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2007/01/14

たまにはゆっくりと見直してみる

ヨミウリ・ウィークリー

2006年1月28日号

(2006年1月15日発売)

茂木健一郎 脳から始まる 第38回

たまにはゆっくりと見直してみる

抜粋

 新潟に拠点を置くバレエ・カンパニーを主宰しているダンサー・振付家の金森穣さんのお話にはっとしたことがある。出張で訪れた新潟で、金森さんが演出した公演を見て、ダンサーたちの複雑で美しい動きにすっかり魅せられてしまった。宿泊先のホテルの部屋に戻り、ひとり、鏡の前で手足をばたばた動かしてまねをしてみた。新潟の地酒で酔った勢いもあった。
 学生時代から時々やる「こわい体操」というものの応用だった。「こわい」というのは私の身体の動きを不気味に思った友人が発した形容であって、決して本当にホラー映画のように怖いわけではない。他人の目をあまり気にせずに身体をめったやたらと動かす、一種の健康法である。たまたまそんなものを目撃してしまった友人はいい迷惑だったろう。

全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/


1月 14, 2007 at 09:54 午前 |

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今日、私の店に一組のお客様がこられ、手にしておられたポスターを指さし、こんなすばらしいものを見せていただいて、感謝していますとおしゃられた。その奥様の目が、きらきらと輝いていたのがとても印象的でした。... [続きを読む]

受信: 2007/01/14 16:56:46

コメント

wikipediaの肩書きがセクションが忽然と消えましたね。
よかったですね。

投稿: 太田 | 2007/01/14 22:58:47

「こわい体操」といえば、先日、OSHO INTERNATIONALという団体の「アクティブメディテーション」を体験したのですが、茂木さんの実践しておられるそれに非常に近いものでした。さらに申し上げますと、「基本は鼻呼吸」、でかかとで地面をダンダンと打ち付ける。もう痛いというくらいに打ち付ける。すると体内の芯にある筋肉を強く意識して使っている
事に気づく(実際に内部の筋肉の筋肉痛という不思議な体験をした)。そして茂木さんのように、勝手気ままにくるくる回ったりダラダラねじったり、ギャーっとか大きな声で叫びます。「バカヤロー!」とか「うをわああわわああ」とか何を言っても良いのだそう。何か終わった後、抱き合って泣いている女性とか居たりして、これって「自己啓発セミナーかなあ」とちょっと引く。で、ちょっと席を外す。外にはグッドオールドクロコダイルダンディー(後ろの方ちょっとあげて下さい)がいらっしゃったので、「That was so amazing experience」とか話しかけてみる。アボリジニよりよっぽど自由奔放なこの「オZ」なご仁。「My dream is to immigrate to Australia or New Zealand」と申し上げました所、「So, you can marry me !」と満面の笑顔。んーこの爺さん金持ちそうだし、オーストラリアの「侍アニータさん」になり、もありきかな。などと考えながらシェイクハンド。でも、この団体が持っているインドのリゾートをインターネットで検索しましたところ、。驚愕の事実。何ともれなく「エイズ検査」付き。なんなんでしょうか、今どき。エイズはシェイクハンドやハグ、もしくはディープキスやフェラチオでだって感染しないというデータまであるのに。むしろ免疫の落ちているHIV陽性の方々には、ガンジス川の方がよっぽど危険だっちゅうの。これはインドの「摂理」か!?と俄然ドン引きです。うまい話には要注意。勉強になりました。。。

投稿: JAKE EYEBLACK | 2007/01/14 22:17:24

はじめまして。
ずっと、プロフェッショナルなどで存じ上げてはいたのですが
今回のブルータスで初めて
お話を伺いました。

表紙を見たときから読みたくて読みたくて
でも、近所のコンビニには売ってなくて
困りました。

内容はお風呂で週末1時間半かけて読みました。
夢中になって読みました。

「うまい」「おいしい」ってことに
人によって違いがあるとか
自分の中でも違いがあるとか、

自分の立ち位置を分かってから
話す相手との、対象物への距離やベクトルの差をはかって
物事を語るのってすごく大事じゃないのかなー
と思っていたので
その考えのヒントになりました。

ありがとうございます。

表紙もキレイなので、宝にしたいと思います。
機会があったら人にも勧めます。

ただ、クオリア自体はブルータスだけでは
わかりませんでした。

投稿: yinoue | 2007/01/14 22:00:14

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