« 『プロセス・アイ』新聞広告 | トップページ |  ゆとり »

2006/01/29

脳の中の人生 倫理は他人のためならず

ヨミウリ・ウィークリー
2006年2月12日号
(2006年1月30日発売)
茂木健一郎  脳の中の人生 第88回
倫理は他人のためならず

一部引用

 ところが、ここに一つの問題がある。「ぎざぎざ」のパターンを構成する色素をつくること自体にはそれほどのコストはかからない。実際には弱い個体でも、「ぎざぎざ」を偽装しさえすれば優位に立つことができるとすれば、相手をだまして「勝ち」に走る個体が増える。その結果、「ぎざぎざ」という優位性を示すはずだったシグナルが、機能しなくなってしまう可能性があるのである。
 どうすれば、「見かけ」を「実質」と一致させることができるか? ハチたちは、偽装者が見破られた時は「罰」を加えることで秩序を保っていることがわかった。

全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

1月 29, 2006 at 05:46 午後 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 脳の中の人生 倫理は他人のためならず:

コメント

おお~。
(ヨミウリウィークリー・今週号を読ませていただきました)

自然界にも「偽装」を見破り、「罰」を与える仕組みがあったとは…!!

天然の世界はまことに奥深い。

我等万物の霊長たる人類も、エリを正さねば。

最近の、
「耐震強度偽装」「粉飾決算に資金洗浄」「勝手な不正改修」、と何かと“不正”ばやりの世の中に腹が立つやら呆れるやら!

そんなことばっかりやっている人間に、自然を破壊する「資格」も「権利」も、また征服するそれらもないのは理の当然だ。

さて(茂木さんは御覧になられたでしょうか?)
昨晩(1月30日)放映のNHK「クローズアップ現代」で、ここ数年の「ムシキング」ブームに「とりつかれた」マニア(あくまで一部らしい)が、各地の里山に侵入し、「材割り」といって、里山に生えているクヌギの大樹をナタのような刃物で割って、中にあるクワガタムシの幼虫やら蛹やらを捕獲して持って帰ったために、里山の生体ヴァランスが崩れているという報告が放映されていた。
さらに同番組では、外来種のクワガタムシが屋外に放され、日本在来種と交配して、雑種を生み出し、日本の生態系を危機に陥れているオソレがあることも伝えていた。

コントロールがきかなくなった人の欲望が、地球の生態系まで壊し、それが、いつかはその当人たちに「シッペ返し」として、痛いカタチで返ってくる。これは昔から指摘されてきたことなのに…!

昔から人と自然とが豊かに交わってきた里山を荒らしてまで、おのれのマニア欲を満たそうとする非道な「ムシキンガー」たちに自然からのシッペ返しが返ってくることは必至だ。

自然の「不幸な衰滅」の上に人間だけの「幸福な繁栄」など築けやしないことを、我々はそろそろ悟らなくてはならないのではないか。

投稿: 銀鏡反応 | 2006/01/31 19:01:40

コメントを書く