」が鳴る人たちのおかげで、巻き寿司がカリフォルニア・ロールという、当時は未知だったおいしい食べ物に変貌した。それ以来、寿司の世界の宇宙がドンドン広がっていった。

>広がった宇宙の中で、身体の音楽が響いている。

カリフォルニア・ロールなどは、自分はまだ口にしたことがないけれど、(アボカドからしてそうだ)一度食べてみて、自分の中にある「身体の音楽」が如何鳴り響くのか、それを聴いてみたい。

でも、食べるとしたら、本場カリフォルニアでなく、ここ東京の一角、ということになりそうだ・・・。

これは、あくまで自分が描いているイメージにすぎないのだが、アメリカの人、特に西海岸あたりの人たちの”パブリックな”イメージとして、カリフォルニアに照る太陽のように、明るくて、陽気で、率直な気質の人たちが多そうな感じ、というのがある。

そして、みんな人種が違うし、顔も個性も違うもの同士が、広大な土地で一緒に暮らしている。まるで叢にたくさんの種の違う雑草が寄せ集まって生きているように。

「桜梅桃李」という、もののたとえがあるが、お互い個性の違う、独立したもの同士、互いの個性(個別性)を生かしきってこの大地で生活する、という意味だと、誰かから聞いたことがある。

そういう「桜梅桃李」的な土地では、みんなの「身体の音楽」も日本人のそれとはやっぱり違って、豊穣な感じに鳴るのだろう。

茂木さんが飛行機に乗って、寝ているうちにシスコに着いて、お目覚めですか?っていわれなかったのは、如何にもそんなアメリカ系な気質のなせる技だったりして。。
失礼しました... m(_)m

投稿: 銀鏡反応 | 2007/06/23 15:28:18

じわっと嬉しい

投稿: くりおね | 2007/06/23 6:50:07

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