« プロフェッショナル 仕事の流儀 仕事術スペシャル | トップページ | カニ »

2006/06/30

アツイ感じ

『プロフェッショナル 仕事の流儀』の収録。

 NHKの102スタジオに入っていくと、
有吉伸人CP,山口幸子さん、住吉美紀さん
赤上亮さんたちが、
 腕組みして赤い車を見つめていた。
 
 それが、世界屈指の名車と言われる
Enzio Ferrariであった。


 
 ゲストは、この名車を設計した奥山清行さん。
 イタリアのトリノにある世界有数の
デザイン工房、ピニンファリーナの
デザイン部門のトップである。

 ぼくが小学生の時、「スーパーカー」
ブームというのがあって、
 子供たちが数々の名車のミニカーを
夢中になって集めた。

 Enzio Ferrariの前に立って
輝くフェラーリ・レッドのブツの
映像のシャワーを浴びていると、 
 何だかその頃のアツイ感じがよみがえってきた。

 Enzio Ferrariは7500万円くらいで売り出され
たそうだが、限定399台。10倍の
申し込みがあり、売り主はそれだけの額面の
小切手を提出させられた上で、「審査」を
受けたのだという。

 今はそれがプレミアムがついて15000万円
になっている。
 
 Enzio Ferrariは、時速350キロで走れるように
設計されているが、これは、ジャンボジェット機の
離陸時の速度時速300キロよりも速い。

 空気力学的に言うと、いかに「浮き上がらない」
で安定して走行できるかが課題となる。

 そのために、通常の車と違って、
ちゃんと空気が車の表面や中を取って
流れ、逃げるように設計しなければならないのだ。

 そのような機能的必要性を突きつめて
いくと、一見美を追究しているように見える
車のフォルムは、ほとんど唯一のものとして
決まってくる、と奥山さん。

 デザイナー相手に、イタリア語で丁々発止
やりとりする姿はカッコ良かった。

 一つ印象的だったのが、イタリア語では、
英語や日本語に比べて短い単語数で
意を通じることができるので、
 会話の展開、頭の回転が速くなくては
ならないという奥山さんのコメント。

 言葉とサッカーのプレイスタイルの
間には関係があるか。

 収録は、車の出し入れがあり、また
トークが白熱したのでいつもより
長くかかった。

 NHK近くの「二合目」で打ち上げ。

 山形出身で世界でもっともカッコいい車を
設計する男、奥山清行は一緒に飲んでも
とても愉快な人だった!

 カラスがカアで、
 やることがいろいろあり、
小さな時間に起きた。
 
 いつもと違って目覚ましをかけた。 

 水飴のような夢が、ふわっと溶けていった。

6月 30, 2006 at 05:03 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アツイ感じ:

» Enzio Ferrari トラックバック typocode blog
Enzio Ferrari… この世界屈指の名車の存在は以前から知ってました... [続きを読む]

受信: 2006/06/30 21:55:47

コメント

名高達郎がイタリア人になったみたいな、濃いー男前ですね。
楽しみ。

投稿: 平太 | 2006/07/02 10:09:20

「機能的必要性を突きつめて」…というのは

ちょっとした驚きでした。

「もの」の場合、はじめに美しさを追求しても

結局は、同じ形に到達するのかしら…?と
わけのわからない疑問が浮かびました。

男の子がクルマや電車にアレほど興味を示すことが
ほんとうに、不思議で不可解で、
けれど、とてもオモシロく感じていました。

そんなところに、何らかの原点がある…
こともあるのでしょうか?

子どもと夫を見ながら、ふと想いましたが

ついつい、男の子と大人の男の人の境を
見失いがちなのは、私だけでしょうか…?

投稿: TOMOはは | 2006/07/02 7:04:52

フェラーリだったんですか
予告で、インパクトのある方だなあ、髪型もどことなく日本人離れしている…と思ったんですが納得です。
いかめしく思えるデザインは、機能性を追求した結果だったんですねー

イタリア語はサッカースタイルと似てシャープというのも驚きです。
小さな時間
言葉っておもしろいですね

投稿: M | 2006/07/01 0:39:10

そういえば…あった、あった!スーパーカーブーム。
ちょうど茂木先生と今の自分ぐらいの年代が小学校高学年の時に少年達の間でブームになり、必死になって世界の名車のミニカーやカードを集める少年達がいっぱいいた。もしかして、茂木先生も名車のカードやらミニカーやらを集めておられたのだろうか??

昨夜の「プロフェッショナル」の予告でも観たが、エンツィオフェラーリをデザインしたピニンファリナのデザイン部門トップの奥山さんという人、写真を見ると、何かエネルギーがほとばしっている感じを受ける。う~ん、アーティストだな、この人。

燃え立つ真紅の“フェラーリレッド”の、痺れるほどカッコイイデザインのクルマ。これにアツクならない男子はまずいないだろう。特にあの爆発的&狂乱的ブームを体験した世代ならば…。

水飴のような甘美な夢に包まれて眠っていた茂木先生、朝の早い時間から、お仕事で目覚めなくてはならないなんて…。それまで先生が夢見ていた世界は、とてもやわらかくて素敵な世界だったのかもしれない…。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/06/30 19:21:30

コメントを書く