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2006/03/30

それでも春には希望を抱き 風の旅人 第19号

連載 「今、ここから全ての場所へ」 
第4回 それでも春には希望を抱き 

風の旅人 第19号 (2006年4月1月発行)

抜粋

 地球の表面に長い年月の間に刻み込まれ地形にはかすり傷すら負わすことのできない代物が、その大地の上ではいずり回る二足歩行の動物たる私たちの生活と精神には消すことのできない大打撃を与える。

 かつて、小津安二郎の『東京物語』を見て、老夫婦が最後に帰る尾道の町並みに心惹かれた私は、いてもたってもいられなくなって、一週間後に新幹線に乗った。ちょうど、桜が咲く頃であった。尾道水道を見下ろす丘の上から、行き交う船を眺めていたあの時の私の胸に去来していた甘いうずきと、原子爆弾という人類の悪夢を結びつけるか細い補助線の存在に、私は戦慄せざるを得ない。

全文は「風の旅人」で

http://www.eurasia.co.jp/syuppan/wind/ 

3月 30, 2006 at 09:09 午前 |

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コメント

拝啓 私を支えてくださった大人の方々へ
母が他界し、途方に暮れノイローゼになっていました。お医者様に頼って、恩師に頼って、たくさんの人に頼りつくして、迷惑をかけてしまって、申し訳ありません。愛情で立ち直る事が一番のきっかけになる事に気づきました。nhk教育テレビで放送されたパスカル氏の生涯のなかで、ピュイ・ド・ドームの実験が義理の兄達によって成功したお話を知り、受難は愛情によって乗り越えられる事を学びました。幸せです。妖精のような繊細で魅力的なやさしい人にも出会えてエキサイティングであり、ミステリアスな日々でした。あまり刺激が強いと疲れてしまうので落ち着いてしっとりと生活して行きます。前向きになれています。ミンコフスキーの豊かな自閉症ですね、うふふ!
三輪明宏先生のご本からは、美意識をキチンと理解しなさい、謙虚に沈黙して物事をよく見極めてから言魂を発しなさい、本気で生きなさいというお叱りの言葉を恩師とクオリアリーディングさせていただいてます。恩師はすごくキラキラして「先生は少女よ16歳ね」と微笑されます。江原先生には、寝室を除かれました。紫というのは渦巻きの香で疲れた時に焚くと、次の日なぜか灰汁が取れるのでして、クオリアミステリーなのですね。茂木先生、心境地を開拓されましておめでとうございます。無礼を許してください。すみません。内気な性格で香道はすきなのですが、行動するのが苦手なのでたくさんの人、時間空間を巻き込みました。お詫びもうしあげます。精神状態は安定してきていますのでご安心ください。どうもありがとうございました。中川千鶴は茂木健一郎先生が大好きです。 敬具
中川 千鶴

投稿: | 2006/03/30 20:36:19

「風の旅人 第17号」で世間に流布するいろいろな「決めつけ」論に反感を抱き、「第18号」でモーツァルトも持っていたいい意味での「子供らしさ」に感銘して、茂木先生は連載を続けておられる。
「風の旅人」のよいところは、世間一般にて刊行される好い加減な内容のうすぺらな雑誌と違い、読み手の心にずしん!と来る良質の書き手の手になる連載が溢れているところだ。そんな良質の書き手の中に茂木先生が名を連ねられている。
世間一般の物事の本質を、その透徹した眼で見極められようとしている先生の姿勢は、この「風の旅人」の連載にも明確に現われていると私はみた。

どうかこれからも連載、頑張って下さい。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/03/30 18:31:41

自分で自分にコメントできるかテストしてみます。

投稿: | 2006/03/30 10:07:03

「風の旅人 第18号」で、初めてこの雑誌に出会いました。

いくつか茂木先生のお書きになった本を読ませていただきましたが
私は、こちらに書かれた文章がとても好きです。

どこがどのようになどと、評論することは私の範囲ではありません・・・

ただ、透き通った空気のような、風のような流れのなかで

先生の何かを見つめるまなざしが言葉となって輝きだしているように

私には、感じられたのだと思います。

雑誌全体から感じられる透明感や静かなときの移ろいのなかに

普段の喧騒から、いえ、たとえその中にあったとしても
そのことから目を背けずにいながら
どこか遠い次元を超えた世界への旅に連れていってくれるような

不思議な扉が隠されているのかもしれません・・・

投稿: TOMOはは | 2006/03/30 10:00:40

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