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2007/05/21

鈴が坂道を転がるように

梅田望夫さんと、記者会見した。
帝国ホテルの横で、
『フューチャリスト宣言』について
思いのたけを話した。

会場に行くために日比谷公園を抜けた。
ボンボゴボンボゴボンボゴボンボゴ!
太鼓を打っている人たちがいる。
芝生の中で踊っている。
アフリカのフェスティバルを
やっているのだった。

ボンボゴボンボゴボンボゴボンボゴ。
何となくリズムが身体にしみついて、すいすい
歩いて行く。

何だか照れくさかったが、
梅田さんと二人で並んで、
本について一生懸命話した。

いろいろ真面目な話をした。
休日だというのに来てくださった皆様、
ありがとうございました。
記事を拝読するのを楽しみにして
おります。

みんなが帰った後、「ちくま」
のための対談をした。
その時想い出したことがある。

ボクは梅田さんと気が合う。
その感じが、前に経験した何かに
似ているなあと思って、
はっとわかった。

ボクは、小学校2年生の時に、
気分が悪くなって保健室に
行ったことがある。

消毒液の匂いがつーんとする
部屋で、白いシーツの上に
横になって眼を瞑っていた。

そうしたら、クラスメートのTクンが
やはり気分が悪くなって保健室に来た。

ベッドが一つしかなかったので、
Tクンもボクの寝ているベッドに
寝かされた。

小学校2年生のボクたちよりも、
ベッドは十分大きかったから、
窮屈ではなかったのだけれども、
ベッドの上で、Tクンを顔を
合わせているうちに、
授業中にこうして二人で
真っ白いシーツの上で眠っている
状態が何ともいえずおかしく、
くすぐったくて、
ボクたちは思わず笑ってしまった。

一度笑い出すと、もうあとは鈴が
坂道を転がるように止まらなくて、
ずっとTクンと顔を合わせて笑っていた。

梅田望夫さんと一緒にいる時の
感じは、あの時に似ている気がする。


5月 21, 2007 at 06:54 午前 |

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コメント

「フューチャリスト宣言」に関してですが、
私は茂木先生ほど大学、受験勉強の価値についてラディカルになることはできません。
茂木先生も創造性を発揮する前提としてルーティンワークの必要性は認めていらっしゃいますね。
このルーティンワークを楽しむためにはやはり競争の原理も必要だと私は思うのです。

ネット上でもネットゲームのレベル上げのようなルーティンワークを日課のようにこなしている人達がいますが、その人達も、ゲーム内でライバルを見つけお互いに競うにようにしてレベル上げのモチベーションを保っているのです。

民間心理学ですが・・・
男性には、何らかの数値化された基準で他人と自分を比較し競争しようとする本能があるのではないでしょうか。
基準が数値化できず、曖昧な世界(たとえば、学者、政治家の世界)では女性的な感情である嫉妬が横行する世界となってしまうのではないでしょうか。

投稿: naritoku | 2007/05/28 23:27:37

 おはようございます。
 最近書きながらコトンと落ちまくります。
 やはり、私は先生みたいな人がとても好きですw。クスクス感覚は私のとても好きな感覚です。男の人にはあまりいませんよね。よくわからないのかな?昔あったはずなのに。
 ライムギバタケだったかしらん、女はすぐクスクス笑うヘンな生き物だみたいなことが書いてあって、へえ!と思いました。
 だから、むしろ、男の人で先生みたいな歳で(失礼!)クスクス感覚もっている人って素敵だなあと思います。単に好みなのかもしれないけれど。とても純粋な気持ちのときにしか、鈴の音のような、軽やかなクスクス笑いって出てこないと思っています。そんな笑い声が聞こえると、私もなんだか楽しくて、くすぐったくなってきます。

 世の中には共通感覚の笑うや怒る以外にも、私の知らない沢山の感情や何かもあるのだと思っています。たとえば利休の緊張感や、クスクス感覚、経験してある日知る、「名の無い感情や感覚」はきっと沢山あるはず。
 沢山素敵な感情があればいいのになと思います。
 世の中は毒的、麻薬的な強烈な感情は表面化しやすく、ただショッキングなだけですが、逆にかそけき感覚は流されやすくて残念です。でもそれを捉えるのが先生はやっぱり上手だなと思います。感覚が通り過ぎる前にしっかり捕まえてくれるのが嬉しいです。
 ではそろそろ寝ます。あと二時間位でお目覚めかしらん。良い夢が見れますように。 

 

投稿: sirakumo | 2007/05/23 5:30:55

子供の頃保健委員をよくやっていた
具合が悪い子を保健室に連れて行って教室に戻る時の
冷たい誰もいない廊下が怖かった

善い事をしたのだからと自分に言い聞かせながら戻った

今でも善い事をしているのだからと自分に言い聞かせる時がある

投稿: nobori | 2007/05/22 20:07:47

丸の内線の霞ヶ関駅から銀座方面に行くのに、日比谷公園を突き抜けることがよくあります。明治神宮には及びませんが、日比谷公園は私にとってなかなかのパワースポットで、行くと気分がリフレッシュされて、少しだけ運も向上するような気がします。
あそこは少し不思議な公園ですので、茂木さんも小2の頃の記憶が思い出されたのかも知れませんね。

投稿: ダンテス | 2007/05/21 23:30:07

お写真を拝見致しました。まさに「気の合う二人」と言った感じだ!

一見「マジメサラリーマン」(失礼!)風だが実は“とんがっている”梅田さんと、やはり“とんがっている”ボヘミアン(!)風の茂木さん。とても和やかな空気が伝わってくる。


想定外の速さで進化を続けるウェブ世界とリアル世界とに二分されたこの世界の一角で「フューチャリスト革命」を為すべく、と高い理想に燃えるお二人のお姿。

お互いに、それぞれの立場も個性も超越して、同じ熱い志と友情で繋がった御両人。気が合わないはずがない。

ボンボゴボンボゴボンボゴボンボゴ…!アフリカの太鼓が響かせる魂のリズムのように、御両人の魂は熱く躍動している。

鈴が坂道を転がるように、ころころと笑いが止まらなかった思い出。気のあった友達。

残念乍(なが)ら私には小学校5年生の時まで、そういう友達はいなかった。

本当に気の合う友にようやく巡り合えたのは、小学校6年生になってからだった。


子供の頃、ちょっとした事でも、可笑しくて笑いが止まらなかったことって結構あるものだ。

限り無い希望の未来がこの先あるように感じられた、我等の少年少女時代。

小学校時代、私も悪友どもにからかわれたりして苦労したけれど、それでも「未来は果てし無く、明るいものなのだ」と、
それこそボンボゴボンボゴ…!と熱く信じ続ける事が出来た。

今の子供達も、本当はきっとそうだ。

今の少年少女たちも、何があってもひたすらに、明るい未来を志向して生きていけば、お二人のように素敵な大人になれる筈だ。

追伸:保健室の思い出って、誰にでもあるけれど、私の場合は、例の消毒液の匂いといっしょに、清潔なビンに入った脱脂綿の玉を思い出す。

投稿: 銀鏡反応 | 2007/05/21 21:15:51

茂木さん、日記、毎日読ませて頂いてます。『フューチャリスト宣言』もまだ最後まで読んでいませんが、興味深い内容です。

親友になったり、恋人になったりするきっかけの一つに、「笑いの共有」がありますね。他の人は誰も笑っていないのに、2人だけがある笑いのつぼにはまってしまい、笑いが止まらない。価値観が似ているのかもしれませんが、それよりもっと深いのかもしれませんね。

茂木さんのように、大人になってからそんな友人にめぐり合いたいです。気が合う人と一緒にいる時ほど、リラックスすることはありません。

投稿: | 2007/05/21 14:42:18

「フューチャリスト宣言」、ぜひ拝読したく思います。
クオリア日記のおかげで、活性化してきました。
よい本を読みたくて、そわそわする今日この頃。


投稿: | 2007/05/21 12:07:48

茂木さん 「フューチャリスト宣言」 大変興味深く読ませていただきました。50代の私も、若者に負けないように、ネット社会に期待と夢をいだいて、新しいことに挑戦しようと勇気づけられました。
また、NHK「プロフェッショナル」も、本当にすばらしい番組ですね。仕事等の関係で見れないこともあるので、定期録画して、今ではそれを見るのが週末の楽しみの一つになっています。いつも感動して見ており、こちらも毎回勇気づけられております。
今後とも、ご活躍を期待しております。

投稿: 筒見 憲三 | 2007/05/21 8:47:10

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