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2006/06/03

ワインは夢の中で飲み

 久しぶりにジョギング。
 二倍の距離を走る。

 いつも遅刻しそうになって、
リュックを背負って走っているが、
あれはあんまり楽しくない。

 背中に重いものがなくって、
軽やかに自由に走るのは、
 何て楽しいことなのだろう!

 風の精になったような気分だなあ。

 午前中、
 あるモンダイについてのブレスト。

 Nさんと出かける。
 TさんやSさんと
 未来についていろいろと考える。

 思い切り考えて、絞って、形づくれば
きっとどこかにジャンプすることが
できるのであろう。

 考えることは、本当に面白い!

 研究所。
 東京大学の田嶋達裕君が見学にくる。
 
 食堂に向かいながら、いろいろ
話す。
 「コウコウはどこ?」
 「ツクコマです。」
 「あれ、池上高志って、ツクコマじゃ
なかったっけ?」
 「池上さんは、名古屋のはずです。」
 「あっ、そうか、じゃあ、ツクコマは
誰だろう?」
 「池上研にいませんでしたっけ」
 「あっ、池上さんに授業を受けたことが
あります」
 「えっ? 熱力学?」
 「いや、波動でした」
 「おっかしいなあ。池上がマジメに授業
しているところを想像すると」
 「いや、わかりやすい授業でしたよ」
 「わかりやすい?・・・」
 「間違えました。親しみやすい、でした。」
 「だろ〜 おかしいと思ったよ。あいつは
飛ばすからなあ」
 「きのう見た映画の話とか、そんなのも
よく飛び出していました」

 いろんな人の発言を混ぜて書いても
ある程度わかってしまうのはなぜであろう。

 ゼミ。Journal Club。星野英一が
たいへんな進歩を見せる!
 前回の論文紹介では、何がなんだか
わからなかったのだが、
 今回は、自分でちゃんと読んでわかっている!
というのが伝わってくるプレゼンテーションだった。

 海馬と大脳皮質の役割分担は何か?
 いろいろと疑問がわいてくる
論文!

 田嶋くんが、現在興味を持っていることについて
話してくれる。
 Generative modelが面白い!
と思っているのだと、ホワイトボードに
パン、パン! と書く。

 田嶋くんに別れを告げ、
朝日カルチャーセンターへ。

 感情の志向性について最近
考えていることを話した。
 これは、オオネタになるように
思うのである。

 飲み会をしていたら、田谷文彦が
ひょいひょい歩いてきた。

 二次会では、ほとんど眠っていた
ような気がする。

 ぱっと目が覚めたら、「茂木さんの
ワインをもらいました」
と誰かに言われた。

 ううん? と起きあがったが、
ワインは夢の中で飲んだような気もする。
 
 ワインは夢の中で飲み、現実のワインは
誰かに飲まれてしまって、
 一体ぼくの人生は、どうなっていくんだろう。

6月 3, 2006 at 09:08 午前 |

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コメント

 疲れてすやすや眠っている茂木さんの顔を、コヨリで
くすぐってみたいとか思うのは、いじわるですか?

 意地悪といえば…書き忘れを思い出したぞ…。
 茂木さんは「極悪三兄弟」の長男なのでしょう?
(アレ?極悪のお一人は、以前日記に登場したN○Kの大仏顔軍団
でもありませんでしたっけ?)
しかも、島田雅彦さんとは「退廃兄弟」の…弟では? 兄弟多し!
 茂木さんは「極悪退廃兄弟」、ダブルネームですな。ステキ!
 それもまた人生???

投稿: 龍神 | 2006/06/05 19:32:31

初夏のさわやかな風を浴びながらジョギングするのって、なんてきもちのいいものなのだろう!

茂木先生ではないが、本当に風の精になったような気分になるだろう。

夢の中で先生が飲まれたワインは、さぞ美味しかったことだろう。美味なものは夢に出て来ても美味しいに違いない。

「食のクオリア」、書店に出回ったら、早速読んでみます。

きょうは音楽を聴きながら銀座をまわっていた。
ソニービルの内部はリニューアルされていて、
QUALIA東京のショールームは6階に移転していた。
ルーム全体の色調は白が基調です。

銀座から京橋へ入り、パイロット万年筆のショールームへはいり
同社お抱えの漆芸集団である国光会の会員の手になる、美しい蒔絵万年筆や工芸品を見てきた。

漆黒の世界に金銀と様々ないろがちりばめられ、それが一種の絢爛な美の宇宙を生み出している。

万年筆は黒1色でも、それだけで美しい筆記具だが、蒔絵という輝く錦をまとうと、忽ち見事な芸術工芸品に昇華する。

金銀砂子の如き、煌きと輝き、そして知性のクオリアを堪能できた、そんな貴重な一日でありました。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/06/03 21:11:46

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