プロフェッショナル 仕事の流儀 多和田悟
プロフェッショナル 仕事の流儀 第48回
イヌは人生のパートナー 〜盲導犬訓練士・多和田悟〜
世界的にも、その名を知られる一人の盲導犬訓練士がいる。多和田悟(54歳)。映画にもなった盲導犬・クイールを始め、これまで200頭以上の盲導犬を育ててきた。国際盲導犬連盟が認めた世界で30人しかいない査察員の一人でもある。 多和田は「魔術師」との異名をとる。どんなやんちゃな犬も、その手にかかれば、たちまち喜んで従う。秘密は、「犬語を話す」という多和田の犬への接し方。一瞬の表情の変化も見逃さず、犬の心を読み解く。そして「グッド」というほめ言葉を巧みに使い、犬を楽しませながら教えていく。 現在、多和田は、横浜市郊外にある盲導犬訓練士学校で責任者を務め、学生の指導と盲導犬の育成を同時に手がけている。今年2月、多和田は、学生たちとともに、一人の視覚障害者に盲導犬を引き合わせる作業に臨んだ。期間は3週間。多和田たちは、無事、盲導犬を引き渡すことができるのか? 人の命を預かる盲導犬を育成する多和田の現場に密着、その流儀に迫る。
NHK総合
2007年4月17日(火)22:00〜22:44
4月 17, 2007 at 05:47 午前 | Permalink
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盲導犬クイールと視覚障害者であるパートナーの、心の交流を描いた映画だが、可憐な薄幸美人を使って涙を誘うようなありがちな演出はない。 [続きを読む]
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昨日の晩の『プロフェッショナル仕事の流儀』で・・・
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■『プロフェッショナル 仕事の流儀』 「イヌは人生のパートナー 盲導犬訓練士 [続きを読む]
受信: 2007/04/26 20:54:03
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コメント
今日の再放送で後半部のみ見ることができました。
どうして、犬がこれほど大きなことを人間に教えてくれるのでしょうか。電車でじっとしている時の眼が語りかけることは余りに深い。
明らかで切実な障害者支援という要請に対して、犬を介して注がれる大きな、組織立てられた情熱は奇跡的です。アイデアを実現することの厳しさを、今日の番組が改めて教えてくれました。
多和田さんが番組の最後のほうで「くやしさが人間を動かす」「ヒトの方が扱いが難しい」と言われましたが、箴言でした。
投稿: fructose | 2007/04/24 21:47:19
犬の訓練と、子供を育てるのは凄く似ていますね。
子供相手に叱ってばかりだと、叱る怖い人の前だけは従って、
居なくなればこっちのもん♪になっても仕方ないです。
何の為にしている事か、何故駄目なのか、本人は解ってないままかも知れません。
指導する人が変わると出来ない・従えないと言うのでは、意味がないですね。
褒めるタイミングも大切なのは一緒です。
しようとしたその時に、具体的に何が良い言動かを伝えて褒める。
そして楽しんで取り組める事から始め、スモールステップで出来た事を褒める。
楽しいし、気分よく取り組める。
自信が付き、自己肯定感もUP!
[お前は何をやっても駄目だ]と言ってたのでは、
人は育ちませんものね。
番組を拝見し、改めて思い出しました。
発達障害児教育や宇治の少年院でも、
応用行動分析(ABA)を用いて効果を上げています。
特別な事ではなく、子育てに充分使える事を、啓発していきたいと思っています。
投稿: ちゅん平 | 2007/04/19 23:10:46