脳の中の人生 正義の味方は、なぜ男なのか
ヨミウリ・ウィークリー
2006年3月12日号
(2006年2月27日発売)
茂木健一郎 脳の中の人生 第92回
正義の味方は、なぜ男なのか
一部引用
側座核は、脳の中でよろこびを感じる際に活動する部位である。「卑怯なやつには少し痛みを与えて復讐だ」とばかり、脳が満足感を覚えているらしいのである。一方、女性の脳では、相手がたとえ卑怯な人間でも、その痛みに対する共感を支える回路の活動は低下しなかった。
このような差が何を意味するのかその解釈は慎重に考えなければならない。安易な男女差の決めつけは「悪」だからである。
それにしても、男性はひょっとすると正義の味方になるべく自然に運命付けられているのかもしれない。復讐の行きすぎは良くないが、世の男性諸子は、世のため人のため、一つ立ち上がってみてはどうか。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
2月 26, 2006 at 09:23 午後 | Permalink
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 脳の中の人生 正義の味方は、なぜ男なのか:
» 泣ける本、癒される本、面白い本 トラックバック RSD友の会
庭があっても、なくても、やっぱり、自然は、人間の癒しの基本ですよね~~。 ターシ [続きを読む]
受信: 2006/02/26 22:13:08
» 泣ける本、癒される本、面白い本 トラックバック RSD友の会
庭があっても、なくても、やっぱり、自然は、人間の癒しの基本ですよね~~。 ターシ [続きを読む]
受信: 2006/02/27 18:14:34
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
“共感性”というテーマは
とても深いものがあって、かつそのこと自体も知りたいですが
どうやったら、それを養い身につけられるのか?に大いに興味があります。
『共感性や想像力』が、あればこんな風にはしないだろう・・・
とか、少なくとも相手の気持ちや痛みを、思い図ることができれば
何か違ってくるのではないかしら・・・と思うことが、しばしばあります。
男の子の「正義の味方」も決してわるくはありませんが、猪突猛進ではない
「強さはやさしさ、強くなければ優しくなれない」という懐の深さが伴うと
“最強のヒーロー誕生”でしょうか?
とはいえ、最近は女性の強さも目を見張るものがあって
逆に女性に優しさを求める、優しい男性が増えているような気がしないでもありませんが・・・
昨日、大好きというましょうか、とても尊敬している佐々木正美先生の“子どもを考えるセミナー”
「現代社会と人間関係 自己実現という孤立/信頼喪失」
に伺い、私たちの置かれている現代の深刻な状況におののきながら
一方では“はは”ともだちと一緒に、あれこれおしゃべりして楽しく過ごしました。
これも家族や、手伝いに来てくれるおばあちゃんなど
みんなのおかげと感謝しています。
先生も旧知のお仲間とのひと時は、さぞかし素敵な「命の洗濯」になられたでしょうね・・・
投稿: TOMOはは | 2006/02/27 8:49:39