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2007/02/15

プロフェッショナル 仕事の流儀 北山安夫

プロフェッショナル 仕事の流儀 第41回

己を出さず、自分を出す

〜庭師・北山安夫〜

国内だけでなく海外からも高い評価を受ける孤高の庭師、北山安夫(58)。
代表作の一つ、日本最古の禅寺・建仁寺の潮音庭は、中心に据えられた3つの石が四方からどこから見ても正面に見えるよう計算された枯山水の庭。紅葉が色づく秋には、庭を目当てに多くの観光客が押しかける。
庭師、北山の真骨頂は、その卓越した石組みの技術。「現場で悩むヤツはプロじゃない」と言い切る北山は、現場に入るまでに周到な準備を心がける。自ら山に分け入り、見つけてきた山石と対話する。そして一つ一つの石の形だけでなく岩目や色つやまで考慮し、無限の可能性の中から最善の配置を見いだす。それが空間に奥行きを生み出し、石と樹木という最小限の構成要素で雄大な風景を表現する。
国指定の名庭からわずか5坪の個人の庭まで、常に見る者の心を揺さぶる庭を作り上げる北山の仕事場に密着、北山の職人としての流儀に迫る。

NHK総合
2007年2月15日(木)22:00〜22:44

http://www.nhk.or.jp/professional/

2月 15, 2007 at 04:40 午前 |

コメント

庭師:北山安夫/大変良い番組を見させていただきました。
本物のプロフェッショナルの姿に感動いたしました。
茂木さんのリードがゲストの心の中にあるものを引き出しているように感じています。

投稿: task_force_japan | 2007/02/19 17:42:12

庭にこれが正しいとかいうはっきりした答えが見つけにくい。全体のバランスとか美的センスは人により感じ方が違う。時代により宗教や思想も異なり悩む。そんな中で北山安夫さんが気持をぶつけ石や樹木や施主にたいして思いやりや愛をもってあたっているのはそうするしかないとも言える。しかし自分を主張せず万人に自然のすがしい庭をさりげなく造るということは簡単なようで簡単でない。庭師の見えて見えない心の営みがよく捕らえられている番組でした。

投稿: メナモミ | 2007/02/19 17:17:44

「仕事の流儀」のナビゲーター役がすばらしく、
また茂木さんのコメントがとても記憶に残っていることに気付き、
2月14日、東北工科芸術大学の講演を聞かせていただきました。
テレビで拝見するより、早口でエネルギッシュに動かれるのが
意外でしたが、すごく納得できました。

「クオリア」という言葉を初めて知りました。
ずいぶん大きなテーマで、
とらえるのが難しいものを研究なさっているんですね。
生命哲学とつながることが、興味深いです。
さっそく本を発注しました。

茂木さんが写真に撮られた
「山形新幹線から見た ゆかしい雪中の沼」は
白竜湖(はくりゅうこ)といいます。

干拓によりずいぶん小さくなったそうですが、
昔はおおきな湿地帯で、
天から降りてきた白い竜が住んでいたそうです。
そんな昔話を思い出しました。

ますますのご活躍を楽しみにしています。

投稿: | 2007/02/16 21:24:35

はじめまして。
「プロフェッショナル仕事の流儀」を半年程前からいつも楽しみに拝見しています。
番組の内容や構成もさることながら、茂木さんの物腰柔らかなトークと笑顔に、
ほっと心が和らいで、約45分間の番組を充分に満喫しています。
クオリア日記にアクセスしてみると、みなさん難しいコメントをされているので、
ちょっと敷き居が高く、躊躇してしまいましたが、2/13の 原点に戻って を読み、
私にも分かりやすい内容でしたので、ここでもまたほっと安心して、思い切って
コメントを書き込んでみました。
福岡に住んでいますが、茂木さんが下関の商店街の本屋さんにいらっしゃってる
なんて、何故だか嬉しかったりしました。
茂木さんのきりんのイラスト入り色紙可愛いですね♪(またここでほっとする)
次回、福岡で私も行けるような講演会などあれば、まじかで茂木さんのお話を
一度聴いてみたいと思っています。これからもお体に気を付けて頑張って下さい!

投稿: | 2007/02/16 1:42:26

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