北の動物園に見た「知の力」
ヨミウリ・ウィークリー
2006年5月28日号
(2006年5月15日発売)
茂木健一郎 脳から始まる 第5回
北の動物園に見た「知の力」
一部引用
核心となる「行動展示」のやり方にも、感心させられた。人気のある「あざらし館」の円柱水槽(マリンウェイ)にしても、空を飛ぶかのようにペンギンが飛び回る「水中トンネル」にしても、実は「ローテク」。水槽や岩といった設いに集積されたのは、最新のテクノロジーではなく、むしろ、動物たちがどのような行動をとり、どんな習性を持っているかということに関する知見。「知の力」こそが北の動物園を再生させたのである。
ただ単に動物をオリの中に閉じこめて観客の前にさらせば良い、というのではなく、その本来の魅力を引き出すために、動物に関する知見を総動員して工夫をこらす。考えてみれば当たり前のことを、これまでの動物園は十分にしてこなかったのかもしれない。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
5月 14, 2006 at 08:38 午前 | Permalink
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コメント
yononaka subete プロデュース
kuwahara moiti ni ayakarou osokarou
投稿: sanagara | 2006/05/14 14:42:41