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2006/02/13

脳の中の人生 派手でなくても仕事は仕事

ヨミウリ・ウィークリー
2006年2月26日号
(2006年2月13日発売)
茂木健一郎  脳の中の人生 第90回

派手でなくても仕事は仕事

一部引用

 先日、新幹線の中で食べた京都の老舗のお弁当があまりにも美味だったので、時速300キロで疾走する座席に座ったまま、心の中で思わず感涙にむせんだ。一つ一つの料理が、丁寧に、本当に心がこもって作られているのがわかった。猛烈な勢いで遠ざかる土地に住む料理人さんたちに向かって、ありがとうと手を合わせた。
 東京駅でトイレに入ったら、新幹線の乗務員の方だろうか、鏡に向かってシャキッと立ち、帽子の位置を直しているのを目撃した。この人たちの営々たる努力で、世界に誇るべき定時運行が維持されているのだと思った。
 駅構内の本屋さんで新刊を求めたら、テキパキとあっという間にキレイにカバーをかけてくださった。その間、数秒。目にもとまらぬ早業だった。
 人のために、心を込めてしごとをする。誰も見ていなくても、自分のやるべきことをきちんとやる。そのような職業倫理をもって働いている人たちがいる一方で、デジタルの数字を動かして金を儲けることばかり考える輩もいる。
 まったくふざけるんじゃねえよ、とその時だけは本気で思った。

全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

2月 13, 2006 at 06:02 午前 |

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 東京駅でトイレに入ったら、新幹線の乗務員の方だろうか、鏡に向かってシャキッと立ち、帽子の位置を直しているのを目撃した。この人たちの営々たる努力で、世界に誇るべき定時運行が維持されているのだと思った。  駅構内の本屋さんで新刊を求めたら、テキパキとあっという間にキレイにカバーをかけてくださった。その間、数秒。目にもとまらぬ早業だった。  人のために、心を込めてしごとをする。誰も見ていなくても、自分のやるべきことをきちんとやる。そのような職業倫理をもって働いている人たちがいる一方で、デジタルの数字を動... [続きを読む]

受信: 2006/02/13 7:22:35

コメント

誰しも お金はあったにこしたことないけど・・・
私は 普通に食べて住むところがあって
ちょっとお小遣いがある程度ぐらいが
丁度よいと思う。

そういえば TVでそのH氏が言っていた。
いろんな事やっても はじめても楽しくないって
趣味がない・・・ということを

なんだか可愛そうな人だなって思う。

何でも恵まれすぎると よくない

私はなんだか お金で買えるものより
お金で買えないもののほうがいいな

地味頑張ってる人に魅力を感じます
地味に頑張ってる人々のおかげで
社会は成り立っているんですよね。

投稿: | 2006/02/13 22:44:57

まったくもっておっしゃる通りですね。

数字を動かして不正をしてまで巨額の富を我が手に入れることを考えている奴よりも、記事に出てきた駅員さんとか本屋さんとか、自分の仕事をキチンとやる人達のほうが、私は人間としては少なくとも100倍は立派な人達だと思います。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/02/13 20:00:24

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