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2006/01/09

不安

 新春の弛緩はやや遅れてやってきたようで、
一日中本を読んで過ごしてしまった。

 やらなくてはいけないことは沢山あるのだが、
次から次へと活字を追う。
 もっとも、半分は仕事絡みだから、本当に
休んでいるわけではないのだが。

 読んでいるうちに、次第に不安になってきた。
その不安の由来するところが自分には興味深かった
ので、記す。

 普段、ぎりぎりのスケジュールで仕事を
している時は、何かをやるにしても、資料を
読み込むにしても、自分の人生の軌跡との関連性が
高いものに向き合うことになる。
 その時には、列車が線路の上を走るような
もので、
 どっちにいったら良いかという
ような迷いは生じない。

 そのようなtightな運動性から離れて
濫読すると、普段自分が考えていなかった
世界で仕事をしている人たちの姿が
次第に見えてくる。
 必ずしも全面的に共感するわけでもなく、
隣の芝生が青く見えるわけでもないのだが、
 その人たちにとっては、まさにライフワークであり、
もっとも関心の高い問題群なのだということを
真摯に受け止めると、
 はてオレのはどうなのだろう、という
(おそらくは健全な)疑いがこみあげて
くることを抑えられない。

 私は感激屋だが、
その一方で案外慎重な方で、よほどの内的確信が
ないと新しいことを始めない。
 特に、時間を食う(コストがかかる)
ことについてはそうである。

 だから、一時的に「ちょっといいな」と
思っても、体がそっちに動くとは限らないのだが、
 実際に動いてしまって、全力疾走している
人たちのことを考えると、
 この世の多様さ、人生の分岐の複雑さに
思いを寄せざるを得ない。

 寒い中、しばらく外を歩き回ったら、
洞窟画が描きたくなった。

 以前読んだ本の中で、地質学的なevidenceに
基づくと、氷河期の訪れは急激で、
 数十年のうちに間氷期から移行してしまう
と知った(今このあたりについてのevidenceが
どうなっているかは知らないのだけども)。

 地球温暖化とか言っているけれども、
氷河期(氷期)の方は大丈夫なのか、と不安にならない
こともない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/氷河期

http://www.newscientist.com/article.ns?id=dn8398

1月 9, 2006 at 06:10 午前 |

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コメント

なんでもありで、複雑に枝分かれしている我等が住むこの世間。

茂木さんが、今回のエントリーで述べられているように、自己の知らない世界で仕事をしている人の姿を知り、その人達がライフワークとしてそれぞれ自分の仕事をしているのを見ると、さて、自身の人生の「立ち位置」はこれでいいのかな?という疑問が浮かんできて、ある種の不安にかられるのは、ある意味しょうがないのかもしれない。

感激屋とおっしゃる割りに案外慎重で余程の内的確信がないと新しいことを始めない、と茂木さんはエントリーの中で述べられていますが、それはあなたがキット人並はずれて(と思われますが)大変思慮ぶかい性質なのだからそれはそれで良いと思います。(エラそうなことを言って相すみません)

むしろ私は、茂木さんの思慮深さと、慎重さがうらやましい。

軽はずみな言動を起こして、世の顰蹙をかっている政治家や有名人など、多数の大人を見るたびに、事を慎重に注意深く始めることも重要なのかなと思います。

即断即決も大切ですが、茂木さんが持っておられるような思慮深さと慎重さも、世の中にはあってもいいと思います。いな、むしろ即断即決がもてはやされるいまの時代にあっては、茂木さんの慎重さは貴重ではないかと思われます。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/01/09 14:09:16

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