«  ゆとり | トップページ | 風の旅人 第18号 »

2006/01/30

インタビュー 領空侵犯 憲法論議で忘れていること

インタビュー 領空侵犯 憲法論議で忘れていること
茂木健一郎
日本経済新聞 2006年1月30日朝刊

larger file

記事中、
「人工頭脳」とあるのは、「人工知能」の
ことです。
また、
「(聖徳太子の)十七条憲法を日本の憲法の
方言のひとつとして・・・・」
とあるのは、
「(聖徳太子の)十七条憲法を日本の憲法の
法源のひとつとして・・・・」
の誤りです。
1215年制定のマグナ・カルタが英国憲法の
法源の一部だとするならば、日本でも、604年
制定の「十七条憲法」を(非成文憲法の精神における)
憲法の法源として良いだろう、という趣旨の発言
でした。

1月 30, 2006 at 07:17 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: インタビュー 領空侵犯 憲法論議で忘れていること:

» 最善より最適を トラックバック 下手な考え保美に似たり
 法律に触れなければ何やってもいい*1。憲法を解釈で歪める*2。  どちらも、それをやることが、むしろSMARTである、との印象さえある。法治主義の弱点だろう。正確に言えば、成文法による法治主義のだ。書かれている条文の揚げ足取りすることで、<ズル>ができるし、揚げ足取りが、きれいに決まると、様々なストレスを抱えた多くの人たちには、カタルシスにもなる。  成文法の網は穴だらけだ。穴だらけでも天網なら漏らさず、になるが、人網となると、あまり救え(掬え)ない。原理的に、どんなにがんばっても完璧な法... [続きを読む]

受信: 2006/01/30 12:05:28

» 最善より最適を トラックバック 下手な考え保美に似たり
 法律に触れなければ何やってもいい*1。憲法を解釈で歪める*2。  どちらも、それをやることが、むしろSMARTである、との印象さえある。法治主義の弱点だろう。正確に言えば、成文法による法治主義のだ。書かれている条文の揚げ足取りすることで、<ズル>ができるし、揚げ足取りが、きれいに決まると、様々なストレスを抱えた多くの人たちには、カタルシスにもなる。  成文法の網は穴だらけだ。穴だらけでも天網なら漏らさず、になるが、人網となると、あまり救え(掬え)ない。原理的に、どんなにがんばっても完璧な法... [続きを読む]

受信: 2006/01/30 12:05:58

» ホウゲン〜感動〜茂木健一郎 クオリア日記(ブログ) トラックバック Johnの日記
茂木健一郎さんのブログは、管理人のお勧めにも入れてるけど、ほぼ毎日見ている。 最近はマスコミの露出もすごく多いし、本も量産態勢な彼だが、忙しいと言いながらも、ブログの更新の手を抜かないのはどうなのか・... [続きを読む]

受信: 2006/01/30 22:19:47

» 踊り場で憲法を考える トラックバック 考える葦のブログ
春を思わせるような暖かい一日でしたね。今日は自転車で少し走りましたけど、気持ちよかったですよ。 階段から転がって以来、さまざまな面でなかなか調子が出ません。階段の踊り場まであと1段というところを勘違いして、こけてしまったのがそのアクシデント・・・すっかり捻挫も治って、株価も回復して、風邪も治ったんですけどね。踊り場に何か忘れてきたかのような今日この頃です。 みなさん、ハローで�... [続きを読む]

受信: 2006/01/30 23:36:17

» http://tatari.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_9508.html トラックバック 西神田で修行中の社員日記
非常に興味深く読ませて頂きました。 構造改革の定義を「事前規制から事後チェック社 [続きを読む]

受信: 2006/02/01 17:00:25

» 欧米と日本の比較からみる時間の概念と法律の仕組みの関連とこれからの日本の歩むべき道 トラックバック 法務だけど理系女子の綴るblog
「日本では「違法」と「問題がある」の違いが認識されないくいのでは」を書いた後に、「あ、そういえばあれを考えたときは『そういえば英米は判例法の国で、どっちかというと法の執行がより一生懸命に『問題であること』や『妥当でないこと』を違法であるようにしようとしてるのがおもしろいよなー、ってことも考えてたんだ。書くの忘れた…」と思いました。こういうことがないように、書きたいことを思いついたときにはメモをとっ...... [続きを読む]

受信: 2006/02/06 0:47:29

» 欧米と日本の比較からみる時間の概念と法律の仕組みの関連とこれからの日本の歩むべき道 トラックバック 法務だけど理系女子の綴るblog
「日本では「違法」と「問題がある」の違いが認識されないくいのでは」を書いた後に、「あ、そういえばあれを考えたときは『そういえば英米は判例法の国で、どっちかというと法の執行がより一生懸命に『問題であること』や『妥当でないこと』を違法であるようにしようとしてるのがおもしろいよなー、ってことも考えてたんだ。書くの忘れた…」と思いました。こういうことがないように、書きたいことを思いついたときにはメモをとっ...... [続きを読む]

受信: 2006/02/06 0:49:27

コメント

茂木さんて弁護士を目指した時があったんですね。
一度、そのことについてお話が聞きたいなぁ、って思います(どこかで話したことがすでにおありなのかもしれないですけど)。
日経読みました。
この考えからすると、法律違反で無ければ何をやってもいいというのは、全くもってnonsenseなんですね。

投稿: 平成の芥川龍之介 | 2006/01/30 20:44:47

この記事へのコメントは終了しました。