プロフェッショナル 仕事の流儀 大野和士
プロフェッショナル 仕事の流儀 第39回
がけっぷちの向こうに喝采(かっさい)がある
〜指揮者・大野和士〜
ミラノ・スカラ座、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など世界中から公演依頼が舞い込む指揮者、大野和士(46)。いま、ベルギー王立モネ劇場の音楽監督を務める。 言葉も文化も違う日本人がヨーロッパで指揮者を務めるのは並大抵の事ではない。しかし大野は、常に楽曲への理解の深さで相手を圧倒する。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語を自在に操り、自宅では大量の資料を原語で読み込む。けいこではドイツ人にワーグナーのオペラの解釈をドイツ語で伝えもする。 10月、大野はドイツオペラの最高峰のひとつ、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」に挑んだ。その本番の3日前、主役の歌手が突然、倒れるというアクシデントが起きた。関係者が騒然となる中、大野がとった驚くべき決断とは。 知られざる舞台裏に、6週間カメラが密着。世界が認めるマエストロ・大野の流儀に迫る。
NHK総合
2006年1月25日(木)22:00〜22:44
1月 25, 2007 at 08:52 午前 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント