「一回休み」
自分ではそうも思っていなかったのだが、
どちらかと言えば私は子どもの時から風邪などを
引きやすい体質らしい。
年のうち、何日かは風邪で学校を
休んでいて、一日も休まない、という
ことはなかった。
一日も休んだことはない、という人は
案外いるので、そういう人に比べれば
私はやっぱり弱いんだろう。
パリで寒い中を薄着で歩いていたのが
たたったのか、
風邪の症状が出た。
昼に蕎麦を食べに行って、
その帰り、
時差と合わせ技で「もうダメだ」
という感じになった。
夕食まで眠り、食べたあと
しばらくしてまた眠った。
だから、全部で12時間くらいは眠った
んじゃないか。
驚いた。このところの記録更新である。
これだけ休んで、治らないんじゃ
仕方がない。
なんとか持ちこたえたのじゃないか。
今朝は起きて、そろりそろりと
身体を運転中。徐々にスピードが
上がっていく予定なり。
核実験の問題だが、結局は政治的
安定を目指すに限る。
ヨーロッパはドーバー海峡を挟んで
歴史的に仲の悪かったイギリスとフランスが
核保有国として対峙しているが、
最近は政治的に安定しているから
脅威ではない。
経済的、政治的統合に向かっている
ヨーロッパに比べ、東アジアは
困った状況にある。
短絡的な反応をするのは簡単だが、
戦略として、一体どのような落としどころを
考えるべきか?
政府やその周囲の戦略専門家に、
きちんと考えて欲しい。
昨日は双六で言えば「一回休み」。
この「休み」のエネルギーをうまく使って
今日からまたがんばっていきたい。
10月 10, 2006 at 08:33 午前 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
茂木先生、睡眠が一番です。
早く風邪がよくなりますように。
投稿: ユリ | 2006/10/10 20:23:37
茂木先生、Ancient Qualia Cafeでも書いておきましたが、風邪のお加減のほうはその後、如何でしょうか。くれぐれも無茶をしないようお気をつけ下さい。
結局は政治的安定を目指すに限る…その為には、対話が必要だという識者もいるが、北朝鮮はどうもその「対話」が通用しない相手らしい。
そんな相手に対し、どのような落としどころを考えるべきか、それは本当に政府やその筋の専門家たちが真剣に考え、プランをたてるべきなのだが、我等一般庶民もこの問題は、平和というかけがえのないものの存続に関わっているだけに、是非とも真剣に考えなければならない問題だ。
「対話」の通用しない相手を如何説得し、最悪の事態を回避すべきか?安倍政権にはこのことに真剣に取り組んでもらわなければならない。何せこの島国は世界でただ一つ「核による壊滅」を被った国なのだから。
投稿: 銀鏡反応 | 2006/10/10 18:22:11
おかえりなさいませ~。
そうですか、そうですよね、そんなこともありますって。
生身の身体ですので。
靴下の色違いに気づかなかったあたりがサインだったのかもしれませんね?
まぁ靴下は組み合わせがきくとしても(色にこだわらなければ…)自分が納まるべき身体はひとつしかないので、大事に使いましょう。
ふりだしにもどる…じゃぁ慌てますけど、1回休みはときどきありですよ。「パ~ス」とか言い放つのもありでしょう。
mission impossibleはTVシリーズ、あの「スパイ大作戦」のことだったのですね。勘違いして失礼しました。
まったく別物と聞いてます。
一度じっくり見てみたいものです。
ではくれぐれも御身お大切に!
投稿: kyono | 2006/10/10 11:02:51
パリは寒かったんですね。。
お忙しいなかの風邪はつらいですよね。
先生のお体が一刻もはやく快復なさいますように。
人類が重い荷物を手放す日がいつかきますように
投稿: M | 2006/10/10 10:30:20
茂木さん~
お帰りなさい♪
体調はやく本調子になりますように!
投稿: ROSE | 2006/10/10 9:56:23