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2006/01/27

Bダッシュ時々ビール

『プロフェッショナル 仕事の流儀』の収録。

 キリンビバレッジで缶コーヒーの「Fire」や、
「生茶」など、数多くのヒット商品を企画して
きた佐藤章さん。

 佐藤さんはトップの成績を
上げる営業マンだったが、自ら希望して
配属された商品企画部で「挫折」
する。
 マーケティングの用語などが全く
わからず、言葉が自分のものとは思えず、
会社に行きたくなくなり、
 ある日、思わず「つー」と頬を涙が
伝ったという。

 ついに、「商品管理」の部署への
移動を命ぜられる。
 失意の佐藤さんに、「そんなにやりたいんだったら、
この部署で企画をやってもいいんだよ」
と声を掛けてくれた上司の方がいて、
 「本物のビールつくり」を学びに
ドイツに派遣されたことが転機となる。

 良いビールは、意図的に「作る」のでは
なく、条件を整えて「醸し出す」んだ
ということを理解した時に、
 佐藤さんは自分なりの商品企画の
スタイルをつかんだという。

 自分の流儀を掴むまでは
苦しい。
 掴んでしまえばなんとかなる。
 それが人生の実相ではないか。
 
 佐藤さんの涙は無駄にはならなかったの
だと思う。

 打ち上げ。
 佐藤章さん。
 有吉伸人さんや、住吉美紀さん、細田美和子さん
といったいつものメンバーや、
 キリンビバレッジの広報部長の坪井純子さん、
本田誠さんが出席。

 場所はNHK近くの「熊吉」でした。

 収録の後、NHK出版の大場旦さんと
しばらく立ち話。
 懸案となっている「脳と美」の本は
いつ書けるのか、という話。

 さすがに、ここのところのあまりの
ハードスケジュールに私もいささか
参り気味で、
 できるだけ仕事を入れずに、
 心を込めて向き合わなければならない
ことにかける時間を持つための
 「スペース」をつくろうと
思っているんです、
 と大場旦さんに説明した。

 学生たちとの論文を書く時間も
たっぷりとらないといけないし、
 意識における時間についての
論考もまとめたい。

 やらなければならないことの山を
考えると、「うゎー」となりそうだけど、
 「Bダッシュ」(たとえが古いか)
で乗り切りたい。

 そして、時々ビール。

1月 27, 2006 at 05:38 午前 |

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受信: 2006/01/27 6:20:37

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「クオリア日記」で茂木健一郎さんが 『さすがに、ここのところのあまりの ハードスケジュールに私もいささか 参り気味で、 できるだけ仕事を入れずに、  心を込めて向き合わなければならない ことにかける時間を持つための  「スペース」をつくろうと思ってい...... [続きを読む]

受信: 2006/01/28 2:53:00

コメント

"キリン"と言えば、ご存知でしょうか、横浜のある小学校の校庭に"碑"があります。多分今も。
そしてBダッシュ並に古い"サッポロでアサヒ見ながらキリン飲む"。これは今もよく親日派らにうけます。

投稿: | 2006/01/28 8:20:40

こんばんは。おじゃまします…。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」毎週感銘しつつ視聴させていただいています。

茂木さんの質問の切り口の素晴らしさは、ゲストの方の人間的魅力をさりげなく、しかし的確に引き出している点にあると思います。
これがこの番組の最大のみどころであるとおもいます。

「できるだけ仕事を入れずに心を込めて向き合わなければならないことに時間をかけるための「スペース」を造り」たいとおっしゃるお気持ち、よくわかる気が致します。

やはりハードなスケジュールは健康を害する危険があるし、自分のやりたい事も出来なくなってしまう。
やはり、そういうときは、「スペース」というか「空白」をつくってやらないといけないんですよね。具体的には、スケジュールをキャンセルしてご自分の取り組みたい事に専念されるとか。
心脳問題の解明という茂木さんの、本来のミッションを果たすためにも…。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/01/27 19:12:28

初めまして。
「プロフェッショナル」での茂木さんの質問の切り口が好きです。
視聴者の聞きたいことを的確に聞き出しつつ
ゲストの方の魅力をより引き出していると思います。
来週の放送も楽しみにしています。

投稿: ショコラ | 2006/01/27 15:33:18

以前TBさせていただきましたdouble face-dです。
アハ体験を知ってから、なんとなくですが脳を生き生きと活性できているのかな、と気にしつつ暮らすようになりました。
今特に気になっているのが人間の五感の中の触感です。脳とのふかーいつながりの話を聞いてから、いろいろと考えています。

自分の流儀、見つけてそれを身につけるのは大変ですね、きっと。私もまだまだ涙の数がなりないようです。

投稿: double face-d | 2006/01/27 10:46:47

河村さまの言葉から、ビリビリと震える心の音(?)が聞こえてきそうですね・・・

私もいまの懸案事項に少しめどがついたら、ぜひ読みたいです!!

さて、「Bダッシュ」という言葉に反応できないほどゲームには疎いのですが

うちの子にもまだ、pcについているゲーム以外は、できるだけ接触を避けております。

気に入ってハマルと、切り替えができないほど、集中してしまうと思うので・・・

実は今日は、通級指導のある日で
6人のグループで、いろいろな課題をしています。

彼らを見ていると、本当にそれぞれが個性の多様性そのものという感じです。

何かの講演で聞きましたが
普通の方は、いま携さわっていることへの意識の集中の仕方が7割程度だけれど

彼らは、目の前のことに過集中(?)したり
逆に注意がほとんど向かないことがあったりという特徴を多かれ少なかれ持っているようです。

昨日の日経の夕刊の「子ども=未来」のコラムに、

片岡俊基くんが載っていましたが

ご両親が「好きなことを好きなだけする時間を与えた」とありました。

できることならば、それが一番大切なのかもしれません・・・

それをできないのは、親としての私の不安がそうさせているのかもしれない・・・と思いました。

とはいえ、それぞれのレベルに合わせた指導が必要なので

やっぱり学校には、楽しく行けるといいですね・・・

話がまとまりませんでしたが、もう出かけます!

先生も、もうお出かけでしょうか?

皆様も、お気をつけてお出かけくださいね!!

投稿: | 2006/01/27 7:56:20

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